空と虹と恋と

 大好きな写真のこと、そしてゲームやコミックスの話から歴史&時事問題まで、思いつくまま雑多に語ってみたいと思っております。さらに筆者の度重なるイタい失恋話についても、どうぞ憫笑しつつお読み下さいまし。

雲越しの太陽

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 カメラの受光素子の為には良くないのでしょうが、私は太陽を写真に撮るのが何故か好きです。
 と言っても、直接に撮るのではなく、雲をベールのように使って透過光として撮る場合が殆どですが。
 それにしても、今のデジカメのレンズと受光素子は、強い逆光にも本当に強いです。

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空と雲

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 空の青さと雲の白さが目に沁みました。

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雲と太陽

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 空の高い所に、魚の鱗のような雲が広がっていました。



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やはり美味しい、いちばん桜

 この春も出ました、オリオンビールの“いちばん桜”。
 オリオンビールの製品は、普通は沖縄で売られている。しかし毎春、アサヒビールがこのいちばん桜を季節限定で売り出している。

オリオンいちばん桜2017年P1110309

 日本の大手メーカーのビール類は、麦芽の他にたいてい糖質副原料(米やコーンやスターチなど)が使われている。
 そうしたビール類は、よく言えば軽く喉越しが良く感じるが、はっきり言えばコクも香りも薄い、飲みごたえの無いものになりがちだ。
 しかしこのオリオンいちばん桜は、副原料を使わず麦芽とホップだけで造った、「贅沢なコクと香り」を謳った麦芽100%のビールである。

 プルタブを開けると、フルーティーで華やかな香りが広がる。
 グラスに注いで味わってみると、スッキリしていて飲みやすく、嫌味が全く無い。そして軽やかな味でありながら、コクはしっかりとある。
 ホップの苦味も軽やかで、「ビールは苦いから好きじゃない」と言う方にも美味しく飲んでもらえると思う。
 そして最初に感じた適度な苦味は、次第にフルーティーな甘さに変わってくる。
 ビールと言うと「苦い」というイメージがあるが、このいちばん桜には、苦さの他に僅かだが甘みが確かにある。
 嫌み無く本当にスッキリしている上に、麦の旨さと甘さを感じられる良いビールだ。
 後味もとても良く、アロマホップを使用しているというだけあって、飲んだ後にホップの良い香りが口の中に残る。

 ビールは、暑い国とそうでない国とで味わいがかなり違う。
 暑い国のビールは、暑さをしのぎ喉の渇きを癒す為に飲むものになりがちで、だからどうしても喉越しでゴクゴク飲みやすい軽いビールが多くなる。
 一方、ドイツやベルギーやイギリスなどの、夏でもそう暑くない国ではビールをゴクゴク一気飲みする必要もないので、ゆっくり味わって飲むのに向いた、コクのある香り高いビールが好まれる。

 で、暑い国でゴクゴク飲んで「美味しい!」と思ったビールを日本の暑くない時期に飲むと、現地で飲んだ印象と違って「何でこんなモノを美味しいと思ったのだろう?」と不思議に思う事がある。
 一方、暑くない欧州のビールは、味わってゆっくり飲む人には良いが、喉越しでゴクゴク飲む人には旨味もよくわからず、ただ重いビールに思えてしまうようだ。

 つまり喉越しで「ゴクゴク、プハーッ」と一気に飲む人には、スーパードライのようなコクも味も香りも薄い糖質副原料入りのビールが向いていて、ゆっくりじっくり味わって飲みたい人には麦芽と良いホップで造った欧州系のビールが向いているということだろう。

 実は筆者はスーパードライのような糖質副原料入りのビールは好きでなく、ビールもゆっくり味わって飲まなければ勿体ないと思ってしまう種類の人間だ。
 香り高くコクのあり味わい深いビールを、筆者は好む。

 で、ビールは喉越しで飲むのに向いたものはコクも香りももの足りず、コクがあり香り高いものは、喉越しで飲む人はただ重く感じてしまう傾向にあるが。
 しかしこのオリオンビールのいちばん桜は、軽やかで一気に飲んでも美味しく、ゆっくり味わって飲めばコクと香りを楽しめる。
 喉越し派の人にも、ゆっくりじっくり飲む人にも向いた、とても良いビールだと筆者は思っている。

 アサヒビールは、このいちばん桜を季節限定で販売している他に、オリオンビールも通年販売している。
 正直に言うが、副原料入りの通常のオリオンビールは筆者はあまり好きではない。いちばん桜のようなコクも香りも無く、ただスッキリ飲める喉越し派だけの為のビールという印象だ。
 もしもオリオンビールを本土で通年売るのならば、副原料入りの通常のオリオンでなく、いちばん桜の方にするべきだと心から思う。
 通常のオリオンより、麦芽100%のいちばん桜の方が間違いなく美味しい。

 筆者は毎年、春にこのいちばん桜を飲むのを楽しみにしている。
 今年のいちばん桜も、期待通りに美味かった。
 この美味しいビールを春だけでなくいつも売ってくれるよう、アサヒビールに望みたい。

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煙草の害に知らぬ顔の、喫煙大好き自民党

 望まない飲酒を相手に強要する行為は、アルハラと言われる。
 ならば喫煙者が自分の煙草の煙を、周囲の煙草を吸わぬ者に受動喫煙させる行為もまた、ニコチン・ハラスメントと呼んでしかるべきであろう。

 煙草は法律で禁じられている物ではないし、喫煙の自由は誰にもある。
 しかし「自分の煙草の煙を周囲の者にも吸わせる権利」は、どこの誰にも無い筈だ。
 だから煙草を吸わぬ者が受動喫煙させられぬよう政府が責任をもって対策を講じるのが、世界の潮流なのだ。

 2020年に、日本で東京オリンピックが開催される。
 そして2004年以降のオリンピック開催都市では、すべて罰則付きの受動喫煙防止策を導入している
 それで厚生労働省は、当初は他のオリンピック開催都市と同様に、飲食店をすべて原則禁煙とする方針だった。
 だが飲食業界などの反発で、小規模なバーやスナックは例外として喫煙を認めることにした。
 この例外付きの受動喫煙対策は、世界保健機関(WHO)ランクでも、4段階のうち上から3番目の水準である。
 ちなみにWHOの調査では、世界の188カ国のうち49カ国が、飲食店やバーも含めて屋内全面禁煙としている。
 だから日本の厚労省の受動喫煙防止策は、オリンピック開催国としては「ユルユル」の最低ランクなのだ。

 しかしそれでも自民党は、この厚労省のユルユルで最低ランクの受動喫煙防止策を「厳しすぎる」と言い、認めない方針を固めた
 自民党は「飲食店が廃業に追い込まれかねない」と言い、飲食業者も禁煙にしたら「店が潰れる」と言っている。

 果たしてそれは、本当だろうか。
 ある飲食業者は、「店に来るお客の半分は煙草を吸う」と言い、だから禁煙にしたら店が潰れると言う。
 しかし日本の2016年の喫煙率は、煙草を販売している側のJTの調査でも19.3%に過ぎない
 と言うことは、もし「店に来るお客の半分は煙草を吸う」というのが真実だとしたら、飲食店に行くのは全体の約4割で、過半数の日本人は日常的に飲食店を利用していないという事になる

 日本の飲食業者は、「お酒を飲む人≒喫煙者」と思い込んでいるのではないか。そして「煙草を吸わない人は、お酒も飲まない」とも。
 だから受動喫煙させられるお客の迷惑など、どうでも良いと思っているのだろうが。
 しかしもし「お酒を飲む人≒喫煙者」だとすると、お酒を飲む日本人は2割しかいない事になる。
 お酒を飲む人がそれほど少数派になっているなら、飲み会など無くなってしかるべきではないか。
 しかし現実には、職場や仲間内での飲み会は今も頻繁に行われている。

 筆者の親しい友人は、中学時代の同級生達と度々同窓会を開いている。
 その友人の中学時代のクラスは非常に仲が良く、卒業してかなりの年月が経った今でも、正月やお盆で皆が帰省する度に、20人前後の同級生達が集まっては酒を飲んでいる。
 しかし喫煙者は、そのうちの2人だけだ。
 で、その2人が古い仲間で良い奴だから、他の18人が受動喫煙を我慢しているのだ。
 飲食業者は「禁煙にしたら、店が潰れる」と言うが、実態はこんなものだ。見ず知らずの他人の煙草の煙には嫌な顔をできるが、友人や上司の煙草には遠慮があって、なかなか嫌と言えずに仕方なく受動喫煙を我慢しているのだ。

 厚労省が最初に示した原則禁煙の案に対して、飲食業者は「店が潰れる、弱いものいじめだ」と猛反発した。
 その飲食業者に聞きたい。
 本当にいじめられている弱いものとは、誰か。
 断言するが、飲食店で煙草の煙にさらされ、受動喫煙させられている非喫煙者達だ。

 と言うと、煙草を吸う者らは「嫌なら、喫煙可の店に来なければいい」と言う。
 しかし世の中には、付き合いというものがある。仕事関係の飲み会で、喫煙者の上司や取引相手に「煙草は吸わないで下さい」などと言えるわけもなく、泣く泣く受動喫煙を我慢している者こそが、いじめられている弱いものなのだ。
 喫煙者の率が2割を切っているこの日本で、何故8割もの煙草を吸わない者たちが受動喫煙の被害を受忍しなければならないのか、筆者には全く理解できない。
 受動喫煙の害が明らかになっている現在、飲食店を含む公共の場所がすべて禁煙であれば、喫煙者の上司や取引相手に受動喫煙で苦しめられる事も無くなるのにと、心から思う。

 それでも飲食業者は、「店に来るお客の半分は煙草を吸う」と言う。
 それを逆に言えば、「店に来るお客の残り半分は煙草を吸わず、受動喫煙を我慢している」ということになる。
 そしてその背後には、受動喫煙が嫌で飲食店に行かない人が大勢いるのだ。
 筆者自身も、禁煙でなく分煙すらされていない、受動喫煙を強いられる飲食店には、仕事の関係でやむを得ない場合以外は極力行かないようにしている。

「自分は煙草を吸わないが、他人の煙草の煙は嫌ではないし、受動喫煙も気にならない」と言う人を、筆者はただの1人も知らない。
 筆者も含めて、煙草を吸わない者は他人の煙草の煙が大嫌いだ。自分が吸わない煙草の、ただ不快なだけでなく有害な煙をなぜ吸わされなければならないのか、全く理解できない。
 受動喫煙を強いられるのは、一種の暴力である。
 そう思うのだが、義理や上下関係などの問題で、煙草を吸わない者は受動喫煙を我慢して同席しているだけなのである。
 それが飲食店にいる、煙草を吸わない約半数の者たちなのだ。

 喫煙者が日本人の約2割で、飲食業者の言う「店に来るお客の半分は煙草を吸う」というのが事実だとすると、煙草は吸わないが飲食店に行く者があと2割で併せて4割になる。
 つまり飲食店に行かない、言い換えれば新たなお客になる可能性のある日本人が6割もいるという事である。
 店を禁煙にすれば、ヘビースモーカーの客は去るかも知れない。
 しかし店の料理や酒に魅力があれば、煙草を吸わない者が新たな客として来る可能性もある筈だ。

 何しろ喫煙者は日本人の2割に満たないのだから、残る8割の非喫煙者をお客にした方が、ずっと利口ではないか。
 その現実を飲食業者はなぜ理解出来ないのか、筆者は不思議である。
 全面禁煙にした海外の例でも、店を禁煙にしてもお客が減るどころか、新たなお客が来て収益が減っていないという調査結果もある。

 今、日本の飲食店では喫煙者が好き放題に煙草を吸っていて、煙草を吸わない者が受動喫煙を我慢させられているのが現状である。
 これは世界の潮流や、2020年のオリンピック開催を考えれば全く異常な事である。
 煙草を吸わない者に受動喫煙を我慢させる日本でなく、煙草を吸う者が周囲の皆に受動喫煙をさせぬよう配慮する日本であるべきだ。
 煙草を吸わぬ者も同席するほんの2~3時間程度の飲食の間でさえ、煙草を吸わずにいられない。受動喫煙の害が知られ、周囲の者に迷惑をかけ健康被害を及ぼしても煙草を吸わずにいられない。ニコチン中毒とは、本当に恐ろしいものである。
 しかし自民党は煙草を吸わぬ者を受動喫煙から守る気などさらさら無く、ただでさえユルい厚労省の受動喫煙対策をさらに骨抜きにしようとしている
 世間での支持率は高いが、こんな政党に一票を入れられないと、心から思う。

 受動喫煙と言えば、癌の大きな原因の一つに喫煙があり、煙草から流れ出て受動喫煙させられる副流煙には、喫煙者が吸う煙より強い毒性がある事が、医学的にも証明されている。
 で、厚労省は「がん対策推進協議会」に、今年度から6年間の次期がん対策推進基本計画の素案を示した。
 その中の煙草対策で、受動喫煙の機会について「家庭では3%、飲食店では15%」にすることを目標としており、がん対策推進協議会の委員から「受動喫煙の割合はゼロにすべきだ」と不満が噴出しているという。
 当然のことである。
 受動喫煙の“目標”が「家庭で3%、飲食店で15%」という事は、「家では3%、飲食店では15%の非喫煙者が受動喫煙にさらされても構わないし、健康に問題もない」という話になるではないか。
 受動喫煙させられる機会は、目標はあくまでも0%にすべきだ。

 こんなユルユルで大甘な厚労省の受動喫煙の規制ですら「厳しい」と言う自民党政権のもとでは、日本は今後も煙草吸い放題の喫煙天国であり続け、筆者を含む非喫煙者はずっと受動喫煙にさらされ続けることになるだろう。

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