空と虹と恋と

 大好きな写真のこと、そしてゲームやコミックスの話から歴史&時事問題まで、思いつくまま雑多に語ってみたいと思っております。さらに筆者の度重なるイタい失恋話についても、どうぞ憫笑しつつお読み下さいまし。

蓮華

fx30-090328-051.jpg

 蓮華の花です。
 この淡い紫色が、何とも言えず好きです。

PageTop

菜の花

fx30-090328-050.jpg

 今日は敬老の日です。
 以前は、敬老の日は9月15日だったのですが、連休にする為に毎年変動するようになってしまいました。
 連休になるのはありがたい事でしょうが、祝日が毎年変わるのは、祝祭日は一定の日だった頃を知っている者には、何か今一つ馴染みにくい部分があります。

PageTop

スーパードライを飲んで考えた

 アサヒスーパードライを、筆者はずっと「不味いビールの代表格だ」と思ってきたし、このブログでも嫌いだと何度も書いてきた。
 しかし日本人のビール好きには、そのスーパードライを好む人がとても多い。
 日本人だけではない。2015年のブリュッセルビアチャレンジでも、スーパードライは金賞を獲得している。
 つまりスーパードライは、日本だけでなく世界でも評価されているという事だ。

スーパードライP1100332

スーパードライP1100337

 で、筆者は頭を抱え込んでしまった。
 スーパードライを不味いと思う、筆者の味覚が狂っているのだろうか……と。

 それで思い切って、不味い不味いと思って避けてきたスーパードライをもう一度買い、本当に不味いのかどうか改めて試してみることにした。
 そしてその際には、家の冷蔵庫で最も冷えやすい場所に置いてよく冷やし、意識して喉越しでゴクゴク飲んでみた。

 よく冷やして喉越しで……って、日本のビール好きには「何を当たり前の事を言うのだ」と呆れられるだろうが。
 筆者は酒は何でもゆっくり、じっくり味わいたい人間で、ゴクゴク一気に飲むのは好まないのだ。
 だからビールも、エールビールやスタウトビールを11~13℃程度に、日本のビール好きにはややぬるく感じるくらいに冷やして、味と香りを楽しみながらゆっくり飲むのを愛している。
 だがスーパードライを好む人達は、ビールはキンキンに冷やして喉越しで飲むものだと堅く信じているように見える。
 で、筆者は思ったのだ。「スーパードライを、キンキンに冷やして喉越しで飲んでやろうじゃないか」と。

 そのよく冷やしたスーパードライのプルタブを開けると、香りは弱い。しかし香りそのものは爽やかで、存外に悪くない。
 開けたスーパードライをグラスに注ぎ、泡がフタ状になっているうちに、喉の奥に流し込むようにして出来るだけ一気に飲んでみる。
 正直に言って、意外なくらいに美味かった。
 爽やかで軽やかで、苦味も程良く心地良い。「ビールは苦いから」と敬遠している人でも、充分飲めるのではないかと思った。
 名前はスーパードライで、缶の上部にも“KARAKUTI”と書いてあるが、確かに甘味は無いものの、筆者は別に辛いとは感じなかった。

 が、一気に飲み切れずにグラスに残したものを、少しぬるくなってから少しずつ飲むと、一転して不味くなる。よく冷えていた時の爽やかさが嘘のように消え、代わりに金属的な味と酸味が出てきて、どうにも美味しくないものになってしまう。
 そしてこのぬるくなり泡のフタが消えたものを喉越しで一気に飲んでもやはり不味くて、嫌な味だけが口の中に残る。

 思うにこのスーパードライは、キンキンに冷やし泡がフタ状になっているうちに喉越しで一気に飲むよう特化したビールなのではないだろうか。
 日本などのように蒸し暑い国で、暑い時期に、その条件で飲むととても美味い。
 しかしキンキンに冷えているうちに喉越しで一気に飲まず、少しでもぬるくしてしまったり、舌でゆっくり味わって飲もうとしたりすると、途端に不味くなる。

 それがスーパードライが一部のビール好きに、「一杯目には美味いのだが、二杯、三杯と飲み進めて行くうちに不味くなる」と言われる所以だ。
 暑い時に、或いは喉の渇いている時に、よく冷やして喉越しで飲むととても美味い。
 しかし暑さが引き喉の渇きも癒え、お腹もビールと食事で満ちてから、ゆっくり、じっくり飲むと妙に不味くなる。
 スーパードライとは、そういうビールだ。

 日本のビール好きには、「キンキンに冷やして、ゴクゴク、プハーッ!」というのがビールの味わい方だと信じている人が多いから、特に取り立てて飲み方についての注意書きは必要ないのかも知れないが。
 しかし暑さが引き喉の渇きも癒え、喉越しで一気に飲めなくなると味が落ちるビールだという事も、一応知っておいた方が良いのではないだろうか。

 逆に、エールビールやスタウトビールなどは、キンキンに冷やして喉越しで一気に飲んでしまうと、その美味さがわかりにくい。11~13℃くらいのひんやりとする程度で、ゆっくり、じっくり味と香りを楽しんで飲むべきビールなのだ。
 だからまず一杯目にはよく冷やしたスーパードライを喉越しで飲み、暑さが引き喉の渇きが癒えたらザ・プレミアム・モルツ・香るエールよなよなエール、或いはギネス・エクストラスタウトなどを、ゆっくり、じっくり飲むようにすれば、ビールをもっと深く楽しめるのではないだろうか。

 それにしても、キンキンに冷やして喉越しで飲んでこそ美味しいビールもあれば、冷やし過ぎずにゆっくりじっくり飲んで美味しいビールもあるのだから、ビールの世界もなかなか奥深い。
 で、筆者が不満なのは、その最も美味しく味わえる飲み方を書いてあるビールが少ない事だ。

 例えば近年の日本酒などは、冷やと常温とぬる燗と熱燗とどれが良いか、飲み方をラベルに書いてあったりする。
 しかしよなよなエールなど一部のものを別として、ビールにはよく冷やして喉越しで飲むべきか、程々に冷やして味と香りをゆっくり楽しんで飲むべきかを書いてあるものがとても少ない。
 そして日本人は「ビールはキンキンに冷やして、喉越しでゴクゴク、プハーッとやるもの」と信じている人が大多数だから、あまり冷やしすぎずにじっくり味わって飲むべきエールビールやスタウトビールまで、キンキンに冷やして喉越しで飲んでしまう。
 逆に少数だが筆者のように酒をゴクゴク飲むのが苦手な者は、スーパードライを少しずつゆっくり飲んだあげくにぬるくして、「何と不味いビールだろう」と誤解してしまったりもする。

 ワインなどは、赤と白とで合わせる料理だけでなく冷やす温度まで変えるのが常識になっているが。
 しかしビールとなると、何故かふさわしい温度や美味しい飲み方を教えられる事が無く、何でも一緒くたにされているように感じる。
 ビールにもそれぞれ飲むのに適した温度や味わい方がある事を消費者に周知させるのもメーカーの義務と思うが、どうだろうか。

 ところで、大嫌いだったスーパードライも「キンキンに冷やして、喉越しで一気に飲めば美味い」という事を、ようやく知った筆者だが。
 どうせ喉越しで一気に飲んでしまうなら、新ジャンル酒でも良いのではないかという疑問が、スーパードライを飲んでふと湧いた。
 スーパードライは350ml入りの缶で二百円前後するが、新ジャンル酒なら百円くらいで買える。
 この差は、かなり大きい。

 で、新ジャンル酒の中で個人的に筆者が一番良く出来ていると思うサッポロの麦とホップと飲み比べてみた。
 うむ、やはりビールはビールで、新ジャンル酒は新ジャンル酒だった。
 スッキリしていて飲みやすい所は同じなのだが、泡の質や喉越しなど、細かい点がかなり違う。そして新ジャンル酒には、加えられているスピリッツによる何とも言えないアルコールの刺激がある。
 スーパードライと新ジャンル酒を比較するのは、スーパードライに失礼だった。

 それにしても、日本のビールは高すぎる。
 新ジャン酒が百円くらいで買えるのに、スーパードライを含めて日本ではビールが350mlで二百円前後かそれ以上する。
 実はこれは、ビールそのものではなく税が高いのだ。
 一缶あたり、発泡酒は47円で新ジャンル酒は28円なのに、ビールには77円もの税金がかけられているのだ。

 ビールに対する日本の課税は、アルコール度数を考えると異様に高い。
 1キロリットル当たりで、ワイン等の果実酒は80000円、日本酒は120000円、焼酎(25度)は250000円でウイスキー・ブランデー・スピリッツ(40度)は400000円となっている。
 それに対しビールは、222000円も課税されているのである。
 アルコール度数僅か5%前後のビールの税が、ワインや日本酒の倍近くかそれ以上で、焼酎とも大して変わらず、ウイスキーの半分以上もかけられているのだ。

 もし酒に課税するのなら、税額もアルコール度数に比例させるのがフェアではないだろうか。何故なら、度数の強いお酒は少量で酔えるのだから。
 しかし日本の酒税は、ビールが突出して高い。
 それはまさに、「取りやすい所から取る」という、日本の財務省のあくどい体質の象徴だろう。
 日本では宴会と言えば「まずはビール」というケースが多いから、それを狙ったのだろう。

 だからその不当に高いビールの税金を逃れる為に、発泡酒や新ジャンル酒といった“まがいものビール”が売られるようになった。
 値段を考えれば、新ジャンル酒もよく努力してビールに似た味を作り出しているとは思う。
 しかしそれでも、飲み比べてみれば新ジャンル酒は本物のビールに全くかなわない。
 そして日本の酒税がビールに対して公平公正であったなら、発泡酒や新ジャンル酒などは売られる事が無く、皆が安い値段で本物のビールを飲むことができていただろうと思うと、本物のビールを庶民の手から遠くした財務省が憎くてならない。

 財務省と言えば、ビールメーカーが新ジャンル酒を売り、消費者がそれを買うのを税逃れと見たようで、5~7年のうちにビールと発泡酒と新ジャンル酒の税を、一缶55円に統一しようと考えているらしい。
 それが実行されれば本物のビールは20円ほど安くなるが、発泡酒と新ジャンル酒は逆に高くなる。
 なるほど、「取る税の総額は下げずに、高い方に合わせる」というわけですな。

 筆者はビールも好きだが、それ以上に純米吟醸系の日本酒が好きで、最も好きなのはウイスキーだ。
 その筆者でも、今の日本の酒税はおかしいし、ビールに対する税が不当に高すぎると思っている。
 酒税を取るなら、皆が飲んでいる「取りやすいものから」ではなく、アルコール度数に応じて取るのが公平というものだろう。
 ドイツなどでは、ビールが一杯百円かそれ以下くらいで飲めるという。
 日本でも不公平な今の酒税を改めて、皆が美味しいビールを安く飲めるようにすべきではないかと考える。

PageTop

結婚は若さと勢いで!

 筆者は別に独身主義者というわけではないが。
 出逢いと別れを幾たびも繰り返し、どうやら独身のまま生涯を終えそうな予感がしている。

 恥ずかしい話だが、若い頃の筆者は本当に女性を見る目がなかった。
 事実、親しかった女友達にも、「キミって、ホントに顔が綺麗で性格の悪い女の人が好きだねぇ」と呆れられた程である。

 いや、別に好き好んで性格の悪い女性ばかり選んだつもりはないし、「顔さえ良ければ、性格などどうでもイイ」などと思ったつもりもない。
 ただ若い頃の筆者が惹かれてしまう女性は、同性から見れば「あの子、顔は可愛いけど性格悪いよね」という種類の子ばかりだったようだ。
 若いうちはどうしても容姿に目を眩まされてしまい、顔が綺麗だと性格まで良いように思えてしまうから困ったものである。

 今の筆者はそんな事はない。
 容姿は劣化するものだという現実を、自分や自分と同年代の人たちを見て、身に染みて理解できるようになったから。

 断言するが、容姿は間違いなく劣化する
 しかも元が綺麗であればあったほど、その劣化の具合が目立つケースが多いようだ。
 それに対し、性格はまず劣化しない
「前は優しく女らしかったのに、結婚したら我が儘でだらしなくなった」という場合は、性格が劣化したのではなく、ただ結婚前に猫をかぶっていたというだけの話だ。
 そして家事能力に至っては、向上する事はあっても劣化する事は無い。

 とは言え、結婚すれば毎日顔をつき合わせていなければならないわけだから、容姿が「生理的にダメ」という相手と無理に結婚する事も無い。
 まず大切なのは相手の人間性で、そして家事が苦手でなければラッキーで、容姿は「どうしてもムリ」というタイプでさえなければ充分だ。

 綺麗な女性は、実は今でも好きだ。
 しかし「見ていて楽しい観賞用の女性と、実際にお付き合いすべき女性は違う」という現実も、今の筆者はよくわきまえている。
 そしてその種の目に優しい綺麗な女性は、テレビ等で眺めて「いいなあ、可愛いなあ」と思っていれば充分である。

 しかし悲しい事に、容姿に惑わされず本当に好ましい異性が誰であるか見分けられるようになった頃には、当人は既に適齢期を過ぎ、異性からは恋愛や結婚の対象と見られなくなっているのが現実である。
 で、筆者は適齢期には間違った好ましくない異性とばかりお付き合いしていて、その恋愛は幸か不幸か結婚には至らず、相手の人柄をしっかり見抜けるようになった今もまだ独身でいる次第だ。

 その筆者は、「結婚とは賭けではないか」と思っている。
 適齢期の若いうちは、男女ともどうしても相手の容姿に目を奪われがちだ。
 中には「いや、自分はちゃんと性格で選んでいる」と言う方もいるだろうが。
 若いうちの人を見る目など、なかなかあてにならないのが現実だ。
 何しろ人には外での顔と内での顔があって、特に好かれたい相手の前では無理をしてでも良い人を演じるものだ。

 実は筆者の姉も、容姿は良くないが姉を好いてくれて、優しくよく尽くしてくれる人を「良い人」と信じて結婚した。
 しかしその相手は、結婚すると本性を出すようになり、卑屈で嫌味っぽく女々しい性格である事がわかった今、姉は度々「結婚するんじゃなかった」と言い、離婚を考える事も少なくないらしい。

 よく「美人は性格が悪い」と言う人がいるが、それは違う。
 美人でしかも性格の良い人もいれば、ブスでさらに性格も悪い人もいる。
 それが現実だ。
 もちろん性格の悪い美人も人柄の良いブスもいるし、容姿と性格は全く関係が無いのだ。
 だから見た目で惚れて勢いで結婚してしまっても、相手がたまたま容姿に加えて性格も良ければ、そのまま幸せな結婚生活を送る事が出来る。
 そして筆者の姉のように、容姿に目をつぶって人柄で選んで結婚したつもりでいながら、「こんな人とは思わなかった」と後悔し続けている人もいる。
 だから本当に人を見る目がまだ育って無い若いうちの結婚とは、運任せの博打のようなものだと思っている。
 そして若さに任せて勢いでしてしまわなければ、結婚などなかなか出来ないものだと筆者は思う。

ひとりで生きるモン・EPSON002
 引用したのは、西炯子さんの『ひとりで生きるモン!』の5巻だが。
 本当にその通りだと、筆者は心から共感してしまった。

 冷静に考えてみると、結婚はなかなか面倒だ。
 結婚式そのものも男にとっては面倒なものでしかないが、結婚したら配偶者の親兄弟とも親戚付き合いをしなければならないし、家事を分担したり子供を育てたりと、大変な事ばかりである。

 筆者は大学生時代に一人暮らしを経験していて、家事なら一通り出来る。
 実は筆者の母は家事があまり得意ではなく、だから実家に戻っても料理等の家事はかなり自分でやっていた。
 そのせいか、これまでお付き合いしてきた女性たちより、筆者の方が家事が出来る事が多かった。
 だから結婚するとなると、「男女平等」、そして「家事は出来る人がやれば良い」という名目で、多くの家事が筆者に押しつけられるであろう事が目に見えていた。
 それを思うと、結婚生活に夢と希望を持つ事が出来なかった。

ひとりで生きるモン・EPSON001
 これも西炯子さんの『ひとりで生きるモン!』だが、この気持ちは筆者にもよくわかってしまう。

 そして筆者には、やりたい趣味があった。
 筆者は賭事はしないし、風俗遊びなど一度もした事も無いし、大酒も飲まない。ブランドものにも興味が無いし、車も古いやつに長く乗り続けている。
 しかし他の事には構わない代わりに、写真と書籍にはかなりのお金を遣う。
 写真を撮ることと、一人でゆっくり本を読むことを筆者は無上の楽しみとしている。そしてその一人でいる時間を邪魔されたり、写真や本にかけるお金を無駄と言われるのは耐えられないほど嫌だ。
 稼いだ金のごく一部を“お小遣い”として与えられ、その使い道すら無駄だの何だのと文句を言われ、一人になる時間も与えてもらえない生活など、筆者にとっては苦行でしかない。

 以前、ある二人組のアイドル(女性)に、雑誌の記者がこんな質問をした。
「もし誰もいない無人島に、嫌いな男と二人で島流しになってしまったらどうする?」
 すると一人はこう答えた。
「寂しいから一緒にいる」
 それを聞いたもう一人が、呆れたようにこう言った。
「えーっ、嫌いな男なんだよ!? あたしなら島の反対側に逃げるわ」

 その二人組のアイドルではないが、人には二通りあると思う。
 一人でいると、寂しくてたまらない人と。
 そして逆に、一人になる時間を持てないと息が詰まってしまう人と。
 無論、筆者は後者の方である。

ひとりで生きるモン・EPSON003
 これもまた西炯子さんの『ひとりで生きるモン!』からの引用だが、筆者にはこの「わかり合えない他者を無条件に受け入れる」覚悟が、まだ出来ないでいる。

 若い頃の筆者にも、好きで好きでたまらない人がいた。
 しかし結婚について冷静に考えると、どうしても二の足を踏んでしまいがちになるのが常だった。
 彼女の親兄弟と、親戚付き合いをうまくやっていけるのか?
 子供を生み育てるだけの充分な金があるか?
 仕事と家事と子育てに追われ、趣味にかける金と時間も無く一人にもなれない暮らしに、果たして自分が耐えられるのか?
 それらを考えると、「付き合うのは楽しいけれど、まあ結婚は急ぐこともないか」と思ってしまいがちだった。
 そして筆者がもたもたしているうちに、筆者と付き合っていた女性達は筆者に見切りをつけ、さっさと他の男と結婚してゆくのが常だった。

 だから断言するが、結婚については冷静に考え過ぎると駄目だ。
 華やかな結婚式とその直後の甘い生活でなく、生活費の問題や家事の分担、それに子供が産まれた後の事などを考えると、結婚に夢や希望をあまり持てなくなってしまう。
 特に筆者のようにある程度家事が出来て一人でいるのを苦にせず(むしろ一人になる時間が持てないと苦痛)、自分の趣味もあるという人間は、結婚生活にメリットを感じにくいのだ。
 だから好きで好きでたまらない相手が出来たら、その勢いに任せてしてしまわないと、結婚などなかなか出来るものではない。
 よく考えないで結婚すると、確かに痛い目に遭う事もあるが。
 しかし「いろいろ考え過ぎると出来なくなる」というのもまた、筆者が身をもって体験した結婚の現実だ。

 しかも出逢いなど、その気になれば幾らでもあるものだ。
 好きだった女性にいつの間にか二股をかけられて、その相手とさっさと結婚されてしまうという痛い目に遭い、「女なんか信じられない、もう二度と恋などするもんか!」とか思ったりもした筆者だが。
 ……痛い失恋をしても、また数ヶ月後には別の誰かを好きになっているものなのだ、現実の人間とは。
 で、出逢っては別れてを繰り返すうちに、次第にこう思うようになってくるのだ。
「たった一人の運命の相手などいるものか、恋人など探せばまた見つかるさ」

 そしてそうなると、お付き合いしている相手に対するこだわりもより減ってくる。
 好きな相手にふられれば、それはもちろん辛いけれど執着はしない。
 スッパリ諦めて、「仕方ない、また別の相手を探そうか」と思う。
 そして新しい恋人も、若いうちならやがて見つかってしまうものなのだ。人並みの顔をしていて、マメにアプローチさえしていれば。

 ただ一人の運命の人など存在しないし、恋人は努力すればすぐ見つかる。
 そんな姿勢で恋愛していると、相手に対する執着が薄くなる一方だから、「いろいろな困難を乗り越えてでも、是非この人と結婚したい!」って意志がますます薄れてしまうのだ。
 で、結婚には至ることなく、付き合った(そしてフラれた)相手の数だけだけ増えて行ったというのが、筆者の人生だ。
 そして適齢期をとうに過ぎてしまった今もまだ、独身のままでいる。

 その筆者から、結婚しようかどうか迷っている人たちに是非言いたい事がある。
 いろいろ考えるな!
 結婚したければ、若さと勢いに任せてしてしまうのが一番だ。

 結婚は、その先に待っている面倒(子育ての手間とか、家計の問題とか、家事の分担とか、相手の親兄弟が苦手だとか、自分の自由になるお金や時間が無くなるとか)を考えれば考えるほど、したくない気持ちが強くなるものなのだ。
 そして「今の恋人と別れても、次の出逢いはきっとある」という現実に気付いてしまうと、今の恋人に対する執着が無くなって、恋ばかり多くて結婚に至らない残念な人になりかねない。

 と言っても、二十歳前後での早婚や出来婚を勧めるつもりは全く無いのだけれど。
 ただ、「本当に結婚したければ、まだ若いうちに、勢いに任せて」というのは、まだ結婚出来ずにいる筆者が自分の体験から言える現実なのだ。
 結婚できないうちに年を取れば取るほど、変に目が肥えてしまい、自分はオッサン(オバサン)なのに相手に対する要求レベルばかり上がり過ぎてしまうものだから、本当に怖いよ。

PageTop

空と雲

fx30-090326-046.jpg

 散歩に出た時、ちょっと綺麗な空と雲を見ました。
 画面下に少しだけ見える緑色の部分は田んぼです。
 少し町はずれに出れば家と田んぼが両方あるような、そんな所に住んでいます。

PageTop

兄弟猫?

fx30-090326-044.jpg

 裏路地に、こんなそっくりさんの自由猫が二匹、寄り添っていました。

PageTop

庭の片隅に…

fx30-090321-042.jpg

 飼い猫が食事療法が必要で、定期的にかかりつけの動物病院に通っているのですが。
 その庭の隅に、こんな花が咲いていました。

PageTop

紅梅

fx30-090315-039.jpg

 今は日本の花と言えばまず桜ですが、古代には花と言えば梅だったそうです。

PageTop

季節感がめちゃくちゃですが…

fx30-090314-036.jpg

 季節外れの写真でスミマセン。
 撮ってすぐアップするのではなく、撮り溜めておいた写真を順にアップしているので、こんな事になってしまうのです。
 モクレンの花です。

PageTop

ウイスキーを、貴方はどう飲みますか?

 ウイスキーの飲み方と言うと、今の日本ではまずハイボールや水割り、それにオンザロックが主流だ。そしてストレートやトワイスアップやミストスタイルなどもある。
 それらの優劣について語ると、間違いなく「飲み方など、その人の自由だ!」とお叱りを受ける。

 確かにその通りである。
 十数年熟成させた高価なシングルモルトをハイボールにしてゴクゴク飲もうが、千円前後の安価なブレンデッド・ウイスキーをストレートでチビチビ飲もうが、それはそのウイスキーを買った者の自由である。
 その事もふまえた上で、筆者個人の好みと飲み方について少し語りたい。

 筆者自身は、ウイスキーはストレートかトワイスアップで飲む事が殆どだ。
 そう書いたところ、「トワイスアップはウイスキーの味を壊して不味くするだけの飲み方だ」というご指摘をいただいた。
 確かに正論である。
 そもそもウイスキーは度数60%前後に蒸留したものを、加水して40~46%程度にして出荷されている。
 と言う事は、その瓶詰めにされた状態が完成品と考えるべきで、ストレートでそのまま飲むのが理想なのだろう。

 実際、筆者の好きなタリスカー10年は度数46%で、味わいもスパイシーと言われるが、ストレートで飲んで「美味しい!」と感じる。アルコールの刺激が変にツンツン来たりせず、よく熟成されていて意外なくらいまろやかだ。
 タリスカーだけでなく、10年以上熟成した良いウイスキーは大抵ストレートで美味しく飲める。

 が、お手頃価格で買えるウイスキーとなると、なかなかそうはいかない。
 香りを嗅いでもまずアルコールの強い刺激がツンと鼻を刺すし、口に含めばそのアルコールの刺激が今度は舌と口の中をビリビリ痺れさせる。
 リーズナブルな価格帯のウイスキーにも、ジョニ赤や富士山麓などストレートで美味しく飲めるものもあるにはあるが、アルコールの刺激が強すぎてそのままではウイスキーの美味しさを感じられないものが多い。
 千円ちょっとのウイスキーを、ストレートで普通に飲める方もおられるだろうが、少なくとも筆者はそのアルコールの刺激に閉口してしまう。

 強い酒を長年飲み続けると、喉頭ガンになるリスクが増すと言うが。
 リーズナブルな価格帯のウイスキーには「なるほど、その通りかも」と思わせるような、とにかくアルコールの刺激がキツいものがとても多い。

 で、ストレートではアルコールの刺激がキツ過ぎると感じる、安価で熟成年数の若いウイスキーは、常温の水で1:1で割りトワイスアップにして飲んでいる。
 本来の味のバランスを崩している事はわかっている。
 ただ1:1で水で割ると安価なウイスキーのアルコールのキツさがかなり薄らぎ、華やかな香りが立ち甘さやビターさなどの味も感じられるようになる。

 1:1に水で割るだけでも、本来の味のバランスを崩しているのだろう。
 だが筆者個人は、若いアルコールの刺激が強いリーズナブルなウイスキーを1:1に割った時の味と香りは案外好きだ。アルコールの刺激が適度に薄れ、そしてウイスキーらしい味もそれなりに残っている。
 ニッカの創業者の竹鶴政孝氏は、普段はハイニッカをウイスキー1に水を2の比率で割って飲んでいたという。
 その1:2の水割りだと筆者は水っぽく薄すぎるように感じてしまうが、そこは個人の好みの問題だろう。

 筆者はオンザロックだけでなく、水割りでもハイボールでもウイスキーに氷を入れるのは好まない。
 氷を入れて冷やすと、ウイスキーのせっかくの香りが立ちにくくなってしまうからだ。
 安価なウイスキーはトワイスアップにして香りを立たせるのを好み、ウイスキーに氷は絶対入れないあたりなどを見ても、筆者はウイスキーの香りが好きでたまらないのだろう。

 などと言いながら、筆者は夏の暑い時期には柑橘系の香りのするジンをオンザロックで飲むのが好きだったりもする。
 ジン独特の香りが筆者には常温では少しキツくくどく感じられ、オンザロックで少し冷やしたくらいがちょうど良く感じるのだ。
 それと同じように、オンザロックにして香りを少し控えめにしたくらいがウイスキーも心地良く感じる人もいるのだろう。
 また、氷を入れて冷やした方が、アルコールのキツさを感じにくくなるともいう。
 だから筆者はウイスキーに氷は入れないが、入れる人がいても良いと思う。

 と言うわけで、筆者は十年以上熟成した良いウイスキーはストレートで、そうでないものはトワイスアップで楽しんでいる。
 それにしても、ストレートはウイスキーに厳しい飲み方だ。
 トワイスアップにしてしまえば、あまり美味しいと思えなくても、大抵のウイスキーは飲めてしまう。しかし長期間樽熟成した本当に美味しいウイスキーでなければ、ストレートで飲むのはかなり辛い。

 つい先日、ジョニ黒とスーパーニッカをストレートで飲み比べてみた。
 ジョニ黒は文句なしに美味かった。
 問題なのは、スーパーニッカだ。味の厚みや香りは確かに千円ちょっとのリーズナブルなものよりかなり良い。しかしジョニ黒では全く感じなかった若いアルコールの刺激が舌に確実に残った。
 水や炭酸で割っていたら、この差は感じられなかっただろう。
 ストレートで飲んだからこそ、感じ取れた品質の差だ。
 ちなみに近所の量販店で、ジョニ黒は1890円、スーパーニッカは2200円だ(どちらも税抜きで)。
 そしてより安いジョニ黒の方が、間違いなく上質なウイスキーだ。
 スーパーニッカは、おそらく割って飲む事を想定して造られたウイスキーと思われる。

 ウイスキーに関する本を読んでみると、飲み方についての意見は二通りに分かれている。
 ストレートやロックだけでなく、トワイスアップや水割り、ハイボールにハーフロックにミストスタイルと様々な飲み方を勧める本が多い一方で、ストレートにこだわる本も少数ながらある。
 そのストレートにこだわる本によれば、「度数40~46%のウイスキーは、日本人には強すぎるように感じるかも知れないが、そのうち慣れる」という事だ。

 だが同じ度数40%の製品でも、ウイスキーの品質の差は極めて大きい。
 十年以上樽熟成をした良いものはストレートで飲んでこそ美味しいが、安いウイスキーの舌に刺さり鼻を突くアルコールの刺激は本当に酷い。
 それでも飲み続けていれば舌と口の中が痺れるような安ウイスキーのアルコールのキツさにも慣れるのかも知れないが、少なくとも筆者は喉頭ガンの危険を冒してまで安ウイスキーのアルコールの刺激に慣れたいとは思わない。
 角瓶などでハイボールを盛んに勧めているあのサントリーが、シングルモルト山崎に関しては広告に「まずはストレートで」と書いている通り、角瓶には角瓶に、山崎には山崎にふさわしい飲み方があるのだと思う。
 だから高い良いものでもウイスキーと言えば何でも「ハイボール!」という最近の日本の風潮もおかしいが、「ウイスキーはストレートでなくては!」とこだわるのも頑固すぎるだろう。

 本当は、ストレートで楽しめるようなウイスキーをいつも飲めれば良いのだが。
 残念ながら筆者は貧乏性で、良いウイスキーを本を読んだりテレビを見たりしながら気楽に飲む事が出来ないのだ。
 良いウイスキーを飲む時は、つい背筋を正し鼻と舌に神経を集中して味わう事に専心したくなってしまう。
 本当に貧乏性だと、自分でも呆れている。
 そういうわけで筆者は平日の夜はリーズナブルなウイスキーをトワイスアップにして気楽に飲み、週末の夜には良いものを味わって飲むことにしている。

 筆者の好きなタリスカー10年も、ハイボールにすると美味しいという話はよく聞く。
 それを承知の上であえて言うが、良いウイスキーはやはりストレートが一番美味しいように筆者個人は思う。味わい深いし、余韻も長く続く。
 だがいつも良いウイスキーばかり飲んでいられないし、リーズナブルな価格帯で出来の良いウイスキーをより美味しく飲むにはどうすれば良いか、ここが悩むところである。

PageTop