空と虹と恋と

 大好きな写真のこと、そしてゲームやコミックスの話から歴史&時事問題まで、思いつくまま雑多に語ってみたいと思っております。さらに筆者の度重なるイタい失恋話についても、どうぞ憫笑しつつお読み下さいまし。

夕空

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 夕焼け空、好きなんですが。
 で、夕方はよく空を見上げるのですが、夕焼けに出会える日はそう多くありません。

 これは、その夕焼けに出会えたラッキーな夕暮れ時です。

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雨上がりの花

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 雨上がりに花を撮ると、水滴の粒が花びらに残っていて良い感じです。

 知ってますか。
 花は良く晴れた日に撮るより、曇った時の方が柔らかに綺麗に撮れたりするんです。
 強い日差しをまともに受けると、何か平面的になってしまうんですね。

 だから晴れてなくても、花だけは綺麗に撮ることができます。

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キリン淡麗

 数年後に、ビール類の税が統一される。
 で、ビールが売れているアサヒとサッポロはそれを歓迎し、新ジャンル酒の金麦が売れているサントリーと発泡酒の淡麗が売れているキリンはそうでもないらしい事は、以前にも書いた。

 実は筆者は、発泡酒というものに殆ど興味が持てず、飲もうとも思えなかった。
 味ならば麦芽の使用率が高い本物のビールの方が良いに決まっているし、安さなら新ジャンル酒の方に分があるからだ。
 が、キリンでコレが売れていると言うならば、一度飲んでみねばなるまいと思って買ってみた。

キリン淡麗P1110153

 グラスに注いでみたが、香りは取り立てて言うべきものは無い。良くも悪くもなく地味、と言ったところか。
 グラスに口をつけてみると、飲みやすくグイグイいける。
 しかし“淡麗”と言うより、味にコクと深みがないと言った感じだ。
 そのくせビールの苦味だけでなく、渋味とイヤ味がある。
 飲んだ後に舌に変な苦味も残って、後味がよろしくない。

 キンキンに冷やして、喉越しで一気にゴクゴク飲むなら、それなりに飲めてしまう。
 しかしぬるくなればなる程、イヤ味が強く前面に出て来て不味くなる。

 この発泡酒、単に苦いだけでなく、麦芽を減らして糖質副原料を多く使ったビール類にありがちな、何とも言えないイヤ味がある。
 最近少しずつ飲まれるようになってきた、筆者も好きなエール系のクラフトビールとは真逆で、キリンの淡麗は、ゆっくりじっくり味わって飲めば飲むほど、変な不味さとイヤ味を強く感じる
 かと言って、キンキンに冷やして喉越しで一気に飲むなら、幾つかの新ジャンル酒の方が安い上にイヤ味も無くて飲みやすいくらいだ。
 はっきり言うが、期間限定販売だったサッポロの麦とホップ赤など、新ジャンル酒だったがキリン淡麗より間違いなく旨かった。

 ビールは基本的にキンキンに冷やさず、ゆっくりじっくり味わって飲みたい筆者としては、このキリン淡麗は不味いとしか言いようのない発泡酒だった。
 で、何故こんなモノが日本で売れているのが、筆者なりに考えてみたのだが。
 思うに、ゆっくり味わって飲むエール系のビールの旨さを知らず、「ビールは苦いもので、キンキンに冷やして喉越しで飲むべき」と信じている、昔ながらの日本のビール好きが、このキリンの淡麗を好んで飲んでいるのではないだろうか。
 うん、「ビールはほろ苦く、それをキンキンに冷やして喉越しで飲むもの」と思っている人達には、コレが美味しいのだろう。

 だがただ苦いだけでなく、コクがあり、ほのかな甘味やフルーティーな香りのある豊かな味のビールを、ゆっくり味わいながら飲む事を覚えてしまうと、麦芽を減らして副原料で補った痩せた味のビール類を喉越しで一気飲みする行為が、何とも馬鹿らしく思えてくる。
 このキリン淡麗は、本物のビールより数十円安いかも知れないが。
 しかし他の新ジャンル酒より数十円高いのもまた事実だ。
 こんなモノをキンキンに冷やして喉越しで一気に飲むなら、新ジャンル酒で出来の良いものを飲んだ方がマシだし、お金も無駄に使わなくて済むと思うのだが、日本では何故かこのキリン淡麗が売れている。

 キンキンに冷やして喉越しで飲むには悪くないが、ただ「飲みやすい」というだけで旨味を感じない上に後味が良くない。
 そしてゆっくりじっくり味わって飲めば飲むほど、不味くなる。
 個人的には、味わって飲むビールとは、まさに対極にあると思うのだが。
 しかし昔ながらの日本のビールを飲み慣れた人達には、ほろ苦いが(コクが無いゆえに)軽めで、喉越しでゴクゴク飲めてしまうこれが「旨い」のだろう。

 筆者であれば、キリンのビール類を飲むならもう少しお金を出してでも一番搾りを飲む。
 この淡麗と違い、一番搾りの方がずっと旨い上にイヤ味も無い。値段の差以上に味の差があると、筆者個人は思う。
 だから数年後のビール類の税額の統一に向けて、キリンは一番搾りなど本物のビールの製造に力を注ぎ、淡麗のような発泡酒など造るのはもう止めても良いのではないかと思ってしまう。

 値段も新ジャンル酒より高く、そして味も感心できなかった、このキリン淡麗だが。
 飲み終えたグラスに鼻を寄せて残り香を嗅いでみると、麦の甘さとホップの香りを確かに感じて意外に悪くないのだ。
 残り香は悪くないのに、じっくり味わって飲むとなぜ不味く、そして舌に残る後味も良くないのか、それが本当に謎だ。

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バイクに乗るならフルフェイスのヘルメットを!

 このブログを読んで下さっている方の中に、あるいは読んで下さっている方の家族や親しい知人に、オートバイに乗っている方はいらっしゃるだろうか。
 もしいらっしゃるとしたら、ヘルメットにはお金をケチらず、出来ればフルフェイスの良いものを買ってお使いになる事を是非すすめる。

 筆者はその昔、免許は持っていたものの車を買うだけのお金が無かった大学生時代には、原付のバイクに乗っていた。
 原付と言っても、馬鹿にしてはいけない。
 その昔の原付にはスピード・リミッターなどというものは付いておらず、50ccなのに5段変速で最高速度も90km以上出る、文字通りのスポーツタイプのバイクが平気で売られていた。
 原付の法定最高速度は時速30kmなのにもかかわらず、である。

 で、若かった筆者も、そのスポーツタイプの原付に乗っていた。
 だからヘルメットも、頑張って2万円以上出して、フルフェイスのそれなりに良い物を買った。
 そしてそのおかげで、命を救われたとまでは言わないが、少なくとも大怪我を負わずに済んだ事がある。

 その時筆者は車の流れに合わせ、国道をだいたい時速50kmくらいで走っていた。
 原付としてはもちろんスピード違反だ。
 しかし特に無茶をして飛ばしていたわけではない。
 原付の場合、法定最高速度の30kmを厳守してすべての後続車に追い抜かされながら走るより、ある程度の速度を出して車の流れに合わせて走った方が、むしろ安全で他の車の邪魔にもならない事もある。
 無論それは車の流れが40~50km程度の、比較的ゆっくりめな時の話で、原付でそれ以上の速度を出すのはやはり危ない。

 で、筆者も50km程度の車の流れに合わせて、国道を普通に走っていたのだが。
 ただその日は雨だった。
 そして前を行く車が、急ブレーキをかけた。
 それで慌てて急ブレーキをかけた結果、前輪がロックして路面を滑り、見事に転倒してしまった。
 その時筆者は、前に投げ出される形でアスファルトの道路上に、うつ伏せに叩きつけられた。
 もちろん長ズボンは穿いていたが、それでも両膝に怪我をして、内出血もかなり酷かった。
 そして掌もざっくり切って、ハンカチで縛っても血がなかなか止まらなかった。
 それでも、頭と顔だけは何事も無かった。

 それは間違いなく、少し無理をして買ったフルフェイスのヘルメットのおかげだった。
 そのヘルメットを脱いでみたところ、右の顎の部分にかなり酷い引っかき傷が何本も走っていた。
 そして右のこめかみの部分にも、引っかき傷の痕があった。
 もし筆者がフルフェイスの丈夫なヘルメットでなく、ジェット型やハーフ型のものを選んでいたら、間違いなく今も残る傷が顔に残っていただろう。
 それどころか、顎の骨や歯を折っていた可能性だってある。

「オマエ程度の顔じゃ、傷くらいついたって、どうって事ないだろ」って?
 とんでもない、元々良くない顔だからこそ、そこにさらに傷が残って、もっと酷い顔になったら困るじゃないか。
 それに元々の顔がどうだろうが、バイクで転倒して顔を打って、顎の骨を折りでもしたら後が大変だ。
 しばらく固形物は食べられないし、話をするのも辛いしで、想像しただけでゾッとする。

 オートバイ用のヘルメットには、大きく分けて三種類がある。
 モトクロス用やハイブリッド型とかいうのもあるが、ここはフルフェイスとジェット型とハーフ型の三つに話を絞らせていただきたい。

ヘルメット④   ヘルメット③

 まずは、一番安くて手軽なハーフ型だが。
 これは本当にお勧めできない。
 何故ならこれで守られているのは頭頂部だけで、側頭部も後頭部も、そして額も充分には守られていないからだ。
 このヘルメットで転倒して横に倒れ、路面に側頭部をぶつけると、耳がちぎれる……という話も聞く。
 さらに顔が丸出しだから、筆者のように前に飛んで倒れた時にはかなり酷い事になる。
 にもかかわらず、このヘルメットの愛用者には、庇を上に押し上げて額を丸出しにした、だらしないスタイルで平気で走り回っている輩がいる
 これで事故にあったら、前頭葉はまともに衝撃を食らうだろう。
 だからこのハーフ型のヘルメットを愛用しているバイク乗りは、悪い意味での命知らずとしか言えない。

ヘルメット②

 続いてジェット型だが、これは少なくとも頭部と耳はしっかり守れている。
 しかも開放感もあり視野も広いだけでなく、ヘルメットを被ったまま飲食や喫煙もできる為、使い勝手もなかなか良いらしい。
 ただこのジェット型でも、顔は無防備である事を忘れてはいけない。
 筆者がもしこのジェット型のヘルメットを使っていたら、あの転倒した際に間違いなく顔に酷い怪我をしていただろう。
 また、ジェット型のヘルメットの場合、ゴーグルを使用するかシールドを付けていないと、雨や埃、それに虫が目に入って大変な目に遭うことになる。

ヘルメット①

 その点、フルフェイスはあらゆる面で万全だ。
 体はともかく、少なくとも頭と顔はしっかり守られているし、雨や埃や虫の心配もない。
 視野が狭いと言う人もいるが、慣れるしただ顔をしっかり振ってよく見れば良いだけだ。
 それはもちろん、コンビニや銀行などを利用する際にはきちんとヘルメットを脱いで店内に入らないと、大変な騒ぎにはなる。
 しかし店に入る時や飲食の際にヘルメットを脱ぐ手間くらい、安全を考えればどうと言う事もなかろう。

 筆者がフルフェイス型のヘルメットをまず買ったのは、ただカッコ良かったからだ。ショウエイの、銀と青のラインが入った白いフルフェイスのヘルメットの見かけに惚れたのだ。
 しかし転倒した時に、顎の部分に深くついた傷跡を見てからは、怖くてフルフェイス以外のヘルメットが使えなくなってしまった。

 それは確かに、原付のスクーターにフルフェイスのヘルメットというのは大袈裟に見えるかも知れない。
 しかし原付のスクーターだって(法律違反だが)60km近くは出せてしまうし、正面衝突とか、筆者のように前方に投げ出される時もある。
 そんな場合、ジェット型では顔を守れない。
 ハーフ型をいい加減な被り方で使用した時には命の危険もある事は、言うまでもない。

 先日、事故や事件を題材にした『警察24時』を見た。
 その中で、原付(スクーター)の大学生が、強引に右折して来た車に轢き逃げされた事件が取り上げられていた。
 もちろん、悪いのは強引に右折し、さらに事故後に逃走した車の加害者である事に違いはない。
 そして被害者の父親が語る悲しみの言葉には、胸が痛くなった。
 ただ筆者は番組で流された、スクーターに乗る被害者の事故直前の姿が気になってならなかった。
 事故現場近くの防犯カメラに映っていた映像で見ると、被害者は例のハーフ型のヘルメットを、よく若者がやるように額の上まで庇を押し上げて被っていた。
 その顔だけでなく額まで丸出しにした状態で、強引に右折して来た車と衝突したのである。

 被害者の大学生は、搬送先の病院でやがて亡くなった。
 そしてその死因は、脳挫傷だった。
 繰り返し言うが悪いのは強引に右折した上に事故後に逃げた加害者で、被害者の大学生に落ち度は無いし責めるつもりは全くない。
 ただヘルメットの種類による安全性の違いを身をもって知っている筆者としては、本当に残念でならないのだ。
 もし被害者の大学生が、ハーフ型のヘルメットを額の上まで押し上げて被るのでなく、せめてジェット型のものを、出来ればフルフェイス型のものを正しく着用していたら、怪我はしても大切な命を落とさずに済んだのではないかと思うと、本当に残念でならない。

 いくら自分が交通法規を守って正しく運転していても、事故の被害者になる場合も間違いなくあるのだ。
 だからバイクに乗る人は、被害者になった場合に己の命を守る為にも、是非ヘルメットは良いものを選んで貰いたいと思う。
 そしてもし家族なり友人なり、貴方にとって大事な人がハーフ型のヘルメットを(例の額の上に庇を押し上げるような感じで)無造作に被っていたりしたら、「死にたいのか!」と本気で叱ってあげてほしい

 原付のスクーターやカブにフルフェイスのヘルメットというのは、大袈裟に見えるし何となく恥ずかしいのもわかる。
 しかし原付でも、事故に巻き込まれれば死ぬ事もあるのだ。
 死なないまでも、転倒するだけでもかなり痛い目に遭う。
 だから原付でも、ヘルメットは出来ればフルフェイス型を被った方が良い。
 特に女性は顔に傷がつかないよう、フルフェイス型を選ぶ事をお勧めしたい。

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 数日前に、筆者はある店の駐車場で、前カゴにフルフェイスのヘルメットを入れたスーパーカプを見た。
「スーパーカブに、フルフェイスのヘルメットなんてwww」と笑う人もいるかも知れないが、少なくとも筆者は「命を大切にしている、よくわかっている人だ」と感心した。

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痩せた白猫

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 我が家の庭は狭いですが、木や草がたくさんあって隠れ場所も多いです。
 そして餌付けはしていませんが、来た猫を追い払う事もしないので、野良猫が時々やって来ます。

「居場所は提供しても、餌付けはしない」と決めてはいるのですが、こういう痩せ猫が来てしまうと、つい何とかしてあげたい気持ちになってしまいます。
 と言っても、人間になつかない野良には、何もしてあげる事が出来ないのですが……。
 出来るのはただ「家の庭には好きなだけ居て良いから、頑張って生き延びてくれ」と祈る事だけです。

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女性を口説くより、写真を撮っている方が楽しいです。

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 私はカメラや書籍類にかけるお金は、少しも惜しいとは思わないんですが。
 ブランド物の服を買うとか、良い車を買うとか、モテそうな事にお金を使おうとは全然思えないんですね。
 それはただ「年のせい」と言うより、昔からそうでした。
 お金は、自分が好きなものの為に使いたいんです。
 他人に良く思われる為にお金を使うのって、私にはものすごく勿体なく思えてしまうのです。

 いや、親しい人へのプレゼントに使うお金は惜しみませんよ。
 ただ、見栄を張る為にお金を使うのが、とても嫌なんです。

 で、自分を飾ることなく、自分の感性や知識を伸ばす為にお金を使い続けてきた結果、私はまだ独身のままでいます。

 でも好きな本に囲まれ、膝の上の猫を撫でながら独身で暮らすのも、そう悪くないものだと思っています。

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今日も空を見上げています

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 私は写真は、専用のカメラで撮らないと安心できないのです。
 露出とか、ホワイトバランスとか、コントラストとか、いろいろいじりたいですし。
 そのくせ一眼レフを日頃持ち歩く体力も根性も無いので、スマホ付属のカメラで撮る人が殆どになってしまった今も、コンデジで写真を撮る事が多いです。

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雲の名前も覚えたいです

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 雲の名前は、殆ど知りません。

 でも、こんな感じのモコモコとした綿のような雲は好きです。

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白い鳥

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 空を見たら、白い大きな鳥が電線にとまっていました。
 ちょうど川の上だったので、川の魚でも狙っていたのでしょう。

 ちなみに私の住む町には、魚の住む川がかなり多くあります。

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ウィンチェスターというスタンダード・スコッチ

 行きつけの酒屋でウィンチェスターというスタンダード・スコッチを初めて見て、まず「西部劇のライフル銃のような名前だな」と思ってしまった。
 瓶に貼られているラベルも、どこか安っぽい印象がある。
 だが値段が手頃(税込みで1004円)だったので、面白半分でつい買ってみてしまった。

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 キャップを開けてグラスに注ぐと色は淡い金色で、花のような柔らかな香りが広がる。
 この価格帯のウイスキーにしては、アルコール臭は少なめだ。
 口に含むと澄んだ味わいに、ほのかな甘み。
 なかなか出来の良いライトタイプのスタンダード・スコッチで、味わいも軽くアフターフレーバーも花のように柔らかでそう長くは続かない。
 飲んだ後に、僅かにスモーキーさも感じる。

 千円ちょっとのスタンダード・スコッチとしては飲みやすいし、日本では殆ど名を知られていないのにもかかわらず、出来はなかなか良いと思う。
 ただ二千円クラスのウイスキー(ジョニ黒やシーバスリーガル等)と比べてしまうと、アルコールのキツさはあるし、香りや味の豊かさに物足りなさを感じてしまう。
 出来は悪くないが、あくまでも「スタンダード・スコッチとしては」という範囲内であって、過度の期待は禁物である。

 これをトワイスアップにするとアルコールの刺激がとても少なくなり、飲みやすくなる。
 しかし同時に微妙な香りが減り、味も水っぽくなる。
 だから1:2の水割りにするともっと飲みやすくなるが、同時にもっと軽く水っぽくなる。

 店はこのウィンチェスターについて、POPで濃いめのハイボールを勧めていた。
 その通りに濃いめのハイボールにしてみると、持ち味である花のような香りが炭酸の力で沸き立ち、とても飲みやすく嫌みもない。

 ただ元々ライトで繊細な味わいな為、ハイボールだけでなく水割りでも濃いめにしないと薄く水っぽくなりがちだ。
 だから水割りでもハイボールでも、割るなら薄くなり過ぎないように、濃いめにすべきだ。

 確かに店のPOPの通り、濃いめのハイボールにするとストレートより飲みやすく、そして炭酸の力で水割りより香りも立つ。
 ただ水割りでもハイボールでも、このウィンチェスターは何かで割ると本来のほのかな甘みが消え、代わりにビターさが出て来る。
 だからこのウイスキーの甘みを味わうには、ストレートで飲むしかない。

 このウィンチェスターは、ストレートで飲むべきか、それとも何かで濃いめに割って飲むべきか。
 そこはなかなか難しい。
 気楽に飲むなら、やはり濃いめのハイボールだろう。
 しかし味と香りをじっくり楽しむなら、やはりストレートが良い。
 ただリーズナブルな価格のスタンダード・スコッチだけに、アルコールの刺激もそれなりにある。
 体調によっては、そのアルコールの刺激がキツく飲みづらく感じる時も少なくない。
 だからこのウィンチェスターの飲み方は、食事をして談笑しながら気楽に飲みたい時には濃いめのハイボールが、元気な時にじっくり味わいたい時にはストレートが合っていると思う。

 このウィンチェスターを、ジョニーウォーカーの赤やリニューアル前のホワイトホースとも飲み比べてみたが。
 ウィンチェスターもなかなか良く出来たスタンダード・スコッチだとは思うが、ジョニ赤の方が濃く甘くスモーキーでかつ飲みやすく、アルコールの刺激も少なかった。

 個人的には、迷わずジョニ赤に軍配を上げるが。
 しかし花のような香りのライトなウイスキーを好み、スモーキー香が苦手な方は、「ウィンチェスターの方が好き」と言うかも知れない。

 ホワイトホースとの比較では、ホワイトホースの方が味わいも強いが、アルコールの刺激も強い。
 ウィンチェスターはトワイスアップにすると水っぽくなり、甘さがビターさに変わる。しかしホワイトホースはトワイスアップにするとビリビリ来るアルコールの強い刺激が適度に減り、味に甘みを強く感じるようになるから不思議だ。
 個人的には、ホワイトホースよりウィンチェスターの方が好きかも知れない。

 このウィンチェスター、無名だがライトタイプのスタンダード・スコッチとしては良く出来ている方だと思う。
 ライトタイプのスタンダード・スコッチと言うと、まずカティーサークの名が挙げられるが。
 ライトタイプのスコッチがお好きな方は、このウィンチェスターも一度味を見てみる価値はあると思う。

 最後に、ウィンチェスターという名からすぐに西部劇のライフル銃を連想してしまった筆者だが。
 調べてみたところ、ウィンチェスターとはイギリス南部の、かつてはウェセックス王国の首都だった都市の名前なのだそうだ。

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