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空と虹と恋と

 大好きな写真のこと、そしてゲームやコミックスの話から歴史&時事問題まで、思いつくまま雑多に語ってみたいと思っております。さらに筆者の度重なるイタい失恋話についても、どうぞ憫笑しつつお読み下さいまし。

紅葉はまだです

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 とうとう十月も終わりになりました。
 日本の中部地方の私の住む街でも、朝晩は冷え込むようになりました。
 いつ暖房を使い始めるか、悩んでいます。

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赤い花

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 いつもいつも、ただ「赤い花」とか「青い花」とかいうタイトルでスミマセン。
 私、本当に花の名前が覚えられないんです。
 教わっても、すぐに忘れてしまって……。
 まさかこれも、老化のせいでしょうか。
 そう思うと背筋が寒くなります。
 ま、でも記憶力が良くないのは、昔からなんで、これが認知症なのか元からの頭の悪さなのかは、よくわからないんですけどね。

 ただ、名前を覚えられなくても花を好きな気持ちだけは、本物だと思っています。

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ただ珍しいだけでなく美味しい青いビール、網走ビール流氷DRAFT

 先日、網走市の網走ビール株式会社という醸造所の、流氷DRAFTというビールを手に入れた。
 正確には、ビールではなく発泡酒だが。

網走・流氷ドラフトP1110447

 筆者はビールは、基本的に麦芽とホップだけで造ったものが好きだ。
 ベルギーなどのオレンジピールやコリアンダーシードを副原料に使ったものは好きだが、日本に多い米やコーンやスターチなど糖質副原料を使ったビール類は、うま味が薄く嫌味だけ強く感じられてどうも好きになれないでいる。

 で、この流氷DRAFTも、よく見れば原材料に糖類やナガイモを使用していて、麦芽使用率は25%未満と書かれている。
 だから網走のあまり知られていない醸造所で、「オホーツク海流氷使用」で造られているという物珍しさに興味を引かれ、味にはあまり期待せずに買ってみた。
 何しろこれはビールではなくて、正確には発泡酒である。
 技術指導/東京農業大学生物産業学部とも書いてあったが、「何を大げさなwww」としか思わなかった。

 さて、缶のプルタブを開けてみると、何とも言いようのない独特な癖のある、しかし決して嫌ではない、爽やかな香りが漂ってきた。
 グラスに注ぐと、驚くなかれこのビール、缶のラベルの写真の海のように真っ青なのである。
 そしてその青いビールの上に浮かぶ細かな白い泡は、さながらオホーツク海に浮かぶ流氷だ。

 飲んでみると、まず感じるのは酸味だ。
 しかしそれは爽やかな酸味で、ホップの苦味も後から感じるが程良く抑えられている。
 軽やかで爽やかで、そしてあまり苦くないので、「ビールは苦いから」と敬遠している人も抵抗なく飲めるだろう。
 味にコクや深みはあまり感じられないが、とにかくスッキリ爽やかで飲みやすい。
 そして糖質やナガイモなどの副原料を使っていながら、嫌味が全くないのも特筆に値する。
 麦芽の使用料を抑えて米やコーンやスターチなどの副原料を使ったビール類には、金属的な嫌な味を感じるものが少なくない。しかしこの流氷DRAFTには、金属的な味を含めた嫌味が一切感じられず、軽やかで爽やかで美味しいとしか言いようがない。
 さすがは東京農業大学生物産業学部の技術指導と、飲んでみて感心した。

 ちなみにこの流氷DRAFTの綺麗な青い色は、クチナシ色素によるものだ。
 化学的な薬品で青く染めたわけではないから、体への害を心配することはない。

 ただ麦芽使用比率25%未満の発泡酒だけに、麦芽とホップだけで造られたビールに比べるとコクは薄い。
 しかしその分だけ「スッキリ軽やか」とも言え、気持ち良く美味しく飲める。
 ついでに言うが、味も決して薄すぎるわけではなく、飲んで美味しさもちゃんと感じる。
 後味も悪くなく、爽やかな酸味が口の中に長く残る。

 正統派のビールとは少し違った個性的な味わいの発泡酒だが、筆者はこの爽やかな酸味の流氷DRAFTを心から「美味しい!」と思った。
 本格派のビール好きには、やや物足りない点もあるかも知れない。
 しかし嫌味が全く無く、スッキリ爽やかで美味しく飲める。
 しかも苦味が抑え目なので、「苦いから」とビールを敬遠している人にも勧められる。

 製造は網走のブルワリーで、しかもオホーツク海の流氷を使った真っ青なビール(発泡酒)なのだ!
 一度飲んでみれば、話の種にもなるだろう。
 グラスに注ぐと白い流氷が浮かぶ青いオホーツク海のようになるこの網走ビールの流氷DRAFT、もし北海道の道東に行く機会があったら、是非飲んでみるかお土産に買って帰ることをお勧めする。

 筆者(日本の中部地方在住)は北海道ではなく、何故か近所のスーパーのビールのコーナーにこれがあるのを見つけて買ったのだが。
 もし貴方もお住まいの町の酒屋やスーパーのお酒コーナーでこれを見つけたら、まずは試しに一本買って味見してみてほしい。

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安倍首相に権力者の資格は無い(森友・加計疑惑だけでない忖度とお友達優遇)

 昔なら王や将軍や大名、今ならば大統領や首相などの“偉い人”と言うか権力者に、貴方はなりたいだろうか?
 断言するが、筆者はなりたくでもない。
「権力は腐敗する」と言われる通り、よほど自制心がある出来た人間でなければ、清潔で立派な良い政治を行うことは難しいからである。
 権力者の生活は庶民の想像以上に窮屈だ。
 言いたい事をそのまま言えば問題発言になり、やりたい事を思うままにやれば“悪代官”になってしまう。

 例えば江戸時代の歴代の将軍のうちでも名君と言われる徳川吉宗は、食事をとる事にすら気を使ったという。
 何しろ江戸城は広い。
 そして台所は、城郭の隅の将軍の居る場所から離れた場所にある。
 だから料理が出来て、御膳奉行がチェックし毒味もして長い廊下を運んで将軍の前に出されるまでには、四十分くらいかかってしまうそうだ。
 その四十分の間には、予期せぬことも起きる。
 料理に小虫が入っているような事は、時折あったという。

 だが将軍は、それを叱ることが出来ない。
 料理に虫が入っていたと将軍が指摘すれば、それは当然責任問題になり、御膳奉行は切腹せねばならないからである。
 と言うと、「食べないで黙って残せばいい」と思う方もいるだろうが。
 しかしそれも出来ないのである。
 将軍の食欲や好みをチェックする為、下げられた膳の残り物は、他の家来たちに調べられる。
 だから残り物に虫などの異物があれば、当然わかってしまう。
 異物を食べずに残しても、御膳奉行は切腹だ。
 それで吉宗を含め、たいていの将軍は料理に入っていた虫などの異物も我慢して食べた。

 その吉宗がとても困ったのが、料理に鼠の糞が入っていた時だった。
 小虫ならば我慢して食べてきた吉宗だが、鼠の糞となるとさすがに食えない。
 しかし残せば、御膳奉行は間違いなく切腹である。
 で、吉宗はその料理の中の鼠の糞を黙って一旦口に入れ、そして口を拭くふりをして懐紙に出して捨てたという。
 権力者の言動の影響力は非常に大きい。
 だから権力を持つ者は言動にそこまで気を使い、己を律しなければならないのである。

 江戸時代、どの大名も財政難に苦しんでいたが、財政を特に圧迫したのが参勤交代の費用であった。
 だがその金が足りなくても、参勤交代は義務だから必ずせねばならぬ。
 で、金にとても困っていたある藩は、箱根の峠を越す時、荷物を運ぶ為に雇った箱根の人足に払うべき金も払えずに、そのまま踏み倒して逃げてしまった。
 参勤交代は毎年の事だから、翌年その藩はまた箱根を通ることになる。
 金を踏み倒された箱根の人足たちは、仕返しをしてやろうと、それを待ちかまえていた。
 人足たちは何食わぬ顔でその藩を迎え、その藩の注文も受けて荷を運んで箱根の坂を上った。
 そして坂を上りきった箱根の頂上で、荷を投げ出して一斉に逃げてしまったのである。

 それでその藩の侍たちは、数々の重い荷を自分たちで箱根を担ぎ下ろさねばならないはめになった。
 当然、現場は大混乱になり、荷を長い箱根の坂を運び下ろすのに時間もかかる。
 そこでその藩の主君である大名が、つい苛立った声を上げてしまった。
「いったい何をしておるのだ!」
 その一声で責任問題になり、道中奉行は切腹して果てた。

 藩の財政難や道中奉行の苦労もわかっているできた主君なら、「良い鍛錬になる、励めよ」と荷を運ぶはめになった家来らに声をかけたであろう。
 そこまで気が回らずとも、せめて知らぬ顔をして悠然として黙って待っているべきであった。
 それくらい、人の上に立つ者は自制心と皆を思いやる広い心が必要なのである。

 中世のイギリスに、己の言葉が周囲の者に及ぼす力を熟知した上で悪用した、ヘンリー2世という奸智に長けた王がいた。
 中世の欧州ではキリスト教の力が強く、王と教会はしばしば対立していた。
 で、ヘンリー2世は教会を抑える為に、友人のベケットを教会の大司教にした。

 だがそのベケットは、とても信仰心の篤い人間だった。
 ベケットにとっては、ヘンリー2世との友情より神と信仰の方が疑いもなく大切だった。
 だからヘンリー2世の期待に反し、ベケットは大司教に就任するとヘンリー2世の王権に真っ向から対立するようになった。

 それでヘンリー2世は、どうしたか。
「ベケット大司教にも困ったものだ、誰か何とかしてくれないものだろうか」
 盛んにそう、側近の者たちに愚痴をこぼした。
 効果はてきめんだった。
 間もなくベケット大司教は、王の側近の血気に逸る騎士たち四人に襲われて、殺された。
 例の“忖度”というやつの、権力者による悪用の見本であろう。

 当然、王が大司教を殺させたのだと疑われた。
 しかも犯人は、王の側近たちである。
 だが裁判で、ヘンリー2世はきっぱりとこう証言した。
「余は大司教を殺せなどと、神に誓って言ったことはない」

 言葉を文字通りにとらえれば確かにその通りで、王は嘘を言っていない。
 ヘンリー2世は「誰か何とかしてくれないものだろうか」と愚痴っただけで、「お前、大司教を殺してこい」と命じたわけではない。
 だが王の意志を忖度する側近の家来としては、「大司教を殺さねば」という気持ちになるのが当然であろう。
 そしてもちろんヘンリー2世もそれを期待して、例の愚痴をこぼしたのであろう。

 邪魔になった政敵の大司教(昔の友人)は、側近の家来が“勝手に”殺してくれて。
 しかも唆した自分は「神に誓って殺せなどと言っていない」と言い逃れられるのだから、ヘンリー2世としては、思い通りになり過ぎて笑いが止まらなかっただろう。
 森友・加計問題を考える度に、筆者はこのヘンリー2世と忖度の事を思い出す。

 2015年4月3日に、こんな事件が起きた。
 ジャーナリスト志望の伊藤詩織さんは、TBSのワシントン支局長であった山口敬之氏に、以前から就職の相談をしていた。
 すると山口氏から、現地支局での雇用に前向きな返事が来た。
 で、伊藤さんは一時帰国した山口氏と、その2015年4月3日に会って話すことになった。

 そして伊藤さんは山口氏と食事をし、酒を飲んだ。
 その途中から伊藤さんの意識が無くなり、気がつくとホテルのベッドで山口氏に性行為をされていた。


 伊藤さんは必死に抵抗してホテルを飛び出し、産婦人科に行った。
 しかし混乱していて、しかも知識も無く、レイプ事件に必要な検査、DNA採取や血液検査は受けられなかった。
 だから数日後に警察に行ったものの、証拠が揃っていないので刑事事件として扱うのは難しいと言われた。
 しかし伊藤さんは諦めずに手を尽くし、被害届と告訴状を提出した。
 そして山口氏に逮捕状が出された

 捜査担当者は、帰国する山口氏を逮捕する為に成田空港に向かった。
 ところがその寸前に、上層部からの介入でストップがかかった
 逮捕差し止めの判断を行ったのは、当時の警視庁刑事部長、中村格氏である。
 そしてその中村氏は、菅官房長官の秘書官としても活躍し、官邸に重用されていた
 さらに問題の山口氏は個人的に安倍首相と親しく、『総理』という本まで出版している

 安倍首相と親しい記者が、レイプ疑惑で逮捕状を出されて。
 しかし官邸に重用され、菅官房長官の秘書官もしていた警視庁の刑事部長によって、逮捕が差し止められる。
 ここに森友・加計問題でお馴染みの“忖度”や“お友達優遇”の図式を感じない人がいるとしたら、是非顔を見てみたいものだ。

 安倍政権を理屈抜きで擁護する人達は、「これは就職したい女によるハニー・トラップだ」と言うかも知れない。
 しかしもしこれがハニー・トラップならば、何故山口氏は伊藤さんを偽証や名誉毀損等で告訴しないのだ?
 TBSのワシントン支局長ともあろう人が、就職の相談をしてきた若い女性と初めて会ったその日に食事をして酒も飲み、しかもホテルで性行為に及ぶ。
 これが地位のある、まともな大人の男のする事だろうか。
 そして一旦は決まったその山口氏の逮捕を差し止めたのは、警視庁でナンバー3の、捜査員のトップである刑事部長だ。
 警視庁の刑事部長と言ってその地位がピンと来ない方は、刑事部長がどれだけの地位か、一度ネットか何かで調べてみてほしい。
 何故そんな地位の高い人が、殺人でも強盗でもない、レイプ事件での逮捕を差し止めるのだろうか。
 そして繰り返すが、逮捕状を一旦出された山口氏は安倍首相のお友達で、逮捕状を差し止めたのは菅官房長官の秘書官も務めた官邸に重用された人物である。
 これで「官邸の圧力や安倍首相への忖度など全く無い、山口氏は濡れ衣だ」と言い張るのは、例のヘンリー2世について「全く無実で唆しも忖度も無い」と言うようなものであろう。

 安倍首相とその周辺の“忖度”やら“お友達優遇”には、森友・加計疑惑だけでなく、こんな汚らわしい事件のもみ消しもあるのだ。
 そしてこの忖度とお友達優遇だらけの安倍政権を、この10月22日の衆院選で国民は支持した。

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貴方はこのように生きたいですか?

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 駐車場のコンクリートの割れ目から、一輪の花が生えて咲きました。

 自分も、このように強くありたいとは思うのですが。
 でも出来ればこんな過酷な環境でなく、よく手入れされ、水と肥料も十分な花壇とかでヌクヌクと育ちたいと、つい思ってしまう軟弱な私です。

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夕焼けの方が朝焼けより色が派手なわけ

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 実は朝焼けより夕焼けの方が、色が華やかで派手なんです。
 空気中の塵が反射しやすいので。
 その点、夜間に空気が澄んで綺麗になっている朝は、派手な朝焼けにはなりにくいんです。

 ……と言い訳をして、早起きが出来ないので日の出や朝焼けを撮らずにいる私です。

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夕日は撮れても朝日が撮れないわけ

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 夕焼け空だけでなく、以前は朝焼けの空もよく撮っていたんですよ。
 ところが年を取るにつれ朝に弱くなってしまって、朝焼けなどここ何年も見ていません。
 初日の出?
 そんなもの、早起きして見る気力も無いですよ……。

 こんな私でも、若い頃はとても寝起きが良かったです。
 誰かに起こしてもらう事など、全くありませんでした。
 恋愛ゲームや青少年向けのラブコメでは、「近所の幼馴染に起こしてもらう」というのが定番ですよね。
 でも若い頃の私は、誰かに起こしてもらう必要など、全く感じませんでした。
 起こされる前に、しっかり起きられましたので。
 そしてすっかり自力では起きられなくなってしまった今では、起こしてくれる人も無く、目覚まし時計のみが頼りです。

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入り日

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 仕事柄、平日の昼間はなかなか外出できず、また休日には昼間もだらしなくゴロゴロ寝ている事が多いので、昼の空をじっくり見られることはあまり多くありません。
 で、空を見るというと、たいてい朝か夕方になってしまいますが。
 その夕方の帰り道に沈む日と夕焼けを見られると、何か嬉しくなってしまいます。

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淡いピンクが好きです

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 実は私は、このブログをリアルタイムに投稿しているのでなく、ある程度まとめて書いて予約投稿しています。
 だからこのブログが公開された時点で、昨日の衆院選がどんな結果になっているかは、まだ知らないでいます。

 果たして選挙後の日本は、以前より希望の持てる日本になっているでしょうか?

 あ、断っておきますが、私は決して希望の党の支持者ではありませんよ!

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ザ・プレミアムモルツ・マスターズドリーム

 サントリーのザ・プレミアム・モルツのシリーズに、瓶入りのマスターズ・ドリームという製品がある。
 値段も決して安くはないし、容量も305mlと通常の缶よりも少し少ない。
 だから割高なのだが、「醸造家の夢」という売り文句にひかれて買ってみた。

サントリー・プレモル・醸造家の夢P1110493

 栓を開けると、甘い麦の香りが漂う。
 飲むとまず麦の甘みを感じ、続いてホップの適度な苦味が追いかけてくる。

 冷たいうちに喉越しでゴクゴク飲むと、味に深みがありながら軽やかに心地よく飲める。
 一般に糖質副原料を使ったビールは喉越しは良くても薄く痩せた味になりがちで、麦芽とホップだけで造ったビールは味わい深いが喉越しで飲むと重くなりがちだ。
 しかし麦芽とホップだけで造ったこのプレモルのマスターズ・ドリームは、軽やかで重くなく喉越しで気持ち良く飲める上に、しっかりした味わいがある。

 少しぬるくなってからゆっくり味わって飲むと、フルーティーな甘さが前面に出て来て、ホップの苦味が良い感じに減る。
 少しぬるくなると甘みが増して苦味をあまり感じなくなり、しかしホップの残る苦味が後味を爽やかに引き締めている感じだ。

 このビール、よく冷やして喉越しで飲めば甘く苦く味わい深くてコクがあるのに軽やかで美味しく、少しぬるくなってからゆっくり飲むとフルーティーな甘さが主体になり、コクも深みもある上に香りもさらに良くなり、後から来るホップの苦味が後味を良くしてとても美味しい。
 メーカーはこのビールについて「多重奏で、濃密」と言うが、それはキンキンに冷やさずに少しぬるめでゆっくり味わうと良くわかる。
 しかしよく冷やして喉越しで飲んでも、スーパードライなどより何倍も美味しい。

 このビール、嫌味が全く無くて本当に「美味しい」という言葉以外が見つからない。
 IPAとかスタウトのような個性の強いビールでは無いが、香りや甘みや苦味のバランスの取れた本当に良いビールだと思った。
 通常のザ・モルツやザ・プレミアム・モルツより明らかに良い出来で、「醸造家の夢」という売り文句は伊達ではない。
 麦芽とホップだけで造ったプレミアム・ビールの中でも、これは上の部類だ。
 文句の付け所が見つからない。心地良い甘さとそれを引き締めるホップの程良い苦味が後まで口の中に残る。

 筆者はビールは、日本の大手メーカーではサッポロが一番好きだ。
 そのヱビスと飲み比べてみたのだが、ヱビスの方が香りも味も苦味も強い。
 筆者はヱビスも良いと思うのだが、「ビールは苦いから苦手」と言う人が増えている今日では、間違いなくマスターズ・ドリームの方が皆に好かれやすいだろうと思う。
 マスターズ・ドリームを嫌いとか不味いとか言う人は少ないと思うが、ヱビスはビールらしい濃い味としっかりした苦味ゆえに、好き嫌いが分かれそうだ。
 その点、マスターズ・ドリームは誰にでも自信をもって勧められる。
 喉越しで飲んでも決して重くないのにしっかりした味わいがある。
 そして少しぬるくしてゆっくり飲めば、甘さが主体となるので「ビールは苦いから」と敬遠している人にも勧められる。
 欠点の無い、お酒が飲めない人以外には誰にも勧められそうな本当に良いビールだ。

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