空と虹と恋と

 大好きな写真のこと、そしてゲームやコミックスの話から歴史&時事問題まで、思いつくまま雑多に語ってみたいと思っております。さらに筆者の度重なるイタい失恋話についても、どうぞ憫笑しつつお読み下さいまし。

一人のクリスマス・イブも悪くない

 もしこのブログを、アップした今日12月24日の夜に見て下さっている方がいるとしたら。
 貴方はクリスマス・イブの夜を、恋人もなく一人寂しく過ごしているのだね?
 安心してほしい、筆者も今年は彼女なしで一人で過ごすつもりだ。
 クリスマスを彼女なしで過ごすのは、決して貴方だけではない

 筆者も以前には、彼女がいる時もあった。
 そしてクリスマスを彼女と共に過ごした事もあった。
 その経験から言うが、彼女という存在は、恋人がいた事のない人達が想像するほど素晴らしいものではないぞ。

 それは確かに、大好きな可愛い彼女と共に過ごす時間は楽しい。
 しかし楽しいのと同時に、異性と交際するのはかなり面倒でもある。

 まず女性は、男性とは思考も発想も感情も違う。
 自分と同じ人間だと思って交際すると、まず間違いなく痛い目に遭う。
 女性と交際するなら、「自分たち男とは違う生き物なのだ」と、初めから肝に銘じておいた方が良い

 例えば何か問題が起きた時、男は当然のように対処の方法を考える。
 しかし女性は違う。
 女性はとにかく、自分の話をただ聞いてほしいのである。

 その“女性の話”というのは、一方的な愚痴である事が少なくないのだが、いくら非生産的なくだらない話だと思っても、すべて肯定的に受け入れなければならない。
「こうしたら良いのでは?」とか、「違う見方をすれば、こうだったのでは?」などと言った問題解決の為の前向きなアドバイスは厳禁だ。「あたしの気持ちをわかってくれない!」と、ただ女性をキレさせるだけである。

 何かトラブルが起きた時、男はまず問題の解決を最優先する。
 しかし女性が最優先するのは、“あたしの気持ち”なのだ。
 その“あたしの気持ち”を受け入れ肯定してもらう事が第一で、「こうすれば良い」などという理性的なアドバイスなど、女性は欲しくないのだ。

 女性が「白」と言ったら、どう見ても真っ黒なものでも「ハイ、ソウデスネ、真っ白ダネ」と受け入れる。
 それが女性と上手く付き合う秘訣だ。

 そうすれば女性は、「気持ちをわかってくれる、良い人!」と喜んでくれる。
 そのコツさえ覚えれば、女性とうまく付き合うのはとても簡単だ。
 簡単だが、心を殺し女性に合わせて黒も白と言うストレスは、男性、少なくとも理知的な男性にとってはかなりのものになる。
 そして「真実や現実より、とにかく気持ち最優先」という女性達と付き合えば付き合うほど、「女は馬鹿だなあ」という思いも心の中に澱のように溜まってくる。

 これは筆者が物事を理詰めで考えたがる、かなりの男性脳の持ち主だからかも知れないが。
 女性と付き合えば付き合うほど、「男と女は共感し合えない、違う生き物だなあ」という思いが深まってくる。
 感情最優先で、女が白と言えば黒も白というポイントさえ理解してしまえば、女性と付き合うのはそう難しい事ではないが。
 しかし自分を殺して本音を隠し、相手に合わせて女性と付き合えば付き合うほど、ストレスが溜まり女性と付き合うのが面倒になってくる。

 気持ちの問題だけではなく、男性が女性と付き合うには金銭的な負担も大きい。
 筆者は「デート代は男が出すのが当たり前」という時代に育ったから、何日もの旅行も含めて、デート代はほぼ全額筆者が負担してきた。
 今はデート代は割り勘というカップルも増えてきたとはいえ、それでも女性側の本音は「奢られると嬉しい」という。

 例えば、今日この日のクリスマス・イブのデートを考えてみよう。
 素敵なレストランやホテルを探して事前に予約しておくのは、まず男の義務のように思われているのではないだろうか。むろん、それなりのプレゼントも用意した上でだ。
 今日この日に、男が「レストランとホテルの費用は割り勘ね」と言ったら、「ムード台無し、サイテー!」と、女性にまずドン引きされるだろう。

 バレンタイン・デーにチョコレートを配らなければならないのは、女性にとって負担だと言うが。
 しかしホワイト・デーには、男性側は三倍返しをすべきだとも言われている。
 このように、女性と付き合うには気を使う上にお金もかかるものなのである。

 女性と付き合うのは、本当に難しい。
 例えば食事ひとつにしても、安いお店に連れて行けば機嫌を損ねられてしまうし。
 かと言って、立派なレストランに連れて行けば喜ばれるというわけでもない。
 それなりのテーブル・マナーを求められるような店に連れて行くと、それはそれで女性は機嫌を損ねるのだ。「恥をかかせた、窮屈だ」と。

 女性とのデートって、プランを立てるのもお金を出すのもほぼ男性側だからね。
 で、女性がするのは、その男性が無い知恵を絞りお金を出してセッティングしたデートを採点して、ただダメ出しするだけだから。
 今の男性が女性と付き合うのが面倒だと思う気持ち、筆者にも本当によくわかる。

 一握りのイケメンを除いて、筆者も含めた大半の男性は女性に気も金も使ってご機嫌を取って、ようやくお付き合いしていただけているようなものだから。
 で、ふと正気に戻ると、つい考えてしまうわけデスよ。
女性って、そこまでして付き合っていただくほど価値のある生き物なの?」と。

 コレを言ってはおしまいだが、今日のこの日も、可愛いキャラの出てくる萌え系のアニメでも見ながら一人でケーキとチキンを食っていた方が、余程も気楽で楽しい上に安上がりなのではないかと、ふと思ってしまったりするのでありマス。

 萌え系アニメはどうあれ、女性と付き合うには金も気も消費され過ぎる、女性にそれだけの金と気を使う価値はないと考える男性が増えている事もまた、厳然たる事実である。

 面白いデータがある。
 国立社会保障・人口問題研究所が2015年に実施した『第15回出生動向基本調査』によると、恋人がいる男性は19.7%で、それに対し恋人がいる女性は27.3%なのだそうである。
 この7.6%にもなる男女差は、一体どういう事であろうか。
 日本の未婚の男女の人口差に、それほどもの差があると聞いた事もない。
 つまりコレは、「少なからぬ男が“フタマタ”をかけ、一人で複数の女性と交際している」という事であろう。

 不倫はもちろんいけないが、結婚前のフタマタ交際も当然けしからぬ事である。
 とは言うものの、女性という気も金も使うメンドクサイ生き物と、よく複数相手に交際できるものだと感心もしてしまう。

 女性が相手を恋人と認識しているという事は、女性も公認で複数の相手と交際しているわけではなく、その男性はそれぞれの女性にはバレないよう内緒でフタマタ交際をしているのであろう。
 例えばこのクリスマス・イブやバレンタイン・デーなどには、その複数の相手にどう言い繕っているのだろうか。
 本命の女性とは逢い、浮気相手には「ごめん、急な仕事が入っちゃって……」とか嘘をついて誤魔化しているのだろうか。
 浮気など一度もした事がなく、たった一人の恋人と付き合うのでさえ時には「女性と付き合うのって、面倒だな」と思ってしまうような筆者には、複数の女性と付き合うような苦労をあえて背負い込もうとする一部の男性の気持ちが、どうにも理解できない。

 現状を見るに、女性の交際を「気とお金を使って大変」と感じる適齢期の未婚男性の草食化が進み、その一方で「一部の肉食男性が、複数の女性を食い荒らしている」というのが、日本の恋愛事情の実態ではあるまいか。

 筆者は、桂明日香さんという漫画家が好きで、桂明日香さんの作品はほぼ新刊で買っている。
 その最新作の『レディ・ハニカム』に、祖父から譲られたビルや土地などの不労所得で遊び暮らしている、ロクデナシのオッサン(顔だけはイケメン)が出て来るのだが。
 そのエロいオッサンが言うのだ、「俺おっぱいの重さと脳(オツム)の重さが反比例してる子が好きだからさ~」と。
 その巨乳好きで、しかも飽きたら捨てるというオッサンは、こうも言う。
他人より自分の下半身に誠実に生きたいから

 ……ふうむ。
 女をマタがけして、浮気や不倫をする男性の感覚とは、そういうものらしいデス。
 だが凡人でちゃんと他人にも誠実に生きたい上に、たった一人の彼女も持て余してきた筆者としては、あちこちに嘘をつき、それがバレないように冷や冷やしながら複数の女性と付き合う気になど、とてもなれない。

 そのたった一人の彼女を喜ばせる為に、プレゼントやレストランなど事前にいろいろ考えて苦労した事もある筆者に言わせて貰えば。
 一人で気楽に過ごすクリスマス・イブも、そう悪いものでもないよ。

 この日のプレゼントとデートの為に、何ヶ月も一生懸命バイトしたり節約したお金をつぎ込んだ彼氏。
 複数の女性をマタがけして、演技力を駆使して片方の女性には「仕事が忙しくて……」と嘘をついたり、時間を遣り繰りして一夜で二人の女性と逢ったりしている、桂明日香さんの言うところの“下半身に誠実な方”。
 どちらもホントにご苦労様デス。

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コメント


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客観的な価値。

客観的な価値。

それを見た時に言えるのは
ほとんどの人は男女問わず
「言う程の価値はない」。

その厳然たる事実です。

なので私が人付き合いをする
基準は極めてシンプル。

「相手を思いやれるか」どうか。

クリスマスのデートだろうと。
普段の平凡な食事であろうと。

その向こう側に頑張ってくれた
人の努力が見えるのであれば、
「ありがとう」を言える。

そういう人と「だけ」
私は付き合ってます。

残念ながら、独身の女性で過去に
そういう方は居ませんでした。

一人も。

……男ばかりなンだよなー、
付き合う連中は。(苦笑)

ogotch | URL | 2016-12-24(Sat)16:18 [編集]


Re: 客観的な価値。

> 私が人付き合いをする
> 基準は極めてシンプル。
>
> 「相手を思いやれるか」どうか。
>
> クリスマスのデートだろうと。
> 普段の平凡な食事であろうと。
>
> その向こう側に頑張ってくれた
> 人の努力が見えるのであれば、
> 「ありがとう」を言える。
>
> そういう人と「だけ」
> 私は付き合ってます。

 昔、私はある女友達にこう言われました。
「キミって、顔が綺麗で性格の悪い女の子が好きだよねー」

 ……確かに若造の頃は外見や色香に惑わされ、男性からはモテるけれど実はキャラを作っていて、可愛い女の子を演じているシタタカな子にばかり引っかかって痛い目に遭ってきました。

 本当に自分はバカだったと、今更ながら反省してます。

 で、女性の見た目に騙されないだけの知恵が付いた今では、もう女性からあまり恋愛の対象にされないような世代になっていたという有り様です。

 ま、頑張れば何とかなるのでしょうが。
 女性と恋愛するより、気心の知れた同性と一緒に過ごす方が気楽で良いようにも思えてきてしまっている今日この頃です。

 それでも。
 若い頃の自分の恋愛を思い出し、「何であんな悪女に引っかかってたんだよ!」と自分の見る目の無さに腹が立って、のたうち回るほど悔しくなる事があります。
 見た目は地味でも性格が良くて、「この子と一緒にいたら、幸せになれただろうな」と思えるような子って、ちゃんと居るんですね。
 なのに私はバカで、容姿と女らしい振る舞いばかりに目を奪われて、本当に良い子を見逃していました。

 恋愛の話をすると、本当に後悔する事ばかり思い出されます。
 本当にバカでした、昔の私は。

黒沢一樹 | URL | 2016-12-28(Wed)15:11 [編集]