空と虹と恋と

 大好きな写真のこと、そしてゲームやコミックスの話から歴史&時事問題まで、思いつくまま雑多に語ってみたいと思っております。さらに筆者の度重なるイタい失恋話についても、どうぞ憫笑しつつお読み下さいまし。

少年法などクソくらえ!

 こんな殺人事件があった。
 加害者はオートバイに乗り、被害者を自転車に乗せて押しながら併走し、被害者を電車の迫る踏切に突っ込ませた。
 被害者は「怖い、怖い!」と叫びながら50km近い速度で踏切に突っ込まされ、そこで電車と衝突して命を落とした。

 そして被害者とその遺族に対して、加害者からの謝罪は今も無い。

 さて、皆さんはこの事件の加害者が、どれだけの刑罰を受けたと思うだろうか?
 事件の悪質性、それに被害者の恐怖を考えれば、筆者など死刑にしてやりたいくらいに思う。
 まあ、現実の判例を考えれば死刑は無理だろうが、少なくとも懲役十数年、場合によっては無期懲役の判決が出てもおかしくないだろう。

 では、正解を言おう。
 懲役4~6年の不定期刑だ。
 何故か。
 それはただ、加害者が少年で未成年だったからだ。
 そしてこの加害者は実名を報道される事も無く、程なくひょっこり社会へと、皆さんの側へと現れることになるのだ。

 残酷な殺し方で人を殺して。
 しかも謝罪も無く。
 それでたった懲役4~6年の不定期刑である。
 こんな少年法に「納得できる」という人がいるとしたら、是非顔を見てみたいものである。

 元々日本の少年法というものは、戦後の混乱期に、切羽詰まって生きる為に盗みなどをする戦災孤児などを想定して作られたものだ。
 悪いのは少年本人でなく、社会と家庭などの環境という考えに立っている。
 だから少年法は「立ち直り」を最優先していて、加害者にひどく甘い。
 今は、戦災孤児が多くいた戦後の焼け跡闇市の時代ではないのだ。
 加害者の少年の「立ち直り」だけ考え、被害者の痛みや気持ちなど省みない今の少年法など要らない、と筆者は思う。
 加害者にのみ手厚い配慮をして優しい現状の少年法は、むしろ被害者の敵だ。

 と言うと、非行少年に“理解”ある学者や弁護士などは、決まってこう言う。
「非行に走る少年は家庭に恵まれず、とても可哀想なんだ。オマエは良い家庭に育ったから、それがわからないんだ」

 自分の身内の事を悪く言うのは辛いが、ここで筆者自身の育って来た環境についても語っておこう。
 筆者の父は大酒飲みのギャンブラーだった。
 それもただだらしなく酔っぱらうのではなく、酔うと怒鳴り散らし、暴力も振るう種類の酒乱だった。
 事実、筆者も保育所に通っていた幼児の頃に、酔って虫の居所が悪かった父にブン殴られ、数メートルも吹っ飛んだ事がある。
 家計は主に公務員だった母の収入で成り立っていたが、父はその給料さえ取り上げては、競輪等に通ったりもしていた。
 どこからどう見ても、父はDV親父だった。

 また、筆者の一つ年上の姉は我が儘でヒステリー性格なのだが、とにかく外面の良い、学校の勉強がよく出来る優等生だった。
 家ではヒスを起こして我が儘も言っても、外では徹底的に良い子に振る舞っていた。
 だが筆者は違った。筆者は家でも外でも裏表無く行動し、勉強も授業やテストや受験に関係なく、図鑑や専門書を読みふけって自分の知りたい事を深く勉強していた。
 例えば、姉は明治維新と言えば人名と年号を暗記するが、筆者は「なぜ明治維新が起きたのか?」を歴史書を読んで考えた。
 筆者はテストで良い点を取る為の暗記ではない、物事を理解する為の勉強がしたかったのだ。
 そんな姉と筆者を比べて、学校の教師達も親戚の伯父伯母や祖父母達も皆「お姉ちゃんは本当に良い子だが、弟は出来損ないだ」と言った。
 年子だけに、小学校でも中学でも常に比べられ、「あのお姉ちゃんに比べて、弟は……」と馬鹿にされ続けた。
 中学の時の担任の教師になど、クラスの皆の前で「オマエはお姉ちゃんの爪の垢でも煎じて飲め」とまで言われた。
 出来損ない扱いは親戚も同じで、実の祖母にさえ「お姉ちゃんは良いけれど、この子は嫌いだ」と、面と向かって言われた。

 さらに筆者は生まれは東京だが、父が仕事で失敗をして東京に居られなくなり、幼い頃に他県に引っ越す事になった。
 そして筆者は、小柄でしかも病気がちで体も弱かった。
 男の子のセカイで、小柄で体の弱い異邦人がどういう扱いを受けるか、容易に想像がつくだろう。
 ハイ、もちろんイジメの対象になりましたとも。

 父親が酒乱のDV家庭に育ち、しかも年子の姉と比べられて常に貶められ、小柄で病弱なせいでいじめられもして。
 生育環境を振り返れば、グレて非行に走る理由は充分過ぎるほどあった。
 だが筆者は、性格はかなり曲がりはしたけれど非行には走らなかった。
 ネズミ捕りなどの軽微な交通違反以外で警察のお世話になった事は、本当に一度も無い。
 誰か良い理解者が居て支えてくれたのではないか、って?
 残念ながら、そんな恩人は筆者には誰一人いない。
 酒乱でDVの父親にも、姉と比べられて貶められ続ける事にも、子供時代の理不尽なイジメにも筆者は一人で耐えて生きてきたのだ。
 非行に走ったりグレたりしなかったのは、あくまでも筆者本人の判断と辛抱の結果であって、社会や環境や誰か恩人のおかげでは無い。
 だから断言するが、家庭環境は少年の凶悪犯罪の言い訳にはならない

 ネグレクトされ食事もろくに与えられない子供が、空腹に耐えかねて食べ物を万引きする。
 このような非行なら「悪いのは家庭や環境」と言えるし、同情できるしその罪を責めたくもない。
 しかし強盗や強姦や暴行や殺人などの凶悪犯罪には同情の余地は無いし、家庭や環境のせいには出来ないと筆者は考える。
 筆者の父は酔うと暴れたし、学校の同級生にも暴力を振るう悪ガキのイジメっ子は当たり前にいた。
 しかし筆者は、「喧嘩上等、気に入らなければ暴力を振るっても良い」とは全く思わないで育った。

 静岡県は、伊豆と駿河と遠江の三つの国から成り立っているが。
 それだけに、それぞれの地方で県民性もかなり違い、県内ではこうも言われている。
「もし本当にお金に困った時、どうするか。遠江の人は追い剥ぎ、伊豆の人は詐欺、そして駿河の人は乞食をする」
 今も強盗や詐欺をして逮捕された人が、よく「お金に困ったから」と言い訳をするが。
 例えばその場合、強盗犯はお金を奪うだけでなく相手に危害も加えるが、詐欺師はお金は騙し取っても少なくとも危害は加えない。
 そしてホームレスになる人は、自分の身を落としても誰の金も奪わず、誰にも危害を加えない。
 だから筆者は、「追い詰められた時に犯罪に走るかどうかは、環境ではなく本人の性格や人間性による」と考える。

 よく非行少年と接する警察官や少年院の教官や弁護士などは、「彼らは家庭などの環境が悪くて可哀想なんだ」と言う。
 確かに非行少年の家庭環境は劣悪な場合が多いのだろう。
 しかし少年犯罪の専門家達は、罪を犯した少年とばかり接しているが為に、「家庭環境が悪くても、自分の意志で頑張って非行に走らず真っ直ぐ生きている数多くの善良な人達が見えていない」ように、筆者には思える。

 本当に金に困って追い詰められても、強盗や詐欺などの犯罪に走る人ばかりではないのだ。他人を害するより、ホームレスになる事を選ぶ人だって間違いなくいるのだ。
 同様に、いくら家庭環境で追い詰められても、凶悪犯罪に走る人ばかりでは無いのだ。
 他人に暴力を振るったり、ましてや殺したりして良い筈が無い事くらい、子供でも充分にわかっている筈だ。
 今の「立ち直り」を最優先する少年法は、立ち直りに役立っているどころか、むしろ非行少年を調子に乗らせているのではないか。
「俺たちは“少年”だから罪が軽いし、実名もバレないしすぐ出て来れるもんね!」と。

 今年、東京の練馬区でこんな事件があった。
 高校一年生の少年が同級生に暴行し、バッタやミミズやヤモリ、さらには飼い犬の糞まで繰り返し食わせていた
 で、強要容疑で警視庁少年事件課に逮捕されたのだが。
 実はこのクソ少年は、これまでにも暴行と強要の容疑で二回も逮捕されているのだという。
 想像して貰いたい、暴行され、さらに虫や犬の糞まで食わされるのだぞ。
 それで二度も“逮捕”されても、すぐにまた世の中に出て来て高校生に戻り、またも同級生に暴行等を繰り返しているのだ。
 今の少年法がいかにザルで、立ち直りwwwにも役に立っていないか、この例だけでもよくわかろうというものだ。

 その練馬の事件で、同級生たちは「仕返しが怖かった」と話しているそうだが、気持ちは本当によくわかる。
 何しろ暴行と強要で逮捕されてもまたすぐに釈放され、学校や地元に戻って来て同じ暴力を繰り返すのだから。
警察は役に立たないし、少年法はクソだ」と、少年の周囲の被害者らは皆そう思ったのではないだろうか。
 何しろもしその加害者の少年がキレて、警察に被害を届け出た少年を殺したとしても、懲役4~6年程度で済んでしまうのだから。
 そして加害者の少年は匿名のままで、出所後は何食わぬ顔で再出発できるのだ。

 こんな実例もある。
 高校生の少年が、同級生を殺した。
 そして被害者の少年は母一人子一人の家庭で、事件後その母親は一人になった。
 一方、加害者の少年は少年院で通信制の高校を卒業し、大学(法学部)にも受かり、さらに司法官試験にも合格して弁護士になり、家庭も持ち豊かで幸せな暮らしを送っている。
 この加害者の少年は、少年法の理想のように見事に「立ち直った」。
 だがその少年は人を殺したという過去を無かったもののように振る舞い、被害者の母親に対する謝罪や補償もろくに無いままだ。
 と言うより、法律の知識を駆使し、謝罪と補償を求める被害者の母親に圧力をかける有り様なのだ。
 被害者は殺され遺族は不幸の底に沈んだままの一方で、加害者のみ「立ち直って」幸せになっている。
 こんな少年法に、筆者はどうしても良い感情を持てない。

 今年放送されたNHKスペシャルで、少年は何故キレやすいかを取り上げていた。
 それによると、若いうちは脳の衝動を抑える部分が未発達で、アクセルはあってもブレーキが効きにくい状態なのでキレやすいのだそうだ。
 それを考えると、少年の「カッとして暴力を振るってしまった」とか、「盗みたい衝動を抑えきれなくて、つい」というような犯罪には、成人より多少の情状酌量の余地はあるかも知れないが。
 しかし少年の大多数は「つい」万引きなどの盗みもしていないし、「カッとした」からといって傷害罪になるような暴力も振るったりしないし、ましてや人を殺したりしない

 少年の脳が衝動を抑えにくいように出来ていようが、家庭環境に問題があろうが、「凶悪犯罪を犯して許されて良い理由は何もない」と、少なくとも筆者は考える。
 大切なのは「加害者の立ち直り」ではなく、まず「被害者や遺族の支援」ではないか。
 少年法では、加害少年の立ち直りばかりが大事にされて。
 非行少年の「立ち直り」に手を貸す、善意の人達も組織もあって。
 その一方で、被害者とその遺族については「どうぞ自力で何とかして下さい」と放置されているのが現状だ。
 こんな少年法と「非行少年の立ち直り」など、クソクラエと言いたい。

 筆者にも少年であった時代もあるし、少年の知人もいるが。
 暴力や殺人が悪い事だと知らない少年など、筆者の知る限りでは全くいない
 非行を犯す少年達は、ほぼ皆、悪い事だとわかってやっているのだ。
 そして少年達は、自分らが少年法で守られ、大人より罪が軽く、罪を犯しても実名を知られる事も無いと知っている
 筆者の見る限り、今の少年法は非行を抑制するどころか、むしろ甘やかして犯罪を助長している

 少年の非行問題の“専門家”は、口を揃えて「厳罰化は、問題の解決にはならない」と言うが。
 専門家でない筆者は、決してそうは思わない。
 何故なら非行少年達は、少年法が自分達に甘い事を皆よく知っているからだ。

 例の練馬の、同級生に暴力を振るい虫や犬のクソを食わせていた少年だが。
 その少年が過去の二回の逮捕ですぐ自由にされることなく、初回で厳罰に処されていたら、同じ犯罪を同級生に繰り返すような事は無かったのではないか。
 暴力を振るわれ、虫や犬の糞を食わされ、耐えかねて警察に訴えても。
 少年法とやらでまたすぐ舞い戻って来て、同じ暴力と強要が繰り返される。
 その時の被害者らの無力感、「警察も法律もアテにならないし、自分達の味方ではない」と知った時の絶望感は想像するに余りある。

 冒頭で取り上げた、自転車の被害者をバイクで押して踏切に突っ込ませて死なせた加害少年にしても。
 こうして死なせれば大人と同じ刑が科され、間違いなく懲役十数年で下手をすれば無期懲役とわかっていれば、少なくとも犯行を躊躇ったのではないか。

 良い人や性善説の人は、絶対に認めたがらないが。
 世の中にはサイコパス、「他人の痛みを感じない、犯罪傾向の高い人」が科学的に間違いなく数%存在しているのだ。
 たやすく暴力的になり、衝動性が強くて罪悪感を持てない反社会性人格障害の人は、大人でも確実に、間違いなくいる。

 確かに少年の脳はキレやすいように、衝動を抑えにくいように出来ているのだろう。
 そして家庭環境の劣悪な、可哀想な少年も確かに存在する。
 しかし大多数の少年はキレやすい衝動に耐え、家庭に問題があっても凶悪犯罪は起こさずに真っ当に生きている
 少年で凶悪な犯罪を犯す者は、筆者は他人の痛みを感じず罪を犯しても良心が痛まない、生まれながらのサイコパスなのだろうと思う。
 そしてその反社会的なサイコパスに「少年だから」と甘い処分を下すのは、絶対に間違いだと考える。

 被害も少ない軽微な犯罪まで含めて、「少年法など無くしてしまい、大人と同じように罰しろ!」と言うつもりはないが。
 少なくとも被害者の痛みが大きい凶悪犯罪については、少年法を適用して刑を軽くするのはやめていただきたいと思う。

 例えば少年に暴行されて、人が殺されたとする。
 その恐怖と痛みは、加害者が少年か大人かで違うだろうか?

 凶悪犯罪の被害者の立場から言えば、加害者が少年だろうが大人だろうが、殴られ、いたぶられる痛みと恐怖と屈辱に何も関係ないのだ。
 そして加害者の立ち直りより、被害者の心身のケアがまず優先と考えるのは、常識ではないだろうか。
 しかし日本では、少年犯罪は「まず加害少年の立ち直りを」と言われる。
 それがどうにも、筆者には納得が行かない。
 示談で済まされるような犯罪はともかく、凶悪犯罪に関しては少年も大人と同じように裁くべきだと筆者は考えている。

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コメント


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「現実」と「基本」のみで。

おそらく、この認識を持つ方が
山ほど居られるかと思います。

少年法の厳罰化に関しての
主張は基本的に三つだけ。

1、凶悪犯罪の減少効果。
2、被害者の心理的回復。
3、加害者の自己責任論。

これだけです。

コレを「現実」と「基本」のみで
見てゆけば良いわけです。
※あくまで私の論理展開になります。

で、皆さん知らない方が多いのですが
日本は既に少年法の厳罰化を「四回」
行っています。

他国でも、厳罰化の現実があります。

なので、既に「厳罰化した結果」は
出ております。


1、凶悪犯罪の減少効果。
→厳罰化すると犯罪が増加することが
犯罪白書で明確に出ております。

それまで減少していたグラフが、
厳罰化した年だけ増加。

そして再犯率も増加しています。

厳罰化して犯罪が増えたことは
被害者が増えたということです。

ーーーーーーーーーーーーーーー

2、被害者の心理的回復。
→要はやり返せば気持が収まるという
考え方ですが、それで回復した客観的
データは公的に存在しません。

だって公的刑として報復が無いのが
「近代刑法」の基礎ですから。

報復が無いのなら、報復後の
回復データもあるわけが無い。

つまり客観証明できない内容を
持ち出して主張すること自体が
問題だということになります。

では報復以外に回復方法の成果が
無いのだろうかと調べてみたら、
キチンと存在しています。

ドイツ、アメリカなどで加害者と
被害者間のセラピーが行われて、
回復したデータが出ています。

このセラピーによる回復方法は
日本でも行われており、効果を
発揮しているのです。
(知り合いが このセラピストです。)

と、いうことは報復以外に回復方法が
無いという主張は成り立ちません。

ーーーーーーーーーーーーーーー

また、併せて明示しておきますが
刑法そのものは正義という概念は
規定しておりません。

「◯◯をやったら懲役◇◇年」のように
単に やったことに対しての罰則がある。

「ストライク3つで1アウト」という、
単なる取り決めが在るだけの話です。

それ以上でも それ以下でもありません。

ーーーーーーーーーーーーーーー

3、加害者の自己責任論。

「やったことに対して責任を取る」

ゆえに殺人をした者には例外なく
成人と同等の刑罰を与えるべきだ。

この意見は一見正しそうに見えますが
法律の「基本」部分が抜けています。

成人の刑罰(マイナス)を与えるなら
成人の権利(プラス)を与えないと
法の平等は成立しないんですよ。

「未成年だから不可」であると決めた
不平等の全解除が まず先の話。
(そして非現実的な話です。)

そうしないと法の平等が成立しません。

それは法治国家の根本に関わる話で、
それ抜きに話をしてはいけないのです。

ーーーーーーーーーーーーーーー

【結論】

厳罰化して犯罪が増加する事実がある以上
被害者を減らすための策として、厳罰化を
行うプラス面は全く認められない。

ただし、被害者を増やせれば警察権力を
増大することに直結するので そちらに
目的を置くのであれば極めて有効である。


「『やってみて』逆効果だと分かった。
意味がないことはやらない方がいい。」


以上が結論となります。


シンプルですね、考え方は。

治安維持法の経緯を調べてみて、
共謀罪法案に意味がないと考える。

それと全く同じことをした次第です。

取り急ぎ ご参考まで。

ogotch | URL | 2017-07-16(Sun)10:14 [編集]


【少年法などクソくらえ!】
ウイスキー関連から黒澤さんのブログを見ていてその通り!と感じました。特に「非行を犯す少年達は、ほぼ皆、悪い事だとわかってやっている」そして彼らは「自分らが少年法で守られ、大人より罪が軽くなることを知っている」まさにその通りです。

いじめ、非行、犯罪をするような人物は総じて我が強く自信があり気も強いが、その一方で自分が追及されないように動く狡猾な人種です。彼らには法律上の性善説は通用しません。

一方的に重大な犯罪を犯した未成年者の罪を減免するなら、『まともな善悪の判断の出来ない危険物』としてせめて警察のリストにだけでも登録し、繰り返すならやはり成人と同様の処分を下すべきです。

でなければ犯罪者の人権を守るために、アナタや私のような善意の一般市民の安全が蔑ろにされるという。じつに理不尽な治安体制だと言わざるを得ないのです。

私も十代前半にアナタと同ような経験をしました。だから言えます。罪は罪です。された側は決して忘れません。
その時彼らがどんな態度でいたのかも…。少なくとも罪の意識など毛ほども感じていないことは確かです。



晩シャク | URL | 2017-07-17(Mon)01:00 [編集]


刑法の基本。

良い機会なので「刑法の基本」を
説明しようと思います。

まず、第一に刑法というものは
国民のために作られてません。

犯罪者を裁くとか犯罪予備軍を
罰するためでは全くありません。

刑法とは「裁判官(司法)」に
制限をかけるために存在します。

遠山の金さんのように、裁判官の
胸先三寸で死刑や島流しを国民に
することを防ぐためです。

ーーーーーーーーーーーーーーー

では、刑事裁判は誰を裁くために
存在しているのか。

それは「被告人(容疑者)」では
ありません。

刑事裁判とは「検察(行政)」を
裁くために存在しています。

ーーーーーーーーーーーーーーー

憲法は「国民が国家へ命令する」もの。

「権力は縛らないと暴走する」という
理念を基本に考えられています。

刑法も、同じです。

国家権力を持つ人間は国民に
危害を与えるものである。

ゆえに、国家権力側に落ち度が
一つでもあれば被告人の有罪は
一切認めない。無罪にする。

ーーーーーーーーーーーーーーー

日本国憲法第31条にある
「何人も、法律の定める手続きに
よらなければ、その生命もしくは
自由を奪われ、又はその他の刑罰を
科せられない。」

これに基づいて、刑法は国家権力に
制限を与えているわけです。

国民による殺人などの不利益より
国家による権利侵害の不利益を、
制御する方を明確に優先する。

警察、軍隊、裁判という「暴力」を
制御するために刑法は在るのです。

ーーーーーーーーーーーーーーー

これらは好き嫌いを別にして、現実に
存在する刑法の「基本」となります。

ーーーーーーーーーーーーーーー

私自身、自分の恩師から このような
「基礎知識」を色々と叩き込まれて
こう、言われました。

「主張の前に、最低限のことを調べ
その上で自分の考えを言いなさい。」

「調べもしないで感情だけで話す。
大人なら、それ自体が恥ずかしいと
思いなさい。」

「マッカーサーは日本国民に対して
『国民レベルが12歳』と言いました。
それが悔しいなら、学びなさい。」

読み手に この言葉が届くかは
私にも分かりません。

しかし、私は恩師のこれらの教えで
以前の「無知なまま わめく」姿勢を
改善することが出来ました。

これは、主義主張の話ではなく
それ以前の基本姿勢の話です。

他界した恩師の言葉を なぜか
思い出し、こちらに書かせて
いただきました。

この恩師の言葉が、誰か一人でも
学ぶ姿勢の改善になれば幸いです。

乱筆乱文をお読みいただき
心より、感謝申し上げます。


From ogotch to You.

ogotch | URL | 2017-07-17(Mon)18:34 [編集]


宙に浮いた「責任」

お邪魔します。
 根幹には「未成年はまだ社会の正式な一員ではない」というのがあるように思われます。ですから未成年者の結んだ契約は親が取り消す事ができるのです。しかし凶悪犯罪に対しては親といえども責任が取り切れません。賠償といった民事上の責任は取れるでしょうが、親を刑務所に入れる事も、ましてや死刑にする事はできません。子供はある意味"ブラックボックス"で親が制御し切れるものでない以上、そこまで責任を負わされたら誰も子供をもうけなくなるのでは思われます。その結果として責任が「宙に浮いて」しまっているのではないかと。

 それと余談ですが、権力の根幹には「人は人に対して獣になり得る。であるから互いに牙を剥く状況だけは避けなければならない」という認識があるものと思われます。そういう認識が無ければ権力は「人々から自由や権利を奪う悪しき力」にしか見えないでしょう。それで「牙に引き裂かれる人々」から目を背けるわけで。

ブロガー(志望) | URL | 2017-07-17(Mon)21:09 [編集]


刑法の原則。

乗りかかった船ですので、大半の方は
ご存知かと思いますが、確認の意味で
「刑法の原則」を3つ記します。

ーーーーーーーーーーーーーーー

【原則1】
刑法に書いてある条件と、
刑法に書いてある処罰しか
やってはいけません。

【原則2】
行動を起こした本人しか
処罰をしてはいけません。

【原則3】
国家の維持、安定に関係ないことの
処罰をしてはいけません。

ーーーーーーーーーーーーーーー

この「刑法の原則」を学んでいるなら
「子供の責任を親に取らせる」ことが
どういうことなのか。

気付きや疑問等 色々浮かぶと思います。

後は図書館でも書店でも構いません。

優れた専門書を ご自分で調べて
刑法の歴史を見直して。

「なぜ、今ここに至ったのか」を
把握すれば、事実の裏付けを基に
論理を構築できることでしょう。

ーーーーーーーーーーーーーーー

私も今、刑法に関する自分の疑問を
専門書で調べているところです。

このように学ぶ機会を頂けたことに
心より感謝を申し上げます。

お互いに知性を磨いて参りましょう。

ogotch | URL | 2017-07-19(Wed)22:45 [編集]


Re: 「現実」と「基本」のみで。


> 少年法の厳罰化に関しての
> 主張は基本的に三つだけ。
>
> 1、凶悪犯罪の減少効果。
> 2、被害者の心理的回復。
> 3、加害者の自己責任論。
>
> これだけです。
>
> コレを「現実」と「基本」のみで
> 見てゆけば良いわけです。

 ogotchさまのコメントを拝見すると、いかに自分が感情論ばかり語っていて現実を知らないかを思い知らされます。
 厳罰化は、少年の凶悪犯罪の防止に役立ちませんか……。
 ogochさまのコメントを拝見すると、そう認めざるを得ません。

 私は少年時代、馬鹿な事や恥ずかしい事は多々しでかしてきましたが。
 イジメられやすい立場だった為、自衛の喧嘩もしました。
 ただ自分から他人に暴力を振るったりとか、モノを盗んだりした事が全くないのです。
 盗んだバイクで走ったりとか、学校の窓ガラスを割ったりとか、そんな事をしたい衝動に駆られたことすらありません。
 爆発しそうなエネルギーを持て余すとか、そういった事は全く無かったです。
 ただ好きな写真を頑張って撮り、そして本をたくさん読んで若い時期を過ごしました。
 エネルギーは、誰に導かれたわけでなく自分の意志で、好きな事を頑張る為に使いました。
 また、私が家庭環境や教師に恵まれていたわけでもない事は、本文にも書いた通りです。
 だから凶悪犯罪を犯す少年の気持ちが、私には全くわからんのです。
 街にたむろして他人を威嚇するストリート・ギャングの気持ちも、私には全くわからんのです。

 少年による一部の凶悪犯罪がマスコミに繰り返し報道される為、人々は少年犯罪が増えているかのように思っているようですが。
 でも実は、少年犯罪は減少しているのだという事も知っています。
 それでもキレやすく犯罪に走る少年もまだ現実にいるわけで。
 どうすれば良いのでしょうかね、若い爆発的なエネルギーを犯罪でなく、本人の自己実現の為に向けさせるには。

黒沢一樹 | URL | 2017-07-20(Thu)00:23 [編集]


Re: タイトルなし

> 「非行を犯す少年達は、ほぼ皆、悪い事だとわかってやっている」そして彼らは「自分らが少年法で守られ、大人より罪が軽くなることを知っている」まさにその通りです。
>
> 私も十代前半にアナタと同ような経験をしました。だから言えます。罪は罪です。された側は決して忘れません。
> その時彼らがどんな態度でいたのかも…。少なくとも罪の意識など毛ほども感じていないことは確かです。

 よく「ありのままに、自分に正直に生きたい」とか言う人達がいますが。
 私は「とんでもない!」と思います。
 もし私が自分に正直に、ありのままの自分で生きたら、それこそどんな事をしでかすかわからなくて、怖くてしかたがないからです。

 もちろん、私にだって良いところはありますよ。
 でも同時に、悪い部分もいっぱいある事、自分でわかってるんです。
 欲だってあるし、恨んだり妬んだり憎んだり、心に闇はけっこう濃くあったりします。
 だからもし「自分に正直に」生きたりしたら、きっと悪い事や酷い事をしまくりですよ。

 例の「ありのままに、自分に正直に生きたい」と正気で言う人達は、きっと性善説で自分自身をも良い人間だと信じているんでしょうね。
 でも私は違います。
 私は、私の中の闇をしっかり直視して、それを抑え込んで人様に迷惑をかけない生き方をしようと努力しています。
 だから自分の感情のままに生き、悪い事もし放題な人を見ると、本当に腹が立ってしまいます。

 ハイ、私は性悪説です。
 だからこそ、人は正しく、少なくとも人様に害や迷惑をかけずに生きる努力をすべきだと思うのです。

黒沢一樹 | URL | 2017-07-20(Thu)01:52 [編集]


Re: 宙に浮いた「責任」

>  凶悪犯罪に対しては親といえども責任が取り切れません。賠償といった民事上の責任は取れるでしょうが、親を刑務所に入れる事も、ましてや死刑にする事はできません。子供はある意味"ブラックボックス"で親が制御し切れるものでない以上、そこまで責任を負わされたら誰も子供をもうけなくなるのでは思われます。

 子供も、いろいろですからねえ。
 酷い家庭環境で育っても正しく生きる子供もいれば、少なくとも傍から見れば良い家庭で育ったのに非行に走ってしまう子もいます。
 確かに子供の非行の全責任を親に負わせていたら、怖くて子供など持てなくなってしまうでしょうね。

 けれど今のままでは被害者とその身内はやり切れない気持ちでいっぱいで辛いでしょうし、どうしたら良いものでしょうか。
 やはり国が被害者のケアをもっと積極的にやるべきなのでしょう、しかし非行少年の犯罪の尻拭いを税金でする事に、国民は同意するでしょうか。

黒沢一樹 | URL | 2017-07-20(Thu)02:47 [編集]


Re: 刑法の原則。

 ogotchさまの明快な論理には、いつも感服しています。

 つまり「罪を犯した少年の親を罰するのは無理」という事ですよね。
 しかし少年を大人と同じように罰するのも無理だとすると、今よりもっと非行に対する教育を徹底して、国が被害者のケアをもっと手厚くする……という事以外に、答えは無いように思えてきます。


黒沢一樹 | URL | 2017-07-20(Thu)03:29 [編集]