空と虹と恋と

 大好きな写真のこと、そしてゲームやコミックスの話から歴史&時事問題まで、思いつくまま雑多に語ってみたいと思っております。さらに筆者の度重なるイタい失恋話についても、どうぞ憫笑しつつお読み下さいまし。

大失恋(56)・リアルな恋愛は鬱系のギャルゲーに似てマス

 最近増えつつあるご当地アニメではないけれど、ギャルゲーの舞台も案外いろいろだよね。
 例えばKIDの作品って、メモオフ・シリーズはもちろん、それ以外でも鎌倉や藤沢など湘南一帯をイメージしてるものが多い気がするし。例えば『ホワイトブレス』の舞台も多分鎌倉だし、主人公が通学に使う電車も江ノ電っぽい気がするよ。
 鎌倉は黒沢も好きな街で、東京に住んでいた頃にはカメラを片手に何度も通ったよ。それだけに主人公やヒロイン達が出逢って恋したりしてる場所が「多分あの辺りかナ?」と想像がついたりすると、気付かぬうちに作品の世界にどっぷりと感情移入しちゃうんだよね。

ホワイトブレス パーフェクトエディション(通常版)ホワイトブレス パーフェクトエディション(通常版)
(2010/09/02)
Sony PSP

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つよきす!』の舞台のモデルは多分横須賀で、黒沢は横須賀も好きだし、だから『つよきす!』が描くセカイの空気もかなりわかる。
_summer ##』だって、ぶっちゃけ舞台がもし黒沢が育った町に似た「片田舎の海辺の町」でなかったら、「悪くはないけど、ちょい退屈」で片づけて、すぐに忘れ去ってたかも。

 ま、大半のゲームは「舞台は日本のどこにでもありそうな、ごく普通の街」って感じで、きっとそれが一番無難で皆に受け入れられやすいんだろうと思う。
 けどあえてローカル色を強く出して、それを作品のムード作りに利用してるゲームも少なくないよ。
 田舎で恋と言うと、やはり「海辺の町」を連想してしまうよね。けど、山の方の田舎を舞台にしたギャルゲーも案外あるもので。
 今すぐ思いつくだけでも、例えば『夏少女』とか『巫女舞』とか。
 あと、『アカイイト』や『ひぐらしのなく頃に』も、山里なればこそのムードを巧みに生かしていて……って、両方とも(恋愛要素もあるにせよ)ホラーゲームじゃねーかよw。
 さらに『水月』や『夏色小町』のように、両方の良いトコ取りした「海と山に囲まれた小さな町」なんて舞台のゲームもあるし。
 そうそう、知る人ぞ知る名作『おかえりっ!』も、舞台の“姫神島”のモデルは瀬戸内海に浮かぶ真鍋島だよ。

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(2001/12/20)
PlayStation

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 この『おかえりっ!』は、ゲーム機がすっかりプレステ2の時代になった後の2001年に、旧プレステの規格の“SIMPLE1500シリーズ”の一つとして出されたという、とっても不遇な作品でして。
 パッケージもショボくて、見るからに「安売り用でぇ~す!」って感じで、店頭でもお客に殆ど無視されてたよ。
 大体さー、この『おかえりっ!』なんてタイトルから「何コレ、ダサッ」とか思っちゃうじゃん。『夕凪色の恋物語』っていうサブタイトルの方が、どう考えても何倍も良かったのにね。
 でもこのゲーム、中身はメチャ良いデスから。
 黒沢はコレを、ゲームショップの片隅で新品のまま埃を被ってたのを、僅か五百円で手に入れたのだけれど。おかげでその晩から、ゲームを進めるのに熱中し過ぎて睡眠不足になっちまったゼ。
 この『おかえりっ!』は、隠れた名作のまま終わらせるには余りに惜し過ぎるんで、章を改めていずれ詳しく語りたいと思いマス。

 それはともかくとして。
 数あるゲームの中には、キミの住む町に似た場所を舞台にしたものも、きっとあると思う。
 そのキミの記憶に重なるような“町”で、キミが好きだったコにどこか似たヒロインに、主人公と一緒にもう一度恋をしてみてごらん。胸を締め付けられような思いを、また味わえると思うから。

『つよきす!』や『_summer ##』をプレイして、改めて痛いほど思い知らされたよ。あの中三の一年間で失ったモノを、黒沢は未だに取り戻せていないまま生きてるんだ……って。
 って言うか、失ったら二度と取り戻せない大切なもの」って、人生には間違いなくあるんだよ。
 けど人はそのことに気付かず、自分に本当に大切なものは何なのかもわからないまま、周囲や空気や一時の感情などいろんなモノに流されて、徒に時を過ごしてしまうんだよねえ……。

 56回にもわたって長々と書き連ねたこの“大失恋”の駄文にここまで付き合ってくれた人達に、心から言いたいよ。
「ありがとう」
 黒沢の人生を変えたあの一年間のこと、記憶を辿りながらいろいろ書いてみたのだけれど。まさかこんな膨大な量になってしまうとは、自分でも思ってなかったデス。
 実はこの章は書いていてとても苦しくて、ここまで書き上げるのに、以前の章よりずっと時間がかかってしまったよ。
 書けば書くほど、あの当時味わった辛い気持ちを改めて思い出してしまってさ。上書き消去したつもりだった痛くて苦い記憶が、心の中にまたありありと蘇って来てしまって。
 退治した筈の過去のバケモノ達が、暗く深い沼の底から次々に湧いて出てくる……って感じかな。
 途中で何度も、「書くの、もう止めちまおうか」って思ったよ。
 けどまだ長い未来があるキミに、どうしても伝えておかなければと思って語り続け、何とかここまで辿り着いたわけデス。

 人生自体もそうなんだけど、恋愛ってある意味ギャルゲーにすごくよく似てるよ。それも奇跡やファンタジー色のまるで無い、リアル系の鬱ゲーにね。
 目の前に次々に現れる選択肢の選び方次第で、先に開けるルートがどんどん変わって行って。そしてその選択肢を一つ間違えるだけで、下手をすればバッドエンドに一直線だよ。
 そしてゲームと違って、現実の恋愛はリアルタイムでエンディングまでノーセーブで進行だから。もちろん、バッドエンド後のリセットも不可だしね。
 だからこそ「信じるべき相手だけは、絶対に間違えちゃダメだ!」って、心から言っておきたいよ。

 何かさ、今は心の中のモノをすべて吐き出し尽くしてしまった感じで、次は何を話したら良いかちょっと思いつかない状態だよ。
 だからまとまった長い話は当分できないんで、空などの写真の他、日頃気になってることとか、好きな物のこととかの雑文を書き散らすつもりでいるけれど、よろしかったら今後もお付き合い下サイ。

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