空と虹と恋と

 大好きな写真のこと、そしてゲームやコミックスの話から歴史&時事問題まで、思いつくまま雑多に語ってみたいと思っております。さらに筆者の度重なるイタい失恋話についても、どうぞ憫笑しつつお読み下さいまし。

黒沢一樹の歴史観と政治思想

 黒沢一樹(いつき)と申します。
 好きなものは写真と読書とマンガとゲームと猫、そしてスコッチウィスキーを少々。
 卒業した大学で学んだのは日本史で、歴史にも興味はかなりあります。
 それで写真やゲームについてだけでなく、歴史や時事に関しても語りたいことがありまして。

 ところで歴史を学ぶと、過去のある事件が歴史上どういう意味を持つかの理解で、どうしても当人の政治的な意識や思想に左右されがちです。ある意味、「歴史の理解は、当人の政治思想と不可分」と言っても過言ではないと思います。

 黒沢自身は、政治的には周囲から昔から一貫してコチコチの右翼と言われてきました。実際、大学時代には“リベラル”なサヨクの同級生たちと、どれだけ喧嘩腰の論争をしたかわかりません。
 ただそれでいて、いわゆる“ニッポンの右翼”にも殆ど共感できずにいます。
 何故か。
 ワタクシ黒沢は徹底した現実主義者で、精神論や根性論、さらに原理主義や教条主義は生理的に受け付けないからで

「大和魂と竹槍で、敵戦車を迎え撃て!」
 こんなアホなことをほざいた元軍人どもは、死んで地獄に堕ちるべきと思っております。

 戦争に勝つのに必要なのはまず戦力と物資で、正義などただプロパガンダ用の旗に過ぎない。いわんや何々魂とかの精神力や必勝の信念など、価値で言えばゴミ屑と同等と思っています。

信じるキモチじゃ勝てねーよ、ただ強い方が勝つだけだってば
 と言うか、何かを信じるということに、何の意味や意義も感じてないんですね。

 そんな黒沢は当然の如く無神論者で、宗教は全く肌に合いません。と言うか、何事であれ「理屈抜きに信じる」ことが全くできないのです。

 頭で考えてちゃんと納得できたモノしか、自分の中に受け入れません。周り「の皆がどうだ」とか「時代の空気や流行がどうだ」とかいったことは、この黒沢には全く関係ないです。
 ハイ、こんな黒沢は、例の“アスペルガー症候群”ってやつかも知れませんね。
 それだけに「理屈を言うな! 信じて俺について来い!!」という問答無用のヒトとは、水と油以上に反りが合いません。
 日本の右翼って、結局その理屈抜きの精神論者ばかりですから。そして天皇という現人神サマを奉る宗教の信者のようなものですから。

 残念ながら黒沢は無神論者で、徹底したリアリストですから。
 天孫降臨と言うのでしょうか、「天照大神の孫の瓊瓊杵尊が日本の王となるために天から降りて来て、日本の天皇陛下はその曾孫の神武天皇以来の万世一系の……」とか、ホント理屈も科学もまるで無視した宗教でしかありませんよね。
 その神話による、言わば“天皇教”を信仰して、天皇を絶対不可侵の現人神と神聖視する日本の右翼の皆様方の精神構造が、黒沢にはまるで理解できないのです。

 歴史認識についても、黒沢はまず現実を見て理屈で考えることから始めますから。
 だから戦後長く日本のインテリ層や教育界を支配してきた、「全て日本が悪うござんした、日本さえ戦争を起こさなければ世界は平和になるんデス」って自虐史観も、もっての外の愚論と思います。けれど同時に、過度の身びいきの“愛国心”からの「日本は何も悪くないもんね!」って感情論もまた、同じくらい愚だと思います。
 事実を全体として見れば、あの戦争は間違いなく日本の侵略戦争ですってば。
 ただ従軍慰安婦や南京大虐殺などの問題も含め、日本軍の“蛮行”とされている事すべてを、中国や韓国など相手国の主張通りに丸飲みするのもオカシイ、って思ってます。

 黒沢はただ、やった悪い事は事実として認め、でも言うべき事(事実と違う点)はきちんと主張すれば良いだけのことと思ってます。
 なのに「日本が全部悪かった」か「日本は何も悪くない」かでしか話せてない……って、日本の“リベラルな平和勢力”もネトウヨを含む右翼も、どちらも余りに幼稚過ぎると思いますが。

 前にも触れたように、黒沢は「正義は必ず勝つ!」なんて全く信じてませんから。あくまでも「勝のはただ強い方」と。
 同じように「他国の理性や良心」も信じておらず、「どの国も、自国の都合と権益を最優先して行動するもの」と理解しています。
 端的に言えば、憲法にどんな立派な前文が書いてあろうと「あなたは北朝鮮の理性と良心を心から信じて、武力なんかイラナイとか本気で言えますか?」ってことですよ。
 ゆえに国の安全保障の問題は、理念や理想論でなく現実論で真剣に考えるべきと思っています。
 それこそ「もしやられたら、その時は倍返しだ!」って決意と実力(武力)を持ってこそ、国を守れるのだと黒沢は考えます。
 だから例の天皇教の信仰は受け入れられないし、渡部昇一氏らの歴史認識についても大いに異論はあるものの、国防と安全保障の面で黒沢は完全に右翼に組み込まれてしまうんですね。

 あと、黒沢は同性婚には反対だし、いわゆる“妾の子”を「正式な夫婦の子と同等に扱え!」という最近の裁判での判決も、結婚制度への侮辱や家族制度の破壊にしか見えないのです。
 ろくに日本語も話せず、日本の文化や習慣を尊重して守る気も無いくせに、ただ良い暮らしをしたいだけでやって来る“経済移民”の流入にも大反対です。
 同時にグローバリズムを声高に叫んで、日本の諸制度を外資とアメリカに都合の良いように作り替え、昔からの日本の良き社会を壊そうとしている新自由主義者たちも、黒沢は国を内から滅ぼそうとする敵と認識しています。
 ですから二十世紀のうちは一貫して自民党を支持してきましたが、今世紀に小泉政権になって以降は、自民党に票を入れたことは一度もありません
 こんな黒沢は、ポリティカルコンパスによると保守左派に分類されるようです。

 保守派でサヨク嫌い、全共闘で暴れた世代はクソッタレどもと思ってて、でも日本の右翼とも全く肌が合わない。こんな変わり者の黒沢が語る歴史や時事についての雑談を、目にして下さる方が一人でもいれば幸いです。

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