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空と虹と恋と

 大好きな写真のこと、そしてゲームやコミックスの話から歴史&時事問題まで、思いつくまま雑多に語ってみたいと思っております。さらに筆者の度重なるイタい失恋話についても、どうぞ憫笑しつつお読み下さいまし。

青と白だけの世界

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 私、コミックスでは中身だけでなく、絵にもかなりこだわります。
 少年マンガにありがちな、太い線でグリグリ描いたような汚い絵のコミックスは、中身がよほど良くない限り買わないです。
 そんな筆者が惚れ込んでいたのが、藤原ここあさんです。
 この方、絵がとても綺麗で魅力的なんです。
 で、話もなかなか面白い!

 と言うことで、藤原ここあさんの『かつて魔法少女と悪は敵対していた』を推薦させていただきます。
 正義の魔法少女と悪の組織の戦いの戦いの話なのですが、タイトルが過去形になっている通り、実際にはほぼ戦ってイマセン。
 ヒロインである魔法少女の白夜は、魔法少女を指揮する“御使い”に「取り柄は顔と乳と従順さだけ」と言われるだけあって、頼りなくて弱いんです。
 でもその魔法少女を討伐できないんですね、魔法少女との戦いを任された、悪の組織の参謀さんは。
 参謀さんは冷徹で凄腕なんですが、一目惚れしてしまうんですよ、魔法少女に。
 そして魔法少女も、自分には優しい参謀さんにまんざらではない。
 それで参謀さんは、戦っているフリをしながら、魔法少女とデートを重ねるのです。

 でも建て前は、敵同士ですからね。
 悪の組織をどうごまかすかとか、「いつかは戦って倒さねばならない、その時にはどうしよう」とか、主に参謀さんが煩悶するんですよ。
 魔法少女はその点ではあまり悩まず、ボーっとして状況に流されるだけなんですが。
 と言うより、悪の参謀さんの服を繕ったり、参謀さんに手料理を振る舞ったり、いろいろ可愛く優しくするので、参謀さんはますます敵である魔法少女に惚れてしまい、参謀さんの苦悩はさらに深くなるという悪循環で……。

 こう書くと、敵同士の悲恋のように思われてしまうかもしれませんが、実際にはコメディです。
 笑えます、本当に。
 そして絵が綺麗で可愛いです。

 ただ残念ながらこの『かつて魔法少女と悪は敵対していた』、藤原ここあさんの遺作なんですよ。
 藤原ここあさん、この作品を連載している最中に、若くして急逝してしまうんです。
 だから話が中途で、3巻で終わってしまっているのが残念です。

 ですが話が面白い上に絵が綺麗な藤原ここあさんの遺作という意味合いもありますので、是非多くの方に知ってほしいです。



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