空と虹と恋と

 大好きな写真のこと、そしてゲームやコミックスの話から歴史&時事問題まで、思いつくまま雑多に語ってみたいと思っております。さらに筆者の度重なるイタい失恋話についても、どうぞ憫笑しつつお読み下さいまし。

ビールはキンキンに冷やし込まず、少しぬるめでゆっくり味わって飲もう。

 季節は夏から秋に変わり、朝晩の気温も間違いなく下がってきたが、日本ではビールは真冬でも冷蔵庫でキンキンに冷やして飲まれることが多い。
 日本のビール好きによれば、ビールの適温は4~5℃くらいだとか。
 だがビールとは、そこまでキンキンに冷やさねば旨くないものなのだろうか。

「ビールは冷蔵庫でキンキンに冷やし込んで飲む」
 これが日本の常識のようで、いい年をした大人なのに「仕事を終えて家に帰ったら、ビールが冷蔵庫で冷やされてなかった」というだけで怒り出す男が、日本人には少なからずいるようだ。
 そして「ビールは冷蔵庫で冷やし込んでおくもの」と思い込んでいる日本人を閉口させるのが、ヨーロッパの店で出されるビールのぬるさだ。ヨーロッパでは、常温またはそれに近い温度のビールを出される事が少なくない
 正確には、ビールはキンキンに冷やすもの」というのは日本など暑い国の常識であって、むしろビールの本場といわれる国(イギリス、アイルランド、ドイツ、ベルギーなど)ではビールは冷やし込まずに、その味と香りをゆっくり楽しみながら飲むのが常識なのだ。
 そうしたビールの本場では、味も香りもよくわからなくなるほど冷やし込んだビールをガブガブ、ゴクゴク、プハーッと喉越しで一気に飲む方が非常識なのだ。

 考えてみてほしい。冷蔵庫なるものがこの世の中に普及し始めたのは、いったいいつの頃からか。
 まあ氷室も考慮に入れれば、「冷蔵庫は古代からあった」とも言えなくもないが。しかしそれはごく一部の特権階級の為の特殊なものであって、冷蔵庫が一般庶民にも行き渡るようになったのは、1950年代も終わり頃になってからではないか。
 だからそれ以前には、ビールを冷蔵庫で冷やすことすら難しかったのだ。

 ビールの歴史は古い。
 ビールを最初に造ったのは、五千年以上も前にメソポタミアに住んでいたシュメール人だ。
 当然、冷蔵庫などあるわけもないし、缶や瓶で炭酸を密封しているわけでもない。だから彼らは大きな甕に入れられた、常温で炭酸が抜けたビールを飲んでいたのだ。
 しかもまた製法が未熟だったから、当時のビールは濁り酒で、ビールの上面には原料の麦の殻が浮いていた。それで彼らはその麦の殻を避けるために、長いストローを甕の底に差し込んで飲んでいたのだ。

 想像してみてほしい。ビールを初めてこの世に生み出したシュメール人たちは、常温で炭酸の抜けたビールをストローで飲んでいたのだ。
 では当時のシュメール人は、冷蔵庫も瓶などで密封する技術も無かったから、仕方なくそのぬるいビールを我慢して飲んでいたのだろうか? 「他に酒も無いし、酔っぱらえればそれで良いのだ」と。
 答えは、ズバリ否である。
 当時のメソポタミアには、他にもワインや蜂蜜酒やナツメヤシ酒など、各種の酒があった。にもかかわらずシュメール人たちは、その大きな甕からストローで飲む、常温のビールを最も好んでいたのだ。

 事実、当時のメソポタミアではビールは「肝臓を幸福にし、心を喜びで満たす」と言われ、シュメール人の諺には「楽しくなること、それはビールである。いやなこと、それは軍事遠征である」というものもあった。
 当時の人々は、その常温で飲むビールを旨いと思っていた。だからその製法はまずエジプトにも伝わり、そして周辺諸国やヨーロッパなどにも広まって行ったのだ。

 だから「ビールはキンキンに冷やして飲むべきもの」というのは全くの誤解で、十九世紀半ばから始まった下面発酵のビール(ピルスナーやラガーなど)の生産の開始と、二十世紀半ば以降の電気冷蔵庫の普及による、ほんのここ数十年の流行に過ぎない
 それ以前の、古代メソポタミアでシュメール人が作り出して以来約五千年間は、ビールはずっと常温で美味しく飲まれていたのだ。
「いや、それは冷蔵庫が無かったから仕方なくで、冷蔵庫があれば誰だって冷やして飲んだに違いない」って?
 それも違うと、黒沢は断言する。良いビールは冷やさずとも充分に旨く、むしろキンキンに冷やすとマズくなるものなのだ。

 ビールだけでなく、ウイスキーでも本格焼酎でも日本酒でも、アルコール飲料に限らずコーラやジュースなどでも、冷やし込むと味と香りを感じにくくなるものなのだ。
 試しに、溶けたアイスを舐めてみるがいい。気持ちが悪くなるほど甘いぞ。冷やしていない常温のコーラもまた、信じられないほど甘い。
 酒もそれと同じで、冷やし込んだ酒は香りも立たず味も感じにくくなって不味い
 だからブランデーに氷を入れてロックで飲む人は、欧州では「せっかくの香りを台無しにする」と馬鹿にされるし、味と香りのわかる人はウイスキーもロックやハイボールなどでは飲まず、常温でストレートかトワイスアップで楽しむものだ。
 ビールもそれと同じで、キンキンに冷やすと味も香りも無くなってしまうのだ。

 試しに一度、ビールを常温とは言わないまでも、日本人の感覚では「ぬるい」と思う程度の温度にして飲んでみてほしい。
 それまで感じたことのない芳醇な香りが広がり、そして複雑で深い味わいに感動する筈だ。もしそのビールが飲むに値する本物のビールならば、の話だが。

 実は本当に旨いビールは、常温に近い状態でこそわかるものなのだ。何しろ常温に近い状態にすれば、本当の味と香りがわかるようになるからね。
 だからよく聞くのが、「ヱビスやプレミアム・モルツなどのビールを常温で飲んでみたら、驚くほど旨かった」という話だ。
「だが」と言うべきか「だから」と言うべきか、副原料入りの偽ビールや発泡酒や新ジャンル酒は、決して常温で飲んではならない。冷やし込むことで隠されていた厭な臭いと厭な味が、常温になるとより際立ってきて、ものすごーくマズくなるからだ。

 こんな話がある。
「旨いハイボールをくれ」
 そう言った客に、バーのマスターはこう答えたそうだ。
「なら思い切りジョギングして、汗をかいてからもう一度来て下さい」

 日本人のビールの飲み方というのが、まさにこれだ。暑い時期に、仕事帰りにキンキンに冷えたビールを、炭酸の刺激を感じながら喉越しでガブガブ、ゴクゴク、プハーッとやって、「あー旨い、たまらねー」と。
 こんな感じで日本ではビールは喉越し重視だから、よく冷えていて炭酸が利いていればそれで良く、味や香りとかはどうでもいいんだよね。
 と言うより、しっかりした味と香りは、むしろガブガブ飲む邪魔になるくらいのもので。
 だから日本では、副原料をたっぷり入れた“ドライ”だの“淡麗”だのと言った、味も香りも無い喉越しだけのビールもどきがウケている。

 だが本場のドイツやイギリスなどでは「キンキンに冷やして、ガブガブ、プハーッ」などとやらず、大きなジョッキ一杯を一時間近くかけて、味わいながらゆっくり飲む人が多い。
 自信を持って言えるが、本当に良いビールは、ぬるくなって炭酸が消えても充分に旨い!
 だがこの日本では、ビールの味と香りをじっくり楽しんでいる人がどれだけいるだろうか。

「ビールはキンキンに冷えていないと……」などと言う人は、ビールをガブガブ喉越しで飲んだことしかなく、ビールの本当の味と香りを知らない人だ。
 日本でビールの適温と言われる4~5℃に冷やし込んでみよう。味も香りも感じにくくなるから、ビールでも発泡酒でも新ジャンル酒でも、どれも大して違いはないように感じる
 で、ただキリッと冷えていて炭酸が利いていてサッパリした味なら、喉越しでゴクゴク飲んで「あー、旨かった」と。
 ところが、だ。その日本の喉越し系のビールもどきをぬるくしてみると、化けの皮が剥がれて途端に厭な味と臭いがしてマズくなる

 アサヒのスーパー・ドライは「一杯目や二杯目までは美味しいが、三杯目になると不味くなる」と言われる。それはスーバー・ドライが喉越しだけのビールで、元々の味と香りはヒドいものだから、喉の渇きが癒えてじっくり味わうと急に不味く感じるのだ。

 日本人にはビールを味わって飲むことを知らず、この種の喉越し重視のビールを好む人が多過ぎる。その事を、黒沢はとても残念に思う。
副原料なしの本物のビールを冷やし過ぎずにゆっくり飲めば、芳醇な香りと深い味わいを存分に楽しめるのに」と。

 ギネスやヱビスなら、常温で飲んでも充分に美味しいことは、黒沢は経験上既に知っていた。
 それで先日、キリンの一番搾りをぬるくしたらどんな味になるか試してみた。キリンの一番搾りはヱビスやプレミアム・モルツなどよりやや安いが、これも麦芽とホップのみで造られていて、副原料は使われていない。
 店頭では冷蔵庫に入った状態で売られていたので、買って家に帰ってからしばらく放置してから飲んでみた。
 飲んだのは、買った店の冷蔵庫から出して30分以上も経った頃だったと思う。温度は正確に測ってはいないが、「常温よりは冷たいものの、ビールとして飲むには明らかにぬるい」という程度だった。
 コレをワイングラスに注いでみたらですね、ものすごーく甘やかで芳醇な香りがするわけ。そして味も豊かで旨い。
「コレは良い!」
 って、心からそう思ったよ。

 実はキリンの一番搾りを飲むのは初めてではなく、以前にも何度か飲んではいたんだ。その時は冷蔵庫で冷やしたのをすぐに飲んでいて、味の感想としては「案外良いけど個性が弱いと言うか、ヱビスの方が明らかに良いな」という感じだった。
 けどぬるくして飲んでみた一番搾りは、冷やして飲んだ時より明らかに旨かった!
 ただあえてグラスに三分の一ほど残し、完全に常温にして飲んでみたところ、苦みが突出して強くなる感じで、ちょっと残念な味になってしまった。

 ヱビスやギネスは常温でも変わらず旨い、けど一番搾りはやや冷えた程度が一番で、常温にまで戻すと味がまた落ちるのが残念だった。
 それでも他の副原料入りの偽ビールと違って、かなり良い味のビールであることは確かだけれどね。その事を、先日わざとぬるくして飲んでみて改めて思ったよ。

 そう言えば、サントリーが「香りひらくグラス プレゼントキャンペーン」といって、プレミアム・モルツをワイングラスで飲むように勧めているけれど。
 はっきり言って、黒沢はサントリーは大嫌いだ。粗悪なウイスキーを宣伝の力で売るあのやり方に、憎しみに近い感情を抱いているくらいだ。
 ウイスキーだけじゃない、かつて粗悪な合成ワインに“ポートワイン”というポルトガル特産ワインの名前をパクッて付けて売っていたやり方など、中国の悪徳企業顔負けにタチが悪いと思う。
 あと、ブランデーのVSOPやVOなどの名称を、フランスの基準によらず若い酒に勝手に付けている疑惑とかね、サントリーの商法は、先進国の大企業とは信じられないくらい悪辣だよ。

 ただ「プレミアム・モルツを、ワイングラスで香りを楽しみながら飲もう」という企画だけは、とても良い試みだと思う。
 一度試してみてほしい、麦芽とホップだけで造られた本物のビールをワイングラスに注いでみると、うっとりするような良い香りが立ち上るから。
 唯一その「香りひらくグラス プレゼントキャンペーン」に注文を付けるとすれば、例の「ビールをキンキンに冷やし込まないように!」と消費者に注意してほしい、って事かな。冷やし過ぎてしまうと、せっかくの香りが沈み込んでしまうからね。

 サントリーに、もう一つ意地悪なことを言わせてほしい。
 サントリーはこの「香りひらくグラス プレゼントキャンペーン」を、なぜプレミアム・モルツでやっているのだと思う?
 それはズバリ、他の副原料入りのビールや発泡酒や新ジャンルの酒では、ワイングラスに注いでも香りも立たなくてマズいからだよ。
 と言うか、サントリーに限らず日本の大手メーカーのビールは、プレミアム系以外はマズいものが多いのが現実デス。
 ビール類は、買う前に原材料表示をきちんと確かめてほしい。麦芽とホップだけで造られている物だけが本物のビールで、それ以外に副原料(米やコーンやスターチなど)やスピリッツ等を加えているモノは、どれも「飲むに値しないクズ酒だ」と思って間違いないね。

 黒沢は『翔んだカップル』の時代から、漫画家の柳沢きみお氏の作品が好きだった。近年でも『特命係長只野仁』も楽しく読んでいるし、作品の中に描かれている柳沢氏の政治や世の中に対する考察の鋭さには、幾度も感心させられている。
 その柳沢氏は大のビール党で、「ビールを悪く言う者は許さない!」とまで公言している。そして残念ながら柳沢氏も、ビールに関してはどうやら「ゴクゴク、プハーッ」の喉越し派のようである。
 そのせいか、『大市民』に描かれているビールや食に関する考察には頷けない箇所が少なくない。
 例えば柳沢氏は、その『大市民』でビールをキンキンに冷やしてない寿司屋は許せなく、まず出されたビールがキンキンに冷えていなければ、寿司も食べずに席を立つとまで言っている

 繰り返し言うが、ビールも含めてアルコール飲料はキンキンに冷やすと香りが沈み込み、味も感じにくくなるものだ。そして常温か少しぬるめに感じるくらいにすると(副原料等を使用していない良いビール限定でだが)芳醇な香りが立ち味に豊かになることは、前にも述べた。
 つまり柳沢氏が「ビールがキンキンに冷やされてないと、寿司をマズく感じる」のは、すなわち「ビール本来の味と香りが、寿司とは合わない」ということなのだ。

 そもそも寿司とは和食である。寿司を食べながらアルコール飲料を飲むとしたら、黒沢には日本酒以外には考えられないし、自分がビールが好きだからと言って、寿司を無理にビールで流し込もうという方がオカシイのだ。
 ビールで寿司を食べるのは、言ってみればフランス料理を食べながら芋焼酎を飲んで、「合わない、マズい、焼酎を割る湯の温度もダメだしケシカラン!」と一人で怒っているようなものなのだ。

 そもそも寿司に合う酒と言えば日本酒だ。だからその寿司屋が日本酒なら各種取り揃えてあっても、ビールについては「注文する人がいれば出す」という対応であっても、決しておかしくない。
 また、ビールはキンキンに冷やすと味も香りもダメになり、ぬるく感じるくらいの温度の方が味も香りも豊かになり美味しいことは、繰り返し述べている通りである。

 そもそもキンキンに冷やして喉越しで「ゴクゴク、プハーッ」と飲まなければ旨く感じられないのは、副原料入りの偽ビールか発泡酒などの類なのだ。
 つまり柳沢氏がビールをキンキンに冷やしてない寿司屋を許せないのは、「喉越しで飲む副原料入りの偽ビールが大好きだ」と自ら白状しているのと同じではないだろうか。

 そもそも寿司屋は寿司を食べさせるところであって、飲み屋ではない。にもかかわらず「ビールがキンキンに冷えてない!」と怒り出し、肝心の寿司も食べずに席を立つというのは、フランス料理店に行って「旨い日本酒がない!」と怒って、肝心の料理も食べずに席を立って店を出て来るのと同じくらい愚かな行為であろう。
 寿司屋とは、まず寿司が美味いのが第一である。
 そしてビールも冷やし込み過ぎない方が美味いのだ。
 だから「ビールをキンキンに冷やしていない寿司屋」に対する柳沢氏の怒りは、全くの無知で不当だと断言せざるを得ない。

 前にも述べた通り、ビールはメソポタミアでシュメール人が造り始めて以来、約五千年もの間、常温で人々に美味しく飲まれてきた。
 エールやスタウトやヴァイツェンなど、伝統的な上面発酵のビールはむしろ冷やさずに常温で、ゆっくり味わって飲んだ方が旨いのだ。
 十九世紀半ばに、冷蔵技術が開発されて生まれたピルスナーやラガーなどの下面発酵のビールは、確かにやや冷やした方が旨いものが少なくない。しかしそれもあくまでも「やや冷やした程度」が良いのであって、キンキンに冷やし過ぎるとむしろ味と香りを損なってしまう。

 現在、日本の大手メーカーが造っているビールは、ほぼ下面発酵のピスルナータイプだ。
 しかしその下面発酵のビールでも適温は12~15℃程度であって、日本で“適温”と言われている4~5℃というのは間違いなく冷やし過ぎだ。
 何度でも繰り返し言うが、ビールもキンキンに冷やすと香りは沈み込み味も感じにくくなり、マズくなってしまうのだ。そんなに冷えたものを喉越しで「ゴクゴク、プハーッ」とやりたいなら、コーラかサイダーでも飲んでいれば充分であろう。

 報道によると、この夏の天候不順で、八月のビール消費量は昨年に比べて一割も落ち込んだということだ。
 確かに去年ほどの猛暑ではなかったものの、黒沢の感覚では今年の夏もかなり蒸し暑く、冷夏と言えるほどのものでは決してなかったと思うが。
 それでもビールの消費量が一割も落ちるということは、ビールを「暑くて汗をかいた時に、ゴクゴク、プハーッとやるもの」と信じている“喉越し派”が日本人の大半を占めている証拠と言えるだろう。
 ビールをじっくり味わって飲んでいる者として、日本のその現状が残念でならない。副原料を入れない本物のビールは、ゆっくり味わえば本当に旨いのだ。
 その本来の芳醇な香りも豊かな味わいも知らず、ビールを「暑い時に渇きを癒す為に、キンキンに冷やしてゴクゴク飲み干すもの」としてしか知っていない喉越し派の人達を、黒沢は心から気の毒に思う

 そういう意味でビールを喉越しでしか飲んでいない人達に、涼しくなるこれからは、ビール本来の味と香りを知ってもらう良い機会だと思う。
 黒沢などは、真夏でもヱビスやギネスなどを常温で飲んでしまうが。「ビールはキンキンに冷やして飲むもの」と信じ込んでしまっている日本人には、いきなりソレは辛いだろうと思う。
 だからまずこれからの涼しい時に、あまり冷やし込んでいないビールを、コップやジョッキでなくワイングラスに注いで、本来の味と香りをゆっくり楽しんでみてほしい。それまで知らなかった芳醇な香りと豊かな味に、ホントに感動するから

 今くらいの季節だったら、冷蔵庫から出して室温で30分くらい放置して。
 そして冬だったら、暖房を入れてない寒い部屋に室温で置いておいたものをそのまま飲むと、ちょうどイイ感じで飲めると思う。
 但しそれは、ヱビスやプレミアム・モルツなどの麦芽とホップだけで造られたビールに限りマス。副原料入りの偽ビールや発泡酒などをぬるくして飲むと、本来のマズさと臭みが余計に際立つ結果になるので、ご注意を。

 ビールをキンキンに冷やすのは、ビールを逆にマズくして飲むようなものだから。真夏に汗をかいて渇きを癒す為に、喉越しでただ「ゴクゴク、プハーッ」とやるのなら、一番安い“第三のビール”と言うか新ジャンル酒で充分だ

 ビールは喉越し派が多い日本の人達にも、ビール本来の味と香りを知ってほしいと心から思う。そしてその為には、まず「ビールはキンキンに冷やすもの」という固定観念を是非捨てるべきだ。
 ビールを「常温で」とは言わないまでも、12~15℃の少しぬるいと感じるくらい程度で、ゆっくり味わいながら飲むことも覚えてほしい。そうすれば夏だけでなく、秋や真冬でもビールを美味しく飲めるようになるよ。
 但し繰り返し断っておくが、黒沢が言うビールとは、麦芽とホップだけで造ったもののみだ。それ以外の副原料等を加えたモノは、黒沢は絶対にビールと認めない。

 ビールは、漢字で麦酒と書く。
 クズ米の粉やトウモロコシやスターチなどを混ぜたいやらしいまがい物が、“麦酒”などであるわけが無いのだ。

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コメント


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下手の見本みたいな文章だなあ。
話題が思い付きで羅列されていて,構成というものが無い。
一度終わった話がまた出て来たり。
こうならないように私も気を付けます(^^)

moco | URL | 2017-01-16(Mon)13:40 [編集]


Re: タイトルなし

> 下手の見本みたいな文章だなあ。
> 話題が思い付きで羅列されていて,構成というものが無い。
> 一度終わった話がまた出て来たり。

 確かに。
 思いつくまま、だらだら書いてしまいました。

 それと、今では考えが少し変わっていて、この日本では暑い時期には喉越しでゴクゴク飲むのもアリかな、と思うようにもなりました。
 でも、個人的に一番好きなビールの飲み方は、「ゆっくり、じっくり」ですがね。

黒沢一樹 | URL | 2017-01-19(Thu)15:50 [編集]


日本で飲む日本のビールは、

冷して当然。
何をわからんことを長々と。
最初の一行目でコメントしたわ!

もりた | URL | 2017-07-20(Thu)23:34 [編集]


Re: 日本で飲む日本のビールは、

> 冷して当然。

 その通りですね。
 蒸し暑い、しかも温暖化が続く日本の気候を考えれば、ビールはキンキンに冷やして飲みたいでしょうね。

 ただもりた様、日本も一年のうち半分は涼しいか寒いですし、そんな時にまでビールをキンキンに冷やす必要はないのではないでしょうか。
 エール系のビールはキンキンに冷えた状態より、11~13℃くらいの少しぬるいくらいの方が美味しいのです。

 夏はキンキンに冷えたビールを喉越しで飲んで。
 そしてそれ以外の季節には、少しぬるいくらいの方が味と香りが良くなるビールを、ゆっくり飲めば、一年中ビールを楽しめます。

 ビールが生まれた古代メソポタミアには冷蔵庫などあるわけも無く、それでも人々は常温のビールを飲むことを生きる楽しみにしていました。
 キンキン冷やしてなくても美味しいビールの存在を知れば、ビールの楽しみが広がりますよ!

黒沢一樹 | URL | 2017-07-26(Wed)16:10 [編集]