空と虹と恋と

 大好きな写真のこと、そしてゲームやコミックスの話から歴史&時事問題まで、思いつくまま雑多に語ってみたいと思っております。さらに筆者の度重なるイタい失恋話についても、どうぞ憫笑しつつお読み下さいまし。

『マッサン』が暴いた、サントリーの恥ずべきイミテーション体質

 この12月24日に、NHKから予想外の嬉しい“クリスマス・プレゼント”があった。
 それは当日の連続テレビ小説『マッサン』で、サントリーの本質を鋭く暴いてくれたことだ。
 主人公が勤める会社は劇中では“鴨居商店”として描かれているが、それが壽屋、今のサントリーである事は誰の目にも明らかである。
 そしてドラマで鴨居商店の経営を支えている“太陽ワイン”は、サントリーの“赤玉ポートワイン”で、そしてそれは“赤玉スイートワイン”として現在でも販売され続けている

赤玉ポートワイン_poster

 その“鴨居商店”の商法を、「日本で唯一無二のウイスキー通」で「ごまかしのきかない、ホンマものの舌を持つ」者として登場した長越百貨店の澤田取締役は、劇中でバッサリとこう斬った。
イミテーションの鴨居さん
 その通りなのだ、壽屋ことサントリーの本質は、イミテーションそのものなのだ。

あんた、評判悪いで
 鴨居商店のウイスキーの試作品の味見を頼まれた澤田取締役は、鴨居社長にいきなりそう言う。
商いにはね、商いの筋ってものがある。よそより何でもかんでも安う売って、叩き売ったらそれでええ、そんなもんやない
 そしてまだ熟成不足と渋る主人公の尻を叩いて鴨居社長がブレンドさせた試作品の未熟さを、澤田取締役はあっさり見抜いてこう言った。
「中途半端やな」

 そして澤田常務の矛先は、当時の鴨居商店の主力商品であった太陽ワインにも向かう。
太陽ワインか、あれはアカンな。子供だましもええとこやわ。あんなん欧米人に飲ませてみいや、笑われまっせ
 そうなのだ。
 太陽ワインことサントリーの赤玉ポートワインとは、一割程度のワインにアルコール、水、砂糖、着色料、香料を混ぜて作り上げた、紛れもないイミテーションの偽ワインなのだ。
 しかも当時の日本も加盟していた、商品の原産地虚偽表示の防止に関するマドリッド協定に違反して、ポルトガル特産の高級ワインであるポートワインの名をパクり、そのイミテーションの偽ワインを“赤玉ポートワイン”として売っていたのである。

 こんな鴨居商店(実際にはサントリー)のやり方に、澤田取締役はこう言い放つ。
あんたは何でもニセモノでよろしいんでっしゃろ
 そう言われてカチンときた鴨居社長の息子が「世界を驚かす、メイドインジャパンのウイスキーを造って行こうと……」と言い返すと、澤田取締役は鼻で笑ってこう答えた。
世界を驚かす? 世界を笑かすやろ

 いや、実際には「笑かす」ではなく「怒らせた」のだ。
 自社の偽ワインをポートワインと名付けて売っていたことについて、サントリーはポルトガル政府から厳重抗議を受けた。それで仕方なく“赤玉スイートワイン”と名を変えたのだ。
 そのワインではなく“甘味果実酒”を、サントリーは今もまだ売り続けているのである。

 で、澤田取締役は鴨居社長にこう言い残して立ち去る。
イミテーションの鴨居さんは、ワインもウイスキーもとことんイミテーションでよろしいやないか、もっとその、香料バンバン足して、まだ舌の肥えてない日本人向けにやな、もっと甘うせな。それでなかったら、あんたの酒やないで

 それにしても、テレビドラマの影響力とは恐ろしいものだ。『マッサン』の太陽ワインがサントリーの赤玉スイートワインだと知って、「赤玉を買って飲んでみた」という者が続出しているのである。
 しかも恐ろしいことに、「スッキリしていて美味しかった!」と褒める声が少なくないのである。

 あのね、赤玉スイートワインって『マッサン』で澤田取締役が言った、まだ舌の肥えてない日本人向けに「香料バンバン足して、もっと甘う」したニセモノでイミテーションのワインそのものなんだよ。
 1982年に出版され、その後も長く増刷され続けた日本消費者連盟の『ほんものの酒を!』でも、赤玉スイートワインには原料用アルコールだの、糖液だの、クエン酸だの、食塩だの、香味だのといった妙なモノがいろいろ混ぜられているとハッキリ書かれている。

ほんものの酒を! (三一新書 921)ほんものの酒を! (三一新書 921)
(1982/02/01)
日本消費者連盟

商品詳細を見る

 あの赤玉は、名前こそスイートワインと名乗っているが。ラベルをよく見てごらん、隅に小さい文字で“甘味果実酒”と書かれているから。
 アレはワインなんかじゃないんだよ、混ぜモノありのニセモノなんだ。それこそ澤田取締役の言う、とことんイミテーションの偽ワインなんだよ。
 黒沢はアレを未だにワインと信じて飲んでいる人がいる現実が、情けなくてならない。

 ニッカを創業した本物のマッサンの竹鶴政孝氏は、まだ小学生であった孫にも「ラベルに騙されてはいけない、本質を見抜く目を持て」と言い聞かせたという。
 赤玉スイートワインに関して言えば、そこまで鋭い目はなくとも、ラベルを隅までよく見るだけで「あれれ、どうして“ワイン”と名乗りながら甘味果実酒と書いてあるのかな? 何かおかしいゾ」と気付ける筈だ。
 ラベルに惑わされず本質を見抜く目を持つことは、現実にはなかなか難しい。しかしそのラベルを面倒がらずに小さな字まですべて読むだけで気付ける事も、実はかなりあるのだ。

 さて、澤田取締役に「イミテーションの鴨居さんは、ワインもウイスキーもとことんイミテーションでよろしいやないか、それでなかったら、あんたの酒やないで」と言われた鴨居社長だが。
 ドラマでは「いつまでもイミテーションの鴨居ではない」と奮起し、主人公もその意気に感じてさらにブレンドの改良を続ける。しかしそれはあくまでもドラマでのことで、現実のサントリーが歩んだ道はその真逆なのだ。
 実際には例の澤田取締役の言った通りに、ウイスキーもまた、まだ舌の肥えてない日本人向けに「香料バンバン足して、もっと甘う」したニセモノでイミテーションの商品を永く作り続けるのである。

 マッサンこと竹鶴政孝氏が壽屋(サントリー)で造った国産初のウイスキー“白札”は、そのスモーキー・フレーバーがまだ舌の肥えていなかった当時の日本人には「煙臭い」と嫌われ、売れ行きは芳しくなかった。
 次に出した“赤札”でも状況は大して変わらず、竹鶴政孝氏が退社した後の1937年に出したあの“角瓶”で、サントリーのウイスキーはようやくヒットする。そして角瓶は、大日本帝国海軍に納入されることにもなる。
 そのせいで、あの角瓶を本物の舶来ウイスキーと信じ込んでいた者も少なくなかったという。

 その角瓶が出来た時、鳥居信治郎は「この味や!」と喜んだそうだが。
 では、そのサントリーの角瓶とは、いかなるシロモノであるか。
 先に紹介した1982年に出版された日本消費者連盟の『ほんものの酒を!』によると、サントリーの角瓶にはモルト原酒の他にグレンアルコール(グレンウイスキーではない!)、それに二種類のリキュールが混ぜられている
 事実、かつてのサントリー角瓶には、ラベルに堂々と“Suntory Liqueur Whisky”と書かれていた

 グレンウイスキーとグレンアルコールとは、何が違うのか
 端的に言えばグレンウイスキーはトウモロコシなどの穀物を蒸留した酒を、期間はその社によるが少なくとも樽で貯蔵したもので、一方グレンアルコールは穀物をオートメーション式の連続蒸留機で製造しただけの、樽貯蔵ナシの単なるアルコールである。
 だから『ほんものの酒を!』によると、サントリーの角瓶に使われているグレンアルコールは、何と度数96.3%だ。
 ちなみに同じサントリーの“オールド”や“リザーブ”に使われているグレンウイスキーは、度数59.3度である。

 二回蒸留されて出来るモルト原酒の度数も、たいてい60度近い。その度数では飲みづらいから、ウイスキーの大半は適度に加水され、40度くらいに調整されて市販されている。
 だから度数は60度くらいで樽貯蔵もした“グレンウイスキー”でなく、連続蒸留機から出たばかりで度数も100度に近い“グレンアルコール”を使えば、樽貯蔵する時間と費用も節約できる上に、水でたっぷり薄めて使う原酒を少なく出来るというわけだ。

 例の『ほんものの酒を!』に掲載されていた多くのデータの中から、実例を一つ示そう。
 原酒にグレンウイスキーを使っているサントリーのオールドの場合、加えられている水の割合は全体の26.2%だが、グレンアルコールを使用した角瓶では、水の割合は45.1%にまで跳ね上がっている。
 この事実を、皆さんはどう思っただろうか。
 例のサントリー角瓶を購入する時、誰もが自分は「ウイスキーを買っている」と思っているに違いない。しかし現実には、サントリー角瓶に占めるモルト原酒の量は全体の僅か22%で、SMの亀甲縛りに似たあの瓶の中身の半分近くを占めるのは“南アルプス天然水”なのである
 この事実を知っても腹が立たず、「また角瓶を買って飲もう」と思える人がいるとしたら、それこそ真性のマゾだろう。

 ウイスキーは、なぜ何年も樽で寝かせて熟成させる必要があるのか。それは水とアルコールの分子が融け合うのに長い年月を要するからだ。
 出来たばかりの原酒はアルコールの刺激が強く味に角があり、それが長い年月を経るにつれて水とアルコールが溶け合ってまろやかな味になって、さらに樽材からしみ出してくる物質と酒の成分が混じり合ってあの香気が生じるのである。

 その樽熟成をしていない出来たてのアルコールをそのまま使えば、当然製品にはアルコールの刺激が強く残ることになる。
 角瓶などのサントリーの普及価格帯のウイスキーに若いアルコールの刺激を強く感じる理由は、ズバリそれなのだ。
 そして昨今のハイボール・ブームで角瓶が大ヒットしても決して売り切れになることがなく、常に店頭に大量の角瓶が並んでいるのも、出来たてのアルコールを使ってバンバン大量生産しているからだろうと、容易に推察できる

サントリー角瓶P1100331

 我が国のウイスキー業界は、世界のウイスキー五大産地の一つを自称しているが。
 ほんのちょっぴりのモルト原酒にアルコールやらリキュールやらを加え、そして大量の水で薄めたものが、この国では“ウイスキー”を名乗って平気で売られているのである

 しかしそのサントリーも、別に法律に違反しているわけではないのだ。
 何しろ日本の酒税法では、「ウイスキー原酒にアルコール、スピリッツ、焼酎、香味料、色素または水を加えた酒類で、香味、色沢その他の性状がウイスキー原酒に類似するもの」も“ウイスキー”と認められているのだから。
 英国その他の基準では、麦芽または穀物から造った原酒を木の樽で3年(カナダでは2年)以上貯蔵したものでなければ、ウイスキーを名乗れないのだが。
 しかし「ウイスキーの世界五大産地」の一つと胸を張る日本では、「アルコールや香料等を混ぜたイミテーションで良し」と法律で認めているのである。

 その事実については、『美味しんぼ』の第70巻スコッチウイスキーの真髄」でも、憤りをもって取り上げられている。
 その部分の山岡士郎と海原雄山のやりとりを、少し紹介してみよう。

美味しんぼ (70) (ビッグコミックス)美味しんぼ (70) (ビッグコミックス)
(1999/07/01)
雁屋 哲、花咲 アキラ 他

商品詳細を見る

 雄山「日本の酒税法では、いまだにウイスキーの原酒以外に、アルコールや香味料を加えた、スコッチウイスキーの基準から言えばまがい物を、ウイスキーと認めている」
 士郎「そのことをわれわれが記事にしたら、大メーカーから、10年くらい前まではそういうウイスキーも作っていたが、今は作っていない、と申し入れがあった」
 雄山「では、そのメーカーは少なくとも10年くらい前までは、まがい物ウイスキーを作って、我々に飲ませてきたことになるな」


 ちなみに「日本にも良心的な会社はある」として、『美味しんぼ』のその巻でニッカを紹介していた。

 と言うことは、「少なくとも10年くらい前まではまがい物ウイスキーを作っていた」という大メーカーは、どこなのだろうな?
 参考までに、ニッカを創業した竹鶴政孝氏「何と言っても、ウイスキーは宣伝より品質が肝心である。それと、経営者が貪欲であっては駄目だ。儲けようと思うと、良い酒はできない。十年、二十年と時間をかけて熟成させたモルト(原酒)をたっぷり使ってこそ良いウイスキーができる。また私は、ウイスキーは絶対に量産化できないと考える。だから、私どもでは、十年かかるものには十年をかける。その代わり、立派な原酒をつくるべく努力する。原酒の熟成期間を人為的に短縮する方法とか、添加香料などの研究などは、一切禁じていると語っている。

 例の『美味しんぼ』に書かれていた“申し入れ”が事実ならば、今はサントリーも、香料や工業用アルコールなどは使っていないのかも知れないが。
 しかし少なくとも『ほんものの酒を!』が書かれた1980年代にもまだ、サントリーが『マッサン』の澤田取締役が言った「香料バンバン足して、まだ舌の肥えてない日本人向けに甘うした、とことんイミテーションのウイスキーやワイン」を作り続けていたのは、紛れもない事実である
 ドラマの中で澤田取締役が言ったように、「イミテーションのサントリーは、ワインもウイスキーもとことんイミテーションで、それでなかったらサントリーの酒やない」のである。

 それにしても、知らない、とは恐ろしいことだ。
 サントリーの角瓶のラベルに、かつてデカデカと書かれていた例の“Suntory Liqueur Whisky”の文字の中からいつの間にか“Liqueur”の単語が削られ、今ではただ“Suntory Whisky”と表記されている
 それをどう曲解したか、「サントリーの他のウイスキーには商品名が書かれているのに、角瓶だけはそれがなく“Suntory Whisky”とだけ表示されている。それは角瓶が、サントリーの標準のウイスキーだからだ」と知ったかぶりで主張する者が、ネット上には本当に存在するのだ。
 繰り返すが、「知らない」とは本当に恐ろしいことだ。
 日本で初めてヒットしたウイスキーで、そしてハイボールのブームで近年売れに売れているサントリー角瓶が、つい最近まで“リキュール・ウイスキー”なる怪しげなものだった事実など、綺麗さっぱり忘れ去られているのである。

 ちなみにサントリーの“オールド”も、少なくとも昭和四十年代の商品のラベルには、上の方に小さくだが“FINEST OLD LIQUEUR”との文字が印刷されていた
 そして例の『ほんものの酒を!』によれば、オールドにはリキュールの他に甘味果実酒も混ぜ込まれていて、我々の祖父や父親世代の日本人達は、そのまがい物の模造ウイスキーを「美味しい、美味しい」と有り難がって飲んでいたのである。

 角瓶やオールドだけではない。ホワイトにもそしてリザーブにも、サントリーのウイスキーにはリキュールや甘味果実酒がバンバン使われていたのだ。
 このイミテーションばかりの洋酒メーカーの広告に乗せられ、サントリーを世界的な大企業にまで育てたのだから、日本の消費者というのは呆れるほど寛大と言うより、まさに愚かそのものであろう。

 この際だから付け加えておくが、「ラベルに騙されず本物を見抜く目を持て」と教え、広告よりとことん品質にこだわり香味料などは一切使わせなかった竹鶴政孝氏のニッカは常に経営難に悩み、そして今ではアサヒビールの完全子会社になっている
 これもまた、日本の消費者が選んだ結果なのだ。

 その現実が悔しく、そして腹立たしくてならなかっただけに、12月24日放送の『マッサン』は本当に痛快だった。
 まず「あんた、評判悪いで。商いにはね、商いの筋ってものがある。よそより何でもかんでも安う売って、叩き売ったらそれでええ、そんなもんやない」と鴨居商店(サントリー)の商法を斬って。
 太陽ワイン(サントリーの赤玉スイートワイン)を「あれはアカンな。子供だましもええとこやわ。あんなん欧米人に飲ませてみいや、笑われまっせ」と叩いて。
 そして「あんたは何でもニセモノでよろしいんでっしゃろ」と言い、立ち去る間際に言い残した「イミテーションの鴨居さんは、ワインもウイスキーもとことんイミテーションでよろしいやないか、もっとその、香料バンバン足して、まだ舌の肥えてない日本人向けにやな、もっと甘うせな。それでなかったら、あんたの酒やないで」という言葉も、サントリーの正体を見事に斬っている。
 そしてそのサントリーの酒が、広告より品質にこだわったニッカのウイスキーより日本では遙かに売れ続けているという事実が、「日本人の舌はまだ肥えてないままだ」という現実をも証明している

 確かにサントリーは山崎などで世界的な賞を取り、ドラマの中の鴨居社長の息子の言葉通り「世界を驚かせた」のも事実だ。
 しかしそのサントリーに賞を与えた審査員たちにあの角瓶を飲ませ、「コレがサントリーで一番売れているウイスキーです」と教えたら、それこそ澤田取締役が言ったように「世界を笑かす」ことになるに違いないと黒沢は確信している。

 それにしても公共放送の、公平中立で特定の企業に肩入れナシの制約の中で、サントリーの本質をよく暴いてくれたと、黒沢は本当に感激している。
 このクリスマスの日の放送は、黒沢には本当にクリスマス・プレゼントも同然に思えた。
 しかし広告の力で言論に圧力すら平気でかけるサントリーのことだから、「サントリーからNHKに猛抗議が行くのではないか」と、『マッサン』の関係者に心配しているのも本音だ。
 例えば「民放のテレビ局や雑誌社に圧力をかけて、シナリオを書いた脚本家や関係者を干してしまう」とか、あのサントリーなら本当にやりかねないよ。
 何しろサントリーのウイスキーの中身について記事にした新聞社や、『美味しんぼ』を連載した小学館にも、広告差し止めなどで強い圧力をかけたサントリーである。


 サントリーは怖い
 だから「竹鶴政孝が去った後、サントリーがまだ舌の肥えてない日本人向けに香り付けのリキュールをバンバン入れて甘くした角瓶で大ヒットする現実までは、さすがに描けないだろうな」と思ったり。
 さらに「サントリーから、もっと我が社を良く描けと圧力を受け、事実を曲げてサントリーを美化したシナリオに変えさせられてしまうのではないか」という心配もしつつ、『マッサン』の今後を注視して行こうと思っている。

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嘘も百回繰り返せば真実になるという嘘

他者様からの引用ですが本来の真意とは

『嘘で塗り固められたプロパガンダというのはそれがニセの大義であることの証である。長期的には必ず失敗するものなのだ』

ヨーゼフ ゲッベルス談

新年明けまして黒沢さん。初めての投稿、並びにコメントさせて頂きますね。文中ご指摘された某サ○トリーの所業に関しては正にその通りで、閲覧しながら膝を叩いては我が意を得たりと共感した次第です。ちなみに私がきっかけとして読んだ本はアマゾンで購入したサントリー残酷物語 傑作CMに酔わされるな!!サントリーの中味に疑問あり (エールブックス)だったけど。

日本消費連盟が入手したとされる原酒混和率の衝撃には唖然としたし、定年で退官した余市税務署署長を自社の顧問として招き入れ競合メーカーの在庫量まで調べるえげつなさは産業スパイ?そこまでやるのかと憤慨もしました。日本洋酒酒造組合とは何なのかとも…

ですが、それ以上に落胆したのが一般ユーザー(消費者)とやらの味覚や感性です。これでは本格的なウイスキーを造った所で職人たちが報われない。例えきっかけが某社は角のハイボールやマッサンでも構わないにしても、単に蒸留所で原酒を購入してはヴィンテージのウイスキーを試飲しただけでは竹鶴政孝の士風や生き様は伝わるのかな?宮城県内に在住する我輩は宮城蒸留所を来訪する観光客に疑念の目すら持っています。最も嘆いてばかりではいけない訳だから模範を示すべくスコットランドはイーストダンバートンシャーに行って見ようかな♪今までウイスキー文化を支えてくれたニッカへの恩返しも兼ねて(笑)


田切誠人 | URL | 2015-01-04(Sun)17:27 [編集]


このマンガは私も拝見しました、その上で言わせてもらうと美味しんぼの件に関してはよくサントリーが訴えなかったなと思いました。
私はニッカの方か好きですが、あなたの意見は偏見混じりの独り善がりなものだと感じます(そもそもこのマンガが偏見混じりですが)。
何故なら、低価格のウイスキーを例に出してそのメーカーのことを語るのはあまりにもナンセンスだと考えます。
あなたは角瓶を日本で一番売れているウイスキーだと言って審査員に飲ませたら笑われると確信していると書いていますが、それだけではメーカー全体の評価をするには不十分です。
当たり前のことですが、低価格帯は高価格帯にはかないません(ニッカみたいに頑張っているところもありますが)、なのに低価格帯のウイスキーだけを見てそれを評価することは、木を見て森を見ないことと同じです。
サントリーだって『山崎』、『白州』、『響』など素晴らしい銘柄があります。
記事にも書いてありますが、山崎シェリーカスクは有名なウイスキーバイブルでベストウイスキーに選ばれたこともあります。
それなのにあなたの記事はサントリーを貶すだけで、良い点(中身) を全く見ようとしていない。
失礼ですが、あなたはウイスキーについて本当の意味でわかった上で記事を書きましたか、もっと言えばちゃんとウイスキーを飲んだことがあるんですか?
私は極端な話、角瓶やトリスが世界で一番旨いと言っても良いと思ってます。結局好みは人それぞれ、自分に合った銘柄を楽しめば良いと思います。

| URL | 2015-03-25(Wed)23:24 [編集]


そう、日本の消費者の大半が選んだ結果がこの味なんだよ
ネチネチと文句を言うしか脳の無いアンタが少数派なのよ、
そんな少数派の自称「分かってる人」の意見なんか誰も聞かないってわけ、一人で寂しく飲んでなさい

それにしても国民からヤクザ紛いの方法で受信料をふんだくってるNHKを賞賛とは…
アル中になると正常が判断が出来ないんだねぇ┐('~`;)┌

| URL | 2015-10-09(Fri)22:02 [編集]


気持ち悪い!

出ました!
紛いものでも広告に騙されて喜んでお金を落とす多数派のバカモノ!
気持ち悪い!
そして多数派を盾にするという、論理的思考の停止と、真贋に対する感覚の決定的な欠落!


上のかたは、好みは人それぞれとかのたまってらっしゃいますが、低価格帯のウイスキーが偽物であったとすれば初めてウイスキーを飲んだ人が偽物を口にしてしまうかもしれないわけで、それを承知で広告宣伝にお金をかけて騙す企業は悪ですよ。

AVをバンバン作りながら、芸術映画も作ってます、みたいなもんですよ?
あなたはそれでも優良企業と思いますか?

気持ち悪い!

出た! | URL | 2016-02-07(Sun)09:40 [編集]


Re: 気持ち悪い!

 私はお酒を飲む時には、あえてそのメーカーが出している最も安い酒も試し飲みしてみることにしています。
 と言うのは、そのメーカーが売る最も安い酒に、そのメーカーの品質やポリシーが最もよく表れると思うからです。

 商品としてお客に売る以上、どんなに安いものでも「これ以上は品質は落とせない」という限度が、その企業によってあると思うのです。
 ですから高い商品でいくら高い評判を取っても、一般の人が普通に買う安いものが手抜きで儲け優先という企業を、私はどうしても信用することができないのです。

 おっしゃる通り、いくら芸術作品で高評価を得ていても、実はAVで儲けているようでは駄目ですよね。

黒沢一樹 | URL | 2016-02-11(Thu)15:56 [編集]


子供の頃に新聞を読んでいると一面に貴腐ワインだか貴腐ブドウだかの広告。
いかに貴腐ワインが貴重か等を延々と書いてある横だかに自社ワインの写真と値段。値段は安かった。
子供ながら「凄いのに安いな!」と思って最後まで熱心に読み終え、ふと見ると離れた場所だったか(このワインは貴腐ワインではありません)などと小さく書いてあった。
子供ながら「騙そうとしたな!大人になっても絶対にこの会社の酒は買わないぞ!」と思った。

| URL | 2016-03-18(Fri)22:49 [編集]


Re: タイトルなし

> 子供の頃に新聞を読んでいると一面に貴腐ワインだか貴腐ブドウだかの広告。
> いかに貴腐ワインが貴重か等を延々と書いてある横だかに自社ワインの写真と値段。値段は安かった。
> 子供ながら「凄いのに安いな!」と思って最後まで熱心に読み終え、ふと見ると離れた場所だったか(このワインは貴腐ワインではありません)などと小さく書いてあった。
> 子供ながら「騙そうとしたな!大人になっても絶対にこの会社の酒は買わないぞ!」と思った。
 我が国にはよくありますよね、その種の「詐欺や不当表示ではないけれど、それスレスレ」のいかがわしい広告や表示が。
 まだ大人でもなかったのに広告の細かい部分まですべて目に留めて、その会社が騙そうとした事に気付いた貴方は立派だと思います。
 日本の消費者がみな貴方のように賢ければ、イメージで消費者を欺こうとする悪い企業ももっと減るでしょうに。
 けれど大の大人でありながら広告を隅から隅まで確かめてみずに、イメージに流されてしまう人がとても多いのが現実です。
 実に残念です。
 貴方のような方が、日本にも一人でも増えてくれるよう願ってやみません。

黒沢一樹 | URL | 2016-03-24(Thu)15:07 [編集]


鏡を見たほうが良い

ぐだぐだ書いてるが、結局のところ、イミテーションに騙されている典型的な愚か者がこのブログ主だわ。
おいしんぼの理屈はかなり無茶苦茶だってことはネットでは有名なことで、そもそも所詮は漫画の知識。小難しい言葉を並べてるけど、漫画の作り話を持ち出してきてあれやこれや言ってもねえ。
空想のお話、つまりイミテーションを真に受けてぐだぐだ理屈述べてる時点でお察しだ。

まあ、そもそも本物のワインが簡単に手に入る現代になっても赤玉スイートワインが売れてることを見ても、このブログ主の話は現実が見えてない、イミテーションに騙された愚かな人間の戯言以上の何物でもない。

それに、話の筋も無茶苦茶。
「スイートワインを美味しいとか言ってる奴はダメ。漫画でだってこう言っている、だからこれはこの商品はダメなんだ。お前らの舌なんて関係ない、俺の理屈からするとこのスイートワインってのは美味しくないんだ!」

はっきり言って、大人の理論とは思えない。
頭でっかちの高校生と同じくらいの無茶苦茶で独善的な気持ち悪い文章だ。
まあ、現実が見えてない人間なんてこんなもんなのかな。

| URL | 2016-04-11(Mon)00:41 [編集]


Re: 鏡を見たほうが良い

> ぐだぐだ書いてるが、結局のところ、イミテーションに騙されている典型的な愚か者がこのブログ主だわ。
> おいしんぼの理屈はかなり無茶苦茶だってことはネットでは有名なことで、そもそも所詮は漫画の知識。小難しい言葉を並べてるけど、漫画の作り話を持ち出してきてあれやこれや言ってもねえ。
> 空想のお話、つまりイミテーションを真に受けてぐだぐだ理屈述べてる時点でお察しだ。
>
> まあ、そもそも本物のワインが簡単に手に入る現代になっても赤玉スイートワインが売れてることを見ても、このブログ主の話は現実が見えてない、イミテーションに騙された愚かな人間の戯言以上の何物でもない。
>
> それに、話の筋も無茶苦茶。
> 「スイートワインを美味しいとか言ってる奴はダメ。漫画でだってこう言っている、だからこれはこの商品はダメなんだ。お前らの舌なんて関係ない、俺の理屈からするとこのスイートワインってのは美味しくないんだ!」
>
> はっきり言って、大人の理論とは思えない。
> 頭でっかちの高校生と同じくらいの無茶苦茶で独善的な気持ち悪い文章だ。
> まあ、現実が見えてない人間なんてこんなもんなのかな。

 私は文章をつい長く書き過ぎてしまうので、その趣旨を正しく理解して最後まできちんと読み取って下さる方が少ないのは仕方のない事なのかも知れません。
 恐らく貴方も、反感を持ちつつ流し読みしてコメントを書かれたのではないでしょうか。
 私の駄文をきちんと読んでくだされば、『美味しんぼ』を引用した部分などごく一部に過ぎない事がわかる筈です。
 私は主に『ほんものの酒を!』という日本消費者連盟の本による情報から、サントリーとその製品を批判したつもりです。
 スイートワインについても、その日本消費者連盟の本のデータから批判しているのであって、決して漫画を読んでそれを真に受けて叩いているわけではありません。
 貴方は人に「気持ち悪い」とか「頭でっかちの高校生」とか言う前に、きちんと文章を読んでからコメントをお書きになりましたか?
 それにしても、『美味しんぼ』を少しでも取り上げると一部の人間から異常に叩かれるとは聞いていましたが、まさにその通りでしたwww。

黒沢一樹 | URL | 2016-04-14(Thu)15:12 [編集]


30年以上 ニッカをお薦めしてきました。

まるで短絡的なコメントがあり
残念です。
サントリーは、いまだに偽酒を平気で売り続け
消費者を騙しています。

美味しければ良いと言いますが

ウィスキーではない物を
ウィスキーと言って売り
ワインとは言えない
焼酎を薄めて着色して甘味料と香料を混ぜた物を
ワインと書いて売っているのを
知らずに購入している消費者がいっぱいいるのです。

そのことを大手の出版社や
テレビ局、新聞社が批判出来ないのは
広告を差し止められると大打撃を受けるからです。

NHKがあの放送をした事は
本当に驚きました。
大英断だと思います。

バーテンダー | URL | 2016-04-19(Tue)14:26 [編集]


Re: 30年以上 ニッカをお薦めしてきました。

> サントリーは、いまだに偽酒を平気で売り続け
> 消費者を騙しています。
> そのことを大手の出版社や
> テレビ局、新聞社が批判出来ないのは
> 広告を差し止められると大打撃を受けるからです。

 日本で一番売れているウイスキーの角瓶は、以前はリキュールを入れ、ウイスキーならぬグレーン・アルコールで原酒を希釈していましたが。
 角瓶のあのアルコールの刺激の強い刺々しさを味わう度に、「サントリーはまだ、安いウイスキーは樽熟成なしのアルコールで希釈しているのではないか?」と思いたくなってしまいます。

 おっしゃる通り、実は日本には報道の自由など無く、広告を大量に打つ大メーカーは批判できないんですよね……。
 そんな中で、サントリーの圧力にも負けず、貴方のように本物の酒をお客に勧めて下さるバーテンダー様がいらっしゃる事を、大変嬉しく、心強く思います。

黒沢一樹 | URL | 2016-04-21(Thu)15:57 [編集]


たかがアルコールごときにに必死すぎ…
キモ…

| URL | 2017-03-19(Sun)20:20 [編集]


くだらない

自分は本当の味を分かっていると主張したいだけの自己陶酔まみれの文章である。
NHKや美味しんぼなどの自分に都合の良い情報を必死に抜き出してきたのが丸わかりだ。
自己の価値観だけでなく他者の価値観も認めることができるようにならなければ君の人生は沈んだままだ。
他者を下げて自己を高く見せようとするのは辞めたらどうかね。

虚像 | URL | 2017-06-04(Sun)02:40 [編集]


Re: くだらない

> NHKや美味しんぼなどの自分に都合の良い情報を必死に抜き出してきたのが丸わかりだ。
> 自己の価値観だけでなく他者の価値観も認めることができるようにならなければ君の人生は沈んだままだ。

 そうですね。
 確かに他者の意見にも耳を傾けねばいけませんね。

 私は今でもサントリーは好きではないですし、特に「普通の人が普通に飲むサントリーのウイスキーは酷すぎる」と思っています。
 けれど先日あえて白角を飲んでみて、「案外、悪くない」と思いました。
 普通の角瓶、黄角は相変わらず嫌いですが。

黒沢一樹 | URL | 2017-06-08(Thu)00:53 [編集]


絶句

皆が皆あなたの言う「本物」とやらを飲めるほど裕福じゃありませんし、安酒がまずい訳じゃありませんよ。

私の舌もあなた様ほど肥えちゃいませんがね、他人様が好みの物を呑んでいる横で「それは偽者だ!君は本物を知らない愚か者だ!私のように本物を知らなきゃダメなんだ!」なんてツバ飛ばしながら騒いじゃダメ、これだけは分かります。

酒なんてただの嗜好品、周りの雰囲気や呑む相手、肴でいくらでも味が変わる物ですから。

通りすがりの酔っぱらい | URL | 2017-06-20(Tue)12:06 [編集]


Re: 絶句

> 皆が皆あなたの言う「本物」とやらを飲めるほど裕福じゃありませんし、安酒がまずい訳じゃありませんよ。

 上から目線で偉そうなことをいろいろ書いてしまい、ご不快にさせてしまってすみません。
 実は私も懐事情が厳しく、普段飲んでいるウイスキーは千円から二千円程度のリーズナブルな価格のものが多いです。

 で、千円ちょっとのいわゆるスタンダード・スコッチが、飲んでいて意外に面白いんです。
 感心できないものもある反面、値段を考えると驚くほど美味しいものがあったりします。

 高いものに、まずいものは殆どありません。
 高ければ美味いのは当たり前で、高くて不味ければそれは詐欺です。
 けど安いものには、コストの制限の中で精一杯良いものを造ろうと努力したのがよくわかる製品もあれば、値段なりにそのまま「安かろう、悪かろう」を地でいったようなものもあります。
 だから私は、安いものもよく飲みます。
「安かろう、悪かろう」という製品に腹を立てつつ、安いなりに精一杯造った製品を探すのを楽しみにしています。

黒沢一樹 | URL | 2017-06-21(Wed)15:33 [編集]


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| | 2017-07-07(Fri)10:12 [編集]


Re: インチキウヰスキー

 almond tree様、コメントと貴重な情報、ありがとうございます。
 私も全く同感します。
 樽熟成していないものを“ウイスキー”として売るなど、言語道断な詐欺商法と思います。

黒沢一樹 | URL | 2017-07-12(Wed)15:40 [編集]


おかけざまで、すっきりしました。

偽物やイミテーション、まがい物がまかり通り、それでは駄目だという方が非難される。仮に自分が非難される矢面に立っていたら、やるせないというか、腹の底からぐつぐつなるような感情が沸き立ってきそうです。ちなみにそういう釈然としない世の中を、どう言えばいいのだろう。私は語彙が乏しいので、すぐには浮かびませんが。
御存知かもしれませんが、現在、日本経済新聞朝刊の連載小説に、伊集院静氏がサントリー創業者の鳥井信治郎氏の生涯を記しています。私はその優等生ぶりに、うさん臭さを感じて、読むのが面倒な程です。大広告主のサントリーの創業者が題材だと、サントリーのポジティブな事しか書けないのも当然ですが、そんな仕事を引き受ける伊集院氏も文筆家としてのプライドは無かったのかなあと、氏の見方が変わりました。サントリーの予算で、この連載小説枠が賄われているのかも。私個人的には新聞の報道が公平で客観的とはもともと思っておらず、何らかの方向性や力が加わっていることは承知していますが、世の中の人は、新聞に書かれていることは信用されがちだし、相変わらず、それに世論は左右されるし。。。話を元に戻すと、その小説内で、信治郎氏は、丁稚奉公していた小西儀助商店の店主に認められ、店主が取り組んでいた合成酒の手法の手ほどきを教わっているのですが、偽物の酒を合成することに対して何も疑念を感じていないようでした。言い方を変えれば、丁稚奉公をしていたころから「偽酒づくりに手を染めていた」。そしてそれが現在のサントリーの姿勢そのものですか。もっとも、この小説の読者は多いわけですから、偽酒を合成することに抵抗を持たないのが普通とする認識を広げるには、非常に効果があると思います。おそらく、こうやって「文化」をすんなり刷り込ませるのだと思います。何の違和感も持たれずに。仮に、偽物は許さまじという世間の風潮が強いのなら、今頃、日経新聞とサントリーは、非難の嵐を浴び、掲載は取りやめられるか、主人公の姿勢が嘘か本当かは別として、こっそり大幅に主人公の志向が変わっていたかもしれません。でも、そんなことはなく、延々と連載は続いています。世の中の暦に連動するかのように、間もなく先の大戦が、終戦を迎えるところです。角瓶にまつわる話もありましたが、私はてっきり、原酒をブレンドした、本物のウイスキーを当初から世に送り出していたと、この小説を読んで認識していました。ほかに情報は無いかったので。深く考えていませんでした。調べようともしませんでした。知ってしまったので、今までこの小説を読んでいて、わいていたサントリーに対する釈然とした感情が、ここでやっと形になり、整理がつきました。
でも、こうしてコメントの原稿を書いたり、投稿しなかったコメントの原稿の部分もいろいろとありますが、いろいろなことに気が付きました。正しいかどうかは別として。(正しいという認識は、本人が正しければ正しいのであって、他人から見れば正しくないことも多くある。社会的常識からみて、というのも、全国民から投票したわけでもないので、独りよがりな社会的常識、、、ごちゃごちゃ書かなくても、それを読む人に対して説得力があると受け止められれば、正しいということになるんじゃないの。。。以降自答自問続く。。。)
・何かの意見を、いちいち説明するために長くなった文章に対して、「キモイ」とか「必死」とか揶揄するケチがありますが、彼らは長い文章が読めない、理解できない、書けないからだと思います。学校の教科書を開いただけでイライラして落ち着きがなくなるとか。彼らに自らの文章に正当性を持たせるために、経験と知識に基づき、説得力のある文章を書くことができるのか?無理。短い文章は楽。世の中は何でも楽なほうへ楽なほうへ。脳も訓練されないので退化していく。そんな脳の人のつけるケチがどの程度なのか。示唆に富んだ立派な反論と言えるのか。
・と思う一方、言葉は読む人に伝わらなければコミュニケーションとは言えない。一方的に垂れ流しで理解されない文章はコミュニケーションではない。でも、読む人全員に理解させる必要はない。政治家ではないから。逆に政治家は、どんなレベルの人にも合わさなければならないから、たいへんというか、大衆に受けている政治家の言葉が、その国のマスのボトムレベルということですかね。ブログは、読んだ人の中で共感を得られる人がいてもいなくてもいい?できればいたほうが、励みになるからという程度でいいかな。俳句や短歌は短いですが、言葉からいろいろと読者の心を動かす言葉の芸術ですから、単に短い言葉とは違う。
・偽物は駄目なのかという、そもそも論になりますが、何のための偽物なのかということもあると思います。いろいろな理由があるからですが。焼き肉屋で生の肝臓を食べられないから、コンニャクでそれらしく作った偽物で我慢する。これは、安全性の面からやむを得ないので、正当性がある偽物で、仕方ないですよね。カニカマはどうなのか?カニは高いし、資源保護の面からも価格が高くなろうとも漁獲量を制限しなければ漁を続けられなくなりますよね。それで、カニに似せたカニカマで代わりにしましょうということだと思いますが、カニカマをカニと称して売ることはアウトですよね。カニではないのですから。ショウガが入っていない炭酸飲料をジンジャーエールと称して売っていたり、カカオが入っていないのにチョコレートと称して売っているのはどうでしょうか。まあ、許せてしまっている人も多いのでは。甘酒も、麹で発酵させずに、酒粕を緩めたようなものを甘酒と称して売っていたりしますが、これらはサントリーのやり方と同じですよね。となると、正当性とは別で、結局、偽物でも世間が許容しているのならいいいという話になりますかね。ただ、サントリーの場合は、安い原材料で風味を似せたものを作り、それを本物と誤認させて売り、自社の利益を最大限にしてきたのですが、サントリーはこういうでしょう。本物は高いから似せたものを安く作って多くの消費者に届け、消費者の生活を豊かにした。我々も儲かったが、それは、WinWinの関係なのでいいじゃないか。だれが困るのか?これは、日本と、もともとのワインやウイスキーの産地の文化の違いと生産者の力の違いだと思います。いいとか、悪いを決めるのは消費者ではないと思います。もともとのワインやウイスキーの産地に、手軽にワインやウイスキーを楽しめる文化があり、生産者に力があれば、偽物の横行を許さないという消費者と生産者の利益が一致し、法的、社会的に偽物を締め出すでしょう。でも、日本はワインやウイスキーのそうした文化も生産者もなかったので、偽物が横行しても何も困らなかったのでしょう。日本酒はどうでしょうか。なーんだかなあ。日本酒の業界に詳しい人がいたら、いろいろとありそうですね。でも、これからの日本のワインやウイスキーに対してはどうなのか。偽物は許されるのか。日本でもワインやウイスキーを作っていますが、日本での市場規模の縮小は避けて通れないと思います。産業として続けるには、外国に売るしかないですが、偽物のワインやウイスキーだと売れないでしょう。当たり前ですが。それで思うのですが、ワインやウイスキーを作っている人だけのレベルが高ければ、いいワインやウイスキーが作れるでしょうか?もともと、日本に本物のワインやウイスキーを志向し楽しむ文化があり、その中からでないと、優秀な生産者は生まれてこないと思います。結局は人が左右しますから。そして競争も生まれてこないと思います。ボトムレベルからの文化がなければ鍛えられず、無理だと思います。ガラパゴスな偽物の酒の技術者だけでは世界にどんどんうっては出られないのでは。時間のかかることですが。サントリーはこういうことは考えているかなあ。仮に、日本で余っているミカン畑をブドウ畑に転作し(できるのなら)日本でワインが大量に作られ、偽物のワインよりも安く作られるようになり、それをサントリーが商売として魅力的なのなら、本物のワインをサントリーが喧伝し始め、偽物のワインは過去の話になるかも。結局は自社の都合ということですが。
・ただ、よくわかったのは、日経新聞の連載小説がサントリーの創業者を一貫してポジティブにしか書かない理由を勝手に私が想像していますが、あのように、新聞の連載小説という形を通して、サントリーの正当性を世間に刷り込ませるにはいい手段だと思いました。私がサントリーの公報の人間で、サントリーの企業としての姿勢がどのようなもので、どうする必要があるのかをよく理解している人間なら、こういう手段を取ると思います。日経新聞はサントリーが大広告主ですから、圧力をかけるというか、提案すれば首を横に振ることはできないでしょう。

熊雄 | URL | 2017-07-28(Fri)20:02 [編集]


Re: おかけざまで、すっきりしました。

> 御存知かもしれませんが、現在、日本経済新聞朝刊の連載小説に、伊集院静氏がサントリー創業者の鳥井信治郎氏の生涯を記しています。私はその優等生ぶりに、うさん臭さを感じて、読むのが面倒な程です。
> 結局は人が左右しますから。そして競争も生まれてこないと思います。ボトムレベルからの文化がなければ鍛えられず、無理だと思います。

 拙文に心のこもったコメントを戴き、大変感謝しております。
 そうですか、伊集院静氏が、日経新聞に鳥居信次郎の小説を書いていますか。
 知りませんでした。教えて下さり、ありがとうございます!

 伊集院氏と言えば、某週刊誌で人生相談を長く続けていますよね。
 そして人の生き方について、上から目線で厳しく、かなりご立派な事を書いています。
 しかし所詮は小説を商売にして、大企業(と言うか広告主)の提灯持ちのような作品を書く程度の“センセイ”だった、という事でしょうか。
 広告主に逆らえず、サントリーを公然と批判できないのは仕方のない事かも知れません。
 けれど批判できないのなら、黙っていれば良いのです。
 批判できないのと、自ら提灯持ちをつとめてその会社を「よいしょ」するのは、まるで意味が違いますから。

 日本酒も、かなり偽物が多いですよ。
 醸造用アルコールを加えるくらいならまだ良い方で、糖類や酸味料を加えたまがいものの日本酒が、まだ多く出回っています。

 日本酒と言えば、私の知る山梨銘醸というメーカーは、見学に来たお客に、そのメーカーの最も安いお酒を試し飲みさせるのです。
 アルコールを加えた安酒なのですが、精米歩合を高めて良い酒を造ってるんです。
 山梨銘醸は、皆が飲む安い酒を少しでも美味しいものにしようと努力しています。
 それに比べ私の住む県の花の舞酒造は、「県内で早くから純米酒を造って来た」という事をウリにしていますが、実際の主力商品は醸造用アルコールだけでなく糖類や酸味料も加えた安くて不味い酒でした。
 花の舞酒造にとって良い酒は自社のブランドイメージを上げる宣伝材料に過ぎないのですね。

 私は、そのメーカーの体質は最も安い商品に表われると思っています。
 高いお酒が美味しいのは、当たり前なんです。
 高くて不味ければ、それはもはや詐欺ですから。
 最も難しいのは、安くて美味しいものを造ることだと思います。
 そしてそこに、メーカーの良心が見て取れると思うのです。
 だから私は、「高い製品で賞を取ってブランドイメージを上げつつ、一般大衆が飲む安い酒は不味いものばかり」のサントリーが嫌いなんです。

 ボトムレベルの文化の向上が大切と言うお考え、その通りだと思います!
 いくら一部の“通”が偉そうなことを言っても、世の中は変わりません。
 皆が、一般大衆が変わらなければ、世の中は動かないんです。
 そしてそれが、なかなかに難しいです。

 けれど、ウイスキーはともかく日本酒を見ていると、日本人にもそれなりに期待が持てるような気がします。
 日本酒の消費は低下していますが、純米酒や吟醸酒などの良い酒の売り上げは伸びているんですよ。
「とにかく安ければ良い」という酒飲みが少なくない反面、良い日本酒を飲みたい人も増えているんです。
 安い酒をたくさん飲んでとにかく酔っぱらいたい人と、美味しい酒を楽しく飲みたい人に、はっきり二極分化しているんですね、日本酒を飲む人達は。
 ウイスキーの世界もそうなってくれれば、と私は思っています。

 それと、先ほど返信の文を書く前に、貴方のコメントをそのまま誤送信してしまい、大変失礼しました。
 申し訳ありません。

黒沢一樹 | URL | 2017-08-02(Wed)16:39 [編集]


大変失礼で申し訳なかったのですが、多分、前回、メールアドレスは投稿する便宜上、適当に記入したものだったかもしれません。実は、投稿した文は、データとして残すようにしているのですが、どのメールアドレスで投稿したのか記録していませんでした。重ね重ね、失礼をお詫び申し上げます。

コメントにご返信下さり、ありがとうごさいます。いろいろと興味深いお話をありがとうございます。

元々のブログ投稿された時から時間が経っていますが、毎日読んでいる新聞の連載小説のせいで、自分の中では、とてもタイムリーな、お話だったもので、つい書き散らかしてしまいました。。。

連載小説ですが、やはり、内容が単純に鳥井信治郎氏がいかに偉大であったのかを宣伝する内容で、文章も新聞の全面広告欄の下手な自画自賛の文章程度で本当に伊集院静氏が執筆しているのかも疑わしいです。購読料を払っているのに、なんでおもしろくもないサントリーの宣伝を延々と毎日、読まなければならないか釈然としません。こんなので、サントリーファンが増えるともサントリーは思っているのかなあと思います。

間もなく連載が終了しそうなのですが、おそらく毎度のことなので、単行本化されると思います。広告が、どんな絶賛文とともに掲載されるのか注意することにしています(苦笑)。

仮に、日経新聞が、この小説枠について営業的な味をしめ、二匹目のドジョウ云々をされると、うんざりしそうです。


それから、まがい物の酒に対してネガティブな見方をしなければならない理由を、いろいろと考えていましたが、前回コメントで、その酒を楽しむ生活文化のユーザーの厚みが無いと本物が育たないといった感じのことを書きましたが、正直にいいますと、まがい物でも構わないとする世間の風潮に対して単に憤りを感じるという上から目線のようなレベルの低い感情的なことを感じていました。それで、ユーザーの厚み云々と理屈をこねて、、、自虐的な自己分析ですみません。

しかし、それでもずっとまがいものが、なぜ駄目なのか考えていたのですが、結局、答えは簡単な事でした。ユーザーは、自分が購入したウイスキーなり、日本酒が本物だと信じて購入しているのに、メーカーがその信頼を裏切っていることが問題なんですよね。こんなことにすぐに気が付かなかった自分の洞察力がさすぎて呆れました(苦笑)。

サントリーはユーザーに対して圧倒的に有利な立場にあり、リテラシーの低いユーザーがどういうものなのか知り尽くしていると思います。それをサントリーはうまく突いていると思います。

・黒沢さんがおっしゃっていたように、日本の酒税法上のウイスキーの定義のあいまいさをサントリーは抑えているけど、ユーザーの多くは知らない。
・にも関わらず、サントリーはユーザーに対し、本物であるかのような印象を与える宣伝を繰り返している。
・本物のウイスキーの味を理解しているユーザーはほとんどいないので、これがウイスキーだと言われれば、宣伝のイメージがポジティブに働き、信じざるを得ない。

そのうえでサントリーはユーザーの信頼を裏切るのですが、構造的には、金融詐欺と手口がよく似ていると思います。

騙すサントリーも悪いですが、リテラシーの低いユーザーは金融詐欺と同様、保護されなければならないと思います。それには、ウイスキーや日本酒の定義をシンプルかつ厳格化すればいいと思います。間違いなく、ユーザーが期待通りの酒を飲めるように。

供給側のメーカーに自らウイスキーや日本酒の定義の厳格化ができるはずないですから、ユーザーが政治家を通じて酒税法を作りかえさせ、行政制度を変えるしかなさそうに思います。

現在の酒税法上の定義がいかにゆるすぎるか、そしておかしなことになっているかは誰でも簡単に理解できると思いますし、最近の与党議員の中には、正直で曲がったことが嫌いという方もいるので、適切な運動をすれば実現できると思います。誰がするのか。。。

また、黒沢さんがおっしゃる通り、酔えばなんでもいいという層もいるので、安い酒自体を市場から駆逐するのではなく、ウイスキーや日本酒のまがい物に限っては定義から外れているのであれば、別の分類にすれば済むことだと思います。

もちろん、製品に、まがいものがないように、メーカー従業員に密告させる制度も設けるべきだと思います。違反するメーカーは糾弾され、回復不可能な著しいダメージを受けるように。恐ろしくて違反できないように。密告した従業員は十分に保護される仕組みも必要だと思います。

こちらに投稿して以来、そもそも、酒税があるから、メーカーに安酒づくりに走らざるを得ない変な下地があるのかもと考え始めていたり、なぜ、海外では、ワインやウイスキーの定義がシンプルで厳格なのか機会があれば調べてみようと思っています。日本のお隣の国では、まがいものの酒に関する事情がどうも日本より酷いようなのですが、これらは国民性の違いかなあとか。

ちなみに、私はこんな偉そうなことを書いていますが、ウイスキーは飲めないんです(笑)。香りを楽しむのが精一杯で。黒沢さんのブログを読んでいると、ウイスキーの世界に引きずられそうで困ります(笑)。

熊雄 | URL | 2017-08-18(Fri)20:51 [編集]


Re: タイトルなし

> ウイスキーや日本酒の定義をシンプルかつ厳格化すればいいと思います。間違いなく、ユーザーが期待通りの酒を飲めるように。
>
> 供給側のメーカーに自らウイスキーや日本酒の定義の厳格化ができるはずないですから、ユーザーが政治家を通じて酒税法を作りかえさせ、行政制度を変えるしかなさそうに思います。
>
> 酔えばなんでもいいという層もいるので、安い酒自体を市場から駆逐するのではなく、ウイスキーや日本酒のまがい物に限っては定義から外れているのであれば、別の分類にすれば済むことだと思います。
>
> ちなみに、私はウイスキーは飲めないんです(笑)。香りを楽しむのが精一杯で。

 日本人は、新しいものを作り出すより、他国が開発した製品をより安く大量生産するのが得意な民族と言われますが、お酒についても同様で、まずは「より安く」で、本質を考えるとか、本物にこだわるという部分が少ないのでしょうね。
 日本人は、中国製品について「日本の劣化コピーばかりだ」と非難しますが、日本人も大して変わらないのかも知れません。

 他国が厳しい定義のもとで大事に育ててきたものを、本質も見ずに類似した劣化コピー商品を作る。
 そのどこに、民族としての誇りがあるのだろうかと思います。

 でも日本人は、自国民が造って来た日本酒さえ大事にしないのです。
 本来、日本酒は純米が当たり前です。
 一部に、腐敗を防ぐ為に焼酎を加えた日本酒もありましたが、それも使用していたのは本格焼酎でした。
 しかし戦時中にお米が足りなくなり、それでもお酒は飲みたいからと考えられたのが、水で薄めてアルコールを足し、糖類や酸味料等を加えて増量したまがい物のお酒です。
 戦争中の物の無い時代ですから、それはまあ仕方ないでしょう。
 ところが戦争が終わりコメが余る時代になっても、その水で薄めてアルコール等を加えて補ったお酒が作られ続けています。
 それはズバリ、「安く作れて儲かる」からです。
 そのまがい物の日本酒のせいで、若者が「日本酒はマズい!」と思うようになり、日本酒離れを起こしてしまいました。

 で、今では純米酒や吟醸酒などの、じっくり味と香りを楽しんで飲める良いお酒を造る蔵元も増えて来ましたが。
 しかし日本酒の多くは、今でもアルコール等で薄めて嵩増ししたまがい物です。
 そんな自国のお酒すら大切にしない国ですから、「本場の定義をきちんと守ったウイスキーやワインやビールを造れ!」と日本の大メーカーに言っても、「商売を知らない」とあざ笑われるだけでしょうね。

 けれど少しずつ増えてはいるんですよ、良質な日本酒やビールやウイスキーを造るメーカーが。
 それだけ、消費者の舌も肥えてきたのでしょうね。

 ビール類や日本酒を見てみても、今は良い物を求める人達と、ただ安く酔えれば良いという人達に二極分化が
進んでいます。

 私などは、「安く酔いたければ、甲類焼酎を飲め!」と言いたくなってしまいます。
 4リットルのペットボトルで1500円くらいで売られているアレです。
 味も香りも無いし美味しくないけれど、不味くはないですから。
 アレはただの薄めたアルコールですが、少なくとも偽物の酒ではありません。
 安くて品質の怪しい、自称“日本酒”や“ウイスキー”などを飲むくらいなら、甲類焼酎を好きなもので割って飲んだ方がマシだと、私は思うのです。

 さて、ウイスキーですが、何しろ度数が高いゆえ、飲むにはコツが要るんですよ。
 舐めると言うより唇を浸す程度にして、本当にゆっくり、少しずつ飲まないと駄目なんです。
 私も慣れるまでに、それなりの時間がかかりました。
 昔から日本酒などをスイスイ飲んできた日本人には、ウイスキーをストレートまたはトワイスアップで飲むというのは、かなり辛いしキツい事だと思います。
 だから日本では、ハイボールが人気なんですよ。
 ハイボールにすると味の深みやコクが薄れてしまいますが、香りは悪くないですし、とにかく飲みやすいです。
 ついでに言うと、お手頃価格のスコッチなどの若いウイスキーでも、炭酸が香りを引き出してくれるので、意外に悪くないです。
 何千円もするような高価な年代物のウイスキーをハイボールにして薄く割ってしまうのは「もったいない」と思いますが、お手頃価格のウイスキーにはハイボールは悪くない飲み方だと思います。
 私自身は、ウイスキーは濃い目でじっくりゆっくり飲みたい派ですが。
 もしウイスキーのアルコールのキツさが気になるのでしたら、お手頃価格でかつ良質なものを、ハイボールで気軽にお楽しみ下さい。

 それにしても、熊雄さまの下さるコメントを拝読していると、熊雄さまの真面目で真摯なお人柄がよく伝わってきます。


黒沢一樹 | URL | 2017-08-23(Wed)01:16 [編集]


こんにちは。
いろいろとご意見をいただき、ありがとうごさいます。

ウイスキーの楽しみ方の件ですが、水や炭酸水でウイスキーを薄めて飲むときに、薄まった香りを香りを探しながら飲むという事が惨めったらしいので(あくまでも個人的な意見です)、ウイスキーはストレートに限る(あくまでも個人的な意見です)と思っていました。

しかし、私はチェイサーを飲んでものどが毎回、必ず荒れる。多分、ウイスキーを飲んだ後、のどが生体的にやばいことになっているのだろうと店頭でウイスキーとにらめっこをして帰ってきました。

その後、黒沢さまからのウイスキーは唇を浸す云々ということを知り、なるほど、これなら、のどがあれないのではと目からうろこ。早速、実験しなくてはなりません。飲む正当な目的が生じました(嬉)。家族にもその際に、この方法を勧めてみます。

> それにしても、熊雄さまの下さるコメントを拝読していると、熊雄さまの真面目で真摯なお人柄がよく伝わってきます。

ありがとうございます。

熊雄 | URL | 2017-08-25(Fri)20:46 [編集]


Re: タイトルなし

 熊雄さま、いつもコメントありがとうございます。
 私も「唇を浸す程度」というところにたどり着くまでに、いろいろ失敗しました。
 日本酒などの普通のお酒を飲むようにすると、どんなにチビチビ飲んでも喉と舌がヒリついてしまうんですよね。
 それに強いお酒を飲み過ぎると、喉頭癌になる確率が上がるとも言いますし……。

 で、「唇を浸す程度」にしてみて、ようやくまともにストレートでウイスキーが飲めるようになりました。
 ついでによると、ある専門家によると「ワンショット30mlを、30分かけて飲むくらいが良い」そうです。
 さすがに私は30分もかけずに、20分くらいで飲んでしまう事が少なくないですが。
 それでも、ワンショットを15分以下で飲み切ってしまうと、ペースが早すぎてちょっとヤバいです。
 とにかくゆっくり、ゆっくり舐めるようにして、味と香りを堪能してください。
 これに慣れてしまうと、トワイスアップですら「水っぽくて薄い!」と思ってしまいます。

黒沢一樹 | URL | 2017-08-30(Wed)00:46 [編集]


黒沢さま

いろいろとアドバイスをありがとうございます。

バランタイン ファイネストが適当かなと思い、買ってきて、試しています。夜な夜な、唇に浸して、ちびちびやっているのですが、懸念していた喉に翌日違和感を感じることはないです。これなら、十分飲みやすいし、香りも楽しめます。

ふと、思ったのですが、バランタイン ファインネストが、本当に、樽熟成の原酒と水のみなのかなあと。もしかしたら、ノンエイジと12年ものとの風味の違いは仕方ないけど、日本人がおいしく飲めるレベルに調整していたりとか。もっとも12年ものでも、間違いなく本物のウイスキーとは限らないかもとも思いました。12年ものでも、2000円とは安いですね。毎日、30ccずつ飲んでも、一カ月楽しめるとは。

サントリーの自社製品の12年もので一番安いものでも、2000円で買えるウイスキーは無かったのではと思います。

そう考えると、バランタインのメーカーは、サントリーが日本で2000円で販売しても利益が出るだけの原価で製造しているということは、仮に、バランタインはノンエイジでも12年物でも、まっとうな中身であった場合、そもそものウイスキーの製造原価はその程度なんだと。ということは、自社で製造もしているサントリーはたんまり儲けているのかなあと。

そういえば、以前、新聞で読んだ記憶がありますが、サントリーはウイスキー、スピリッツ類の利益で、他の赤字部門を穴埋めしていると。いや、低アルコールや清涼飲料水部門の利益だったかな、、、うろ覚えでスミマセン。それに、特に、サントリーの場合は、日本の酒税法のウイスキーの定義の緩さを最大限に利用しているようなので、特に、儲けが厚いのかもしれません。

まあ、その利益のおかげで、サントリーはビールを止めずに続けてこられたと。飲食物は偽装を疑い始めたらキリがないので、余程のアウトでない限り、考えない方がいいのかなあ(苦笑)。いろいろな意味で。

サントリー美術館や、巨大なオルガンのあるサントリーホールがあることを考えると、儲け過ぎというか、十分社会に還元していると言うべきなのか。。。

熊雄 | URL | 2017-09-05(Tue)21:10 [編集]


Re: タイトルなし

> バランタイン ファインネストが、本当に、樽熟成の原酒と水のみなのかなあと。もしかしたら、ノンエイジと12年ものとの風味の違いは仕方ないけど、日本人がおいしく飲めるレベルに調整していたりとか。もっとも12年ものでも、間違いなく本物のウイスキーとは限らないかもとも思いました。12年ものでも、2000円とは安いですね。毎日、30ccずつ飲んでも、一カ月楽しめるとは。
>
> サントリーの自社製品の12年もので一番安いものでも、2000円で買えるウイスキーは無かったのではと思います。

 熊雄さまのおっしゃる通り、スコッチやバーボンは割安です。
 と言うか、日本のウイスキーが高過ぎるのでしょうか。

 ウイスキーは造るのに何年もかかるので、ブームにして売ってはいけないのですよ。
 売れなくても困るけれど、売れ過ぎても困る。
 それがウイスキーというものです。
 しかしサントリーは、数年前にハイボールを大々的に宣伝してブームを作ってしまった。
 そして「ビールは苦いから」と敬遠していた人達に、ハイボールがウケてしまった。
 蒸し暑い日本では、よく冷えていて炭酸で香りを立てているハイボールが皆の好みに合ってしまったんですね。
 私自身は、ハイボールはあまり好きではないのですが……。

 で、ハイボールが売れ過ぎた結果、原酒が無くなってしまった。
 それで値上げして、日本のウイスキーは割高感のあるものになってしまった。
 そうなる前は、ニッカのシングルモルト余市や宮城峡は、500mlでノンエイジながら1580円で買えたのです。
 竹鶴も12年のピュアモルトが、700mlで2千円ちょっとでした。
 今では信じられない話ですね。

 けど、今でも良い国産ウイスキーもあります。
 ブラックニッカ・クロスオーバー。
 これは二千円プラス消費税という価格で、12年モノのスコッチと同等かそれ以上の味と香りを堪能させてくれました。
 ただ残念ながら限定品なので、今はもう店頭には無いかも知れません。

 サントリーがハイボールの販売攻勢を仕掛ける前の、今から十年くらい前には、ウイスキーが売れておらず原酒の生産も抑えられていたそうです。
 で、ハイボールのブームでその元々少ない原酒が今はひどい品薄状態にあり、ニッカは今のノンエイジの竹鶴の為の原酒を用意するのにも苦労しているのだとか。
 だから評判の良いブラックニッカ・クロスオーバーやブラックニッ・ブレンダーズスピリットも、限定でしか出せないのだとか。

 ただ不思議なことがありまして、確か去年だったか、それとも一昨年だったか、ハイボールブームでサントリーの角瓶(黄角)が売れ過ぎて、一時店頭から無くなった時がありました。
 しかし一月ほどで、前以上に大量の角瓶が店頭に並ぶようになりました。
 熟成に何年もかかる筈のウイスキーを、サントリーはどうやってたった一月で大量に調達したのでしょうかね?
 その点からも、「確かにスコッチは割安だが、ニセモノのウイスキーを作っているとしたら国産某大手メーカー」と、私個人は思っています。

 サントリー、ビールは悪くないんですがね。
 ウイスキーのメーカーとしては、やはりどうしても好きになれず、不信の目で見てしまいます。

黒沢一樹 | URL | 2017-09-06(Wed)03:31 [編集]


スコッチは以前は、今よりも、もっと安かったんですね。
その頃に味わっておけばよかった(笑)

本場の英国では、スコッチはいくらぐらいなんだろうとWebを眺めていたら、日本より高価なんですね。何でだろうと思っていたら、価格の大半が酒税だとか。英国当局は、自国のウイスキー文化をどうするつもりなのかしらん。。。

ところで、ブラックニッカ クロスオーバーを買ってきました。私には小遣いというものが無く、家計からの出費になるため、家族の合意が必要でして、購入が許される家庭内情勢を醸し出すために、家事をいつもより頑張りました。というわけで、おいしさもひとしおです(笑)。

クロスオーバーのうたい文句通り、これが、ピートと果実の香りなのかなあと風味を楽しんでいます。バランタインと比べるとおもしろいです。飲み比べると比較しやすいですね。おかげさまで、すっかり、スコッチに、はまっています。ただ、家族で飲むのは私だけでして、ハイボールすら家族には浸透しない状況で、三本目は無理かもしれませんが。でも、アイラのシングルモルトのきつそうな正露丸臭ともいわれる香りに興味が。。。ビート臭とはどんなものなのかが分からないと、クロスオーバーに「ビート臭が感じられる」と言えないですから。3本目を買わなければならない理由ができてしまいました(笑)。ということは、次はラフロイグですかね。ということはサントリーの影が。。。

それと、数年前の角瓶の品薄だった件ですが、生産計画、生産管理的な視点からの想像ですが、角瓶のブレンドに使う原酒のエイジを仮にサントリーが3年以上と決めていたとすると、おそらく、原酒生産のトラブルに備えて、エイジにいくらかのマージン、余裕は設けていたと思います。それが、原酒の需要が高まり、三年寝かせた原酒を前倒しで生産に回していたのでマージンが狭まり、角瓶の生産を絞っても、しまいには足りなくなり、原酒が所定のエイジに仕上がる一か月程、角瓶の生産を止めなければならなかったのではないでしょうか。想像ですけど。

サントリーくらいの会社なら、生産計画の人間がいないはずはないですから、工場からあがってくる原酒の供給のデータと、営業からの売り上げのデータや販売計画、見通しを突き合わせて生産計画を立てていると思います。また2000年代半ばからのハイボールの浸透を図る継続的なマーケティングから、原酒需要をまかなえられる増産、設備拡充くらいはしていたと思います。このあたりのことは四季報や当時の新聞にでもでていたかもしれません。販売量の増大が見込まれるのに、設備投資をしないことは、考えにくいです。余程、設備が遊んでいたのなら話は別ですが。

記憶していることだけで、確認はしていないのですが、2014年のマッサンが放送されていた当時、利益率のいいハイボール向けに角瓶用のエイジ樽を回さざるを得なくなり、余計に受給がひっ迫していたとか。生産計画の仕事をした人ならわかるかもしれませんが、胃に穴が開きそうな状況だったと思います。

詳しく書きますと、仮に、サントリーが角瓶の原酒のエイジを三年と決めていたならば、おそらく、普段はトラブルに備えて、3年1ヵ月前とか、3年6ヵ月くらいのマージンをとって原酒を使っていたのではないかと想像します。2014年9月22日に生産する角瓶の原酒は2011年3月22日に仕込んだ原酒を使うはずだった。けど、足りないので、3月23日に仕込んだ原酒からも一部使用した。翌日の角瓶の生産では、2011年3月23日の残りと3月24日に仕込んだ原酒から使用した。

こんなことを繰り返していくと、所定のエイジ樽がいつかは足りなくなるのは分かりきっていますが、それが、例えば2015年3月1日だった。使える予定の次の原酒を仕込んだのは、2012年2月29日なので、生産を止める必要があった。ただ、マージンを取りたいので、一か月くらい生産を止めなければならない。そして、実際に生産を一か月程止めた。けど、売るものが無いということは、売り上げ収入が途絶え、財務を損ないますし、販売店も困るはずです。信頼関係を損なってしまうと思います。相当な決断だったと思います。

このあたりのことは。サントリーの山崎工場に見学に行き、現場に近い職員の方に話を振ってみると、「いやぁーあの時は大変だった」とかいったことを交えながら、実際はどうだったのか話してくれるかもしれません。苦労話って誰かにしたくなるものですから。

それか、もしかしたらですけど、もっと長い間、エイジの仕上がりを待たなければならないことが予測されたので、原酒をサントリーの海外の調達網からでも輸入して急場をしのぐ際に、足元を見られて高値で買わされた上に、交渉に手間取って、角瓶出荷が滞ってしまったといったことも想像しました。原酒を海外から調達できるように、あらかじめ、原酒サンプルを方々から取り寄せ、クロマトか何かで分析したデータくらいは持っていて、ブレンドに使える原酒銘柄のリストもあったかもしれません。増産分で追いつかない原酒需要分は、継続して輸入原酒でまかなっているけど、想定していたよりも高値で買わされているので、利益率を維持するためには値上げせざるを得なかったとか。

店頭から角瓶がなくなることは、サントリーの実情とユーザーが想像していることが、かけ離れていたとしても、ユーザーにウイスキー需要が異常な事態だと認識させるのにいい機会だったので、ついでに三十云年ぶりの値上げに踏み切るには、経営上のタイミングとしては悪くなかったと思います。何も無い平常時に「値上げします」では、ユーザーの反発を余計に集めていたと思います。

まあ、全部、想像ですけど(苦笑)。

熊雄 | URL | 2017-09-23(Sat)12:50 [編集]


Re: タイトルなし

> ブラックニッカ クロスオーバーを買ってきました。
> クロスオーバーのうたい文句通り、これが、ピートと果実の香りなのかなあと風味を楽しんでいます。次はラフロイグですかね。ということはサントリーの影が。。。

> もしかしたらですけど、原酒をサントリーの海外の調達網からでも輸入して急場をしのぐ際に、足元を見られて高値で買わされた上に、交渉に手間取って、角瓶出荷が滞ってしまったといったことも想像しました。
> まあ、全部、想像ですけど(苦笑)。

 いや、それは想像ではなく、多分熊雄さまの推察した通りだったのではないかと思います。
 サントリーは以前から、ウイスキーの原酒を大量に輸入していますからね。
 そして熊雄さまのご推察の通り想定よりも高く原酒を買わされるような事があり、それで「ならば、いっそ!」と多額のお金を投じてビーム社をグループごとそっくり買い取ったのでしょうね。
 で、今はもう角瓶がいくら売れようと、原酒の供給は万全になっていることでしょう。
 それにしても、熊雄さまは本当に詳しくよくご存知ですね。
 とても勉強になりました!

 ところで、ブラックニッカ・クロスオーバーは本当に良いウイスキーだと私は思います。
 ただ個性が強すぎるので、なかなか他の方には強く勧めにくいんですよね……。
 ピート香が強いのも、シェリー樽の香りがはっきりしているのも、私は大好きですが人により好き嫌いがありますので……。
 ですから熊雄さまに気に入っていただければ、私としてはとても嬉しいです。

 ラフロイグ、良いスコッチですよ!
 私が好きなスコッチは、まずラガヴーリン、そしてラフロイグとアードベッグとタリスカーなんです。
 そのラフロイグですが、いつの間にかサントリーのものになってしまいました……。
 でも良いスコッチなんで、安く売っている専門店などを探して、いつか味をみて下さい!

 そうそう、酒税は日本が変なんですよ。
 普通はアルコール度数に応じて、度数が高い方が税金も高いものなんです。
 けれど日本は「税は取りやすいものから取る」という主義なので、皆が一番飲むビールの税金が度数に比べて高いんですね。

 あと、「国内の洋酒メーカーを保護する」という名目で、昔は輸入物のウイスキーがメチャ高かったんです。
 高額の関税をかけられて、ジョニ赤が三千円、ジョニ黒やシーバスリーガルは一万円近くしたようです。
 それで英国の当時のサッチャー首相から猛抗議を受けて、関税が無くなって、今では国産ウイスキーの方が高いくらいになってしまっています。
 日本はビールの税が高くて、度数の高いお酒の税が比較的安いんで、私のようなウイスキーなどの蒸留酒好きは助かっていますが、ビールが好きな人は辛いでしょうね。
 だから日本では、発泡酒とか新ジャンル酒とかのヘンなビール類が売り出されているんですよ。
 これもあまり良い事だとは、私には思えません。
 

黒沢一樹 | URL | 2017-09-27(Wed)03:07 [編集]


角瓶の原酒についてですが、申し訳ございません。

エイジが仕上がるのを待っているから、原酒が足りなくなったのでは、とか、
輸入した原酒を使っているのではとか、勝手な想像を書きましたが、
原酒は、山崎と白洲と、しっかりサントリーのWebページに書いてありました。

本当に申し訳ないです。陳謝いたします。
会社でこんなことをやったら、大目玉です。

サントリーの問い合わせ窓口にも、Web経由で尋ねてみたのですが、同じ回答でした。
エイジについては企業秘密なので教えてもらえませんでした。
問い合わせ窓口だと、情報管制が敷かれていると思うので、
サントリー関係者に直接話を聞ける機会があれば聞いてみます。

それと、角瓶が店頭から無くなった
2年前も、現在と同じく、山崎と白洲のを使っていたのですか?と
聞くのを忘れていました。
これも失敗。

熊雄 | URL | 2017-10-09(Mon)15:14 [編集]