空と虹と恋と

 大好きな写真のこと、そしてゲームやコミックスの話から歴史&時事問題まで、思いつくまま雑多に語ってみたいと思っております。さらに筆者の度重なるイタい失恋話についても、どうぞ憫笑しつつお読み下さいまし。

ニッカよ、お前もか! サントリーに続く不当な値上げ

 5月14日の毎日新聞の経済面の小さな記事を見て、「まさか!」という驚きと、「やはり、オマエもか」という憤りの気持ちでいっぱいになった。
 サントリーに続いて、ニッカもまた原材料の高騰を理由に、この9月からウイスキーや輸入ワインなどを値上げするのだという。

 その記事は僅か二段の小さな記事だから、値上げの詳しい内容は出ていない。
 が、一例として“竹鶴ピュアモルト21年”を44%も値上げして、現在より4590円高い、1万5千円にするのだという。
 その竹鶴ピュアモルト21年だけでなく、国産のウイスキーやブランデーや輸入ワインやテキーラやウオッカなど、計201品目を値上げすると、ニッカの親会社アサヒビールが発表したそうだ。
 ……201品目と言えば、ほぼすべての商品と言っても良いではないか。

 筆者は以前、この4月に行われたサントリーのウイスキーの値上げも厳しく批判した。
 原材料の高騰は、値上げの理由としてまあ理解出来る。
 しかし原材料価格が上がる以前に樽貯蔵された、長期熟成のウイスキーやブランデーの値を上げるのは、絶対に理に合わないのだ。それは良く言えば「値上げの先取り」だが、ぶっちゃけて言えば「詐欺やボッタクリの類」だ。

 アベノミクスによる円安や、原材料の高騰の影響を最も受けているのは、近年に仕込まれた酒齢の若い、比較的安価な製品の筈だ。
 そのよく売れている安価な製品の価格は据え置いて、円安にも原材料価格にも関係のないずっと以前に仕込まれた、長期熟成させた製品の価格を大幅に上げるのは、商売としては正しいのかも知れないが、公正という事には絶対に反している。
 だから筆者は以前、サントリーの値上げをこのブログで叩いた。
 そして同時に、「ニッカもその真似だけはしてくれるな」と願った。
 しかしニッカ(と言うより親会社で販売会社のアサヒビール)は、サントリー以上に大規模で大幅な値上げをすると発表した

 その値上げする201の品目が何と何で、どれだけ値上げするのか、詳しい事はその経済面の二段の小さな記事では殆どわからない。
 だからこのニッカの値上げの件については、その詳細がわかってから、考えを整理して改めてまた書くつもりだが。
 しかしこの長期熟成させた製品を含む値上げで、ニッカが筆者を含む、従来のニッカのファン達を失望させた事は、間違いのない事実だ。

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コメント


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ウィスキー支持者として。

初めまして。ogotch(おごっち)と
申します。

今回のサントリー、ニッカの値上。
その異常な値上幅に対して。

私も全く、納得出来ません。

その値上げする「長期熟成させた」商品は
一体、何年前に仕込んだものなのか?

利益率というのは原価を元にして
計算されるものでしょう。

長期熟成しなければ出来ない商品なら
仕入れ時の原価と熟成コストを、元に
販売価格を決めるのが基本ですよね。

その基本を考えるなら何故、現段階での
異常な値上を行うのか?

そして、それを肯定するファンが
存在するのか?

私には、分かりません。

現段階の材料で現在の商品を製造する。

そういう職種なら分かります。
昨今の高税率も理解しています。

ウィスキーって、そういう商品ですか?

ベンチャー企業が最も参入しにくい。

そういう職種の代表格ではありませんか?

ウィスキーという商品の性質を考えるなら
一番影響を受けるのは短期熟成の商品では
ありませんか?

「短期熟成の商品は原価高の影響で
現段階で〜割値上しないとやっていけません。
長期熟成の商品は今から◯◯年後に〜割値上しなければ、やっていけません。」と。

そう、説明するのが筋ではないのですか?

「他のメーカーの適正価格に合わせる」という、訳のわからない理由も全く納得出来ません。

他がやるから、自分もやる?

それの何処に企業の理念があるんですか?

他がやろうが、やるまいが
己の掲げた道を行くからこそ
「理念」では無いのですか?

それが創業者の理念と今まで貫いてきた
姿勢と相反することであれば「それは違う」と声を上げることが真のウィスキー支持者ではないのですか?

私はウィスキー支持者ですが
ウィスキー信者では有りません。

本当に日本のウィスキー文化を
守るためであれば、おかしいことは
おかしいと言うのが筋でしょう。

私は狂信者のように全肯定は出来ませんし、企業理念に反することをした企業を
支持するほど優しくありません。

そして、筋の通らないことを支持する
ウィスキー信者も支持しません。

正確に言うと支持「出来ません」。

筋を通している国内のウィスキーメーカーは「他にも」沢山あります。

ですから筋を通しているメーカーを
支持して、その商品を買う。

私は筋を通す方を支持し、筋違いの方は
支持しない。それだけのことです。

簡単な話です。

「ではメーカーが潰れてもいいのか。」

はい、潰れるべきです。

潰れるべきメーカーを訳のわからない
理屈で生かすから、おかしくなるのです。

ウィスキー支持者であれば、
今こそ苦しい中で踏ん張っている
「筋を通す」メーカーを助ける。

そうするべきだと私は思います。

そして、私は筋を通すウィスキーメーカーのウィスキーの良品を買い続けます。

筋を通さないウィスキーメーカーは
消えて無くなってください。

長い目で見れば、それこそが
日本のウィスキーの未来のためです。

私の言っていることは。

おかしいでしょうか?

ogotch | URL | 2015-05-18(Mon)02:45 [編集]


生活必需品でも無ければ、市場を独占している訳でもない。
買う買わないの選択の自由があるのだから、嫌なら買わなければ良い。
これが不当とか、ただの甘え。

| URL | 2015-08-01(Sat)19:24 [編集]


Re: タイトルなし

> 生活必需品でも無ければ、市場を独占している訳でもない。
> 買う買わないの選択の自由があるのだから、嫌なら買わなければ良い。
> これが不当とか、ただの甘え。
 確かにおっしゃる通り。
 ウイスキーは単なる嗜好品で、無くても困るわけではありません。
 好きでないものが値上げされたのなら、ただ買うのも止めれば良いだけなのですが、それでも好きなモノが、しかも納得行かない理由で値上げされるとやはりツライですよ。

黒沢一樹 | URL | 2015-08-07(Fri)14:55 [編集]