空と虹と恋と

 大好きな写真のこと、そしてゲームやコミックスの話から歴史&時事問題まで、思いつくまま雑多に語ってみたいと思っております。さらに筆者の度重なるイタい失恋話についても、どうぞ憫笑しつつお読み下さいまし。

今、辛い失恋をして苦しい思いをしている貴方へ

 男女関係のもつれの果てのストーカーや暴力、そして殺人などに至る事件がよく報道されるけれど。
 それも十代や二十代の人生経験の浅い若者が、激情のあまり我を忘れて暴挙に出てしまうのなら、まだわかる。
 しかし現実には、論語に「迷うことがなくなる」という不惑の年(四十歳)を過ぎていながら痴情のもつれから犯罪を犯す者も少なくない。
 それどころか、「心の赴くままに行動しても道を踏み外さない」筈の従心の年(七十歳)を越えても、ただ恋愛をするどころか、色恋沙汰に関わる犯罪を犯す者がいるのだから驚きである。

 好きな相手に裏切られたりフラれたりする事は、それはものすごーく辛く苦しい事だ。
 それは筆者もよくわかるし、失恋の痛みは幾度も体験して身に染みて知っているつもりだ。
 しかしだからと言って、その自分を傷つけた相手に危害を加え、自らを犯罪者の身に落としてしまう心理は、正直に言って今の筆者には理解できない。

 このブログで以前にも何度か触れて来たが、筆者は恋愛経験は少なくない方だと思う。
 それは百人斬りとか千人斬りとかいう剛の者には足下にも及ばないが、それでも付き合った女性の数は両手の指の数を超えている。
 と言っても、残念ながらそれはあまり自慢にはならない。
 何故なら、筆者はその付き合った女性すべてにフラれていて、自分からフッた事は一度も無いからだ。
 しかもそのフラれ方というのが、ほぼ全て「フタマタをかけられては、他の男に乗り換えられて切り捨てられる」というパターンで。

 今になってみれば、筆者がなぜ普通の男性より多くの女性と付き合え、しかしその全ての相手にフラれたのかも、よくわかる。
 まず筆者には年子の姉がいて、そしてイトコたちも女ばかりという環境で生まれ育ったから。
 おかげさまで、女性と話す時に緊張する事が殆ど無く、異性と意識せずにごく普通に女性と接するスキルが自然に身についていたのだ。
 そしてイケメンではないがブサメンでもなく、童顔かつ小柄であったため、警戒感を持たれること無く女性に接近する事ができた。
 さらに人当たりも悪くないし、女の子の話もよく聞いて、相談事には親身になって応じるから、いつの間にか仲良くなって……というパターンが多かった。

 ただね。
 筆者は趣味も多いし、叶えたい夢もあったし。
 だから誰か女性と付き合っても、「余暇の時間や自由になるお金すべてをその相手の為に使う」という風には、全然なれなかったのだ。
 彼女とは付き合う、でも自分の時間は削らず好きな事で頑張る事は止めない……という感じで。
 そしてまた、筆者は集団行動がキライで、一人でいる事を全然苦にしないタイプでもあって。

 よく、「誰かと一緒でないと寂しい」という人が居るけれど。筆者の場合はその逆で、皆と一緒にいる時にはちゃんと楽しむのだけれど、一人になる時間も持てないとストレスが溜まってしまう。
 また、姉や従姉妹など女ばかりの間で育ったせいか、「自分は男なんだから」という意識も案外あって、女子に頼られる存在であろうとする一方、女子に相談事を持ちかけたり頼ったり……という事は全然しないのだ。

 だから相手の女の子からしてみれば、初めは人当たりも良いし、話もよく聞いて相談相手になって頼れるのだけれど、その逆に女の子を頼る事が全然ないものだから、「このヒトって、あたしの事を必要としてないんじゃないのかも」みたいに感じてしまうらしいデス。
 実際、「何でも自分で抱え込んでしまう人」とも、複数の女の子に言われたしね。
 また、打ち込んでいる趣味があって「彼女を最優先」って感じにはならないし、行動原理が感情より理性優先だし、だから「最初は優しくて人当たりがいいと思ってたけど、付き合ってみると意外に個人主義で心の中に入り込みにくい」って感じになるようで。

 筆者は本当にマイペースと言うか、何と言うか……。
 彼女が出来れば、それはもちろん彼女も大切にするよ?
 でもだからと言って、自分の好きなことに打ち込むのを控える事も、それまでの生活スタイルを変える事も全然無かったな。
 だからはっきり言って、結婚して家庭を持つのにはあまり向かないタイプだと思う。
 別に結婚したくない独身主義者ってわけでもないのだけれど、結婚しても好きな事を止めるつもりも無いし、自分の時間だって持ちたいし……。
 それがわかっちゃうと、相手の女の子に見切りを付けられて、他の男に乗り換えられてしまうんだよねえ……。

 女の人って、男性にリードされたいようでいて、本当は何でも自分の思う通りにコントロールしたい人が多いから。
 実際、離婚せずに長く結婚生活を続けている夫婦のダンナさんの方にその秘訣を聞くと、「妻の言う通りにする事」って言う人が多いしね。
 今時、亭主関白なんか本気でやっていたら、子供が独立した後で妻から熟年離婚を突きつけられるのがオチだよ。

 アメリカの男女関係に関する本に、こんな事が書いてありまして。
男は女が変わらないものと思って結婚し、女は男が変わるものと思って結婚する

 ……実際、付き合う相手を自分好みに変えようとする女の子って、かなり多いよ。「女の子は付き合う男によってすごく変わる」と言うけれど、同時に女は男もすごく変えようとするから。
 結婚する前の交際期間には、女性のその働きかけは間接的に「それとなく」だけれど。だから鈍感な男性は、気付かぬままうっかり結婚しちゃう。
 そして結婚後には、妻があからさまに夫を“教育”して自分好みに「しつけよう」とする事は、多くの既婚男性が実感していると思う。
 実際、本屋などで探してみてごらん。女性向けのコーナーに、『夫のしつけ方』とか『彼氏のしつけ方』というような、男性から見れば大変失礼な本やマンガが、結構あったりするから。
 もし逆に『妻のしつけ方』とか『彼女のしつけ方』というような本やマンガが本当に出版されたら、女性たちは「差別だ、女性蔑視だ!」ってカンカンになって怒って大問題にするくせに、ねぇ……。

 で、筆者はとってもマイペースで、彼女にそれとなく働きかけられても、自分の生活スタイルは絶対変えないから。
 それで「女が変えようとしても変えられない人」って、結婚する前からわかっちゃうんだよね。
 おかげさまで、これまで付き合ってきた女性すべてに見切りをつけられ、結婚に至る前にフラれてきたのでアリマス。

 ま、結婚前に見切りをつけられたおかげで、今も独身であるだけでなく、バツもゼロで済んで戸籍に傷がついていない事は、不幸中の幸いと言うべきかも知れないけれど。
 でも女性って狡いんだよ。
「この男は結婚には向かないな」と見切りを付けても、ただそれだけではフッたりしないんだよね。

 他に好きな男が出来たわけでもないのに、彼女に「別れたい」と言われたとしたら。
 それは男が余程も悪いんだよ。
 他の女と浮気したのがバレたとか。
 パチンカスなど悪い遊びが好きで、借金もあるとか。
 変態的な性的嗜好があるのがバレたとか。
 DVやモラハラをしたとか。
 そのように明らかに男の側が一方的に悪い場合だけだよ、他の男の影も無い状態で彼女から別れ話を切り出されるのは

 相手の男に不満があっても、もっと条件の良い別の新しいオトコが見つかるまでは、それまでの彼氏も手放さずにキープし続けるんだよ、女性って生き物は。「だって、一人になるのは寂しいから」ってね
 で、今の彼氏とも付き合いながら新しいオトコを物色して、そしてしばらくフタマタ交際をしてヤることもヤって新しいオトコと既成事実も作り、もう引き返せない状態になってから「別れたいの」って言って来る
 筆者はいつもこのパターンで、フタマタをかけられ寝取られた上で彼女に別れを告げられマシタ。

 だからねー、もし貴方が浮気もDVも悪い遊びもしてないし借金等も無いのに、いきなり彼女から「別れたい」と言われたとしたら。
 彼女はもう他にもっと条件の良い男を見つけて、既にヤる事もヤっていて、貴方とは「別れる」って固く決意してる状態なんだと思ってまず間違い
ないね。
 で、貴方がいくら彼女に未練があって別れたくなくても、既に新しいオトコを見つけてゲット済みの女の子の気持ちを取り戻すのはまず不可能だと、覚悟しておいた方が良い。

「男の恋は名前を付けて保存だが、女の子の恋は上書き保存だ」とも言うが。
 あの『鬼平犯科帳』の池波正太郎も、ある作品の中でこう書いていたよ。
女には過去(むかし)も行く末もなく、ただ今があるだけ
 本当にその通りで、女性にとっては常に今の新しい男がすべてで、元彼なんか塵クズも同然なんだよ。
 昔の彼女の事をつい懐かしく思い出したりしちゃう甘っちょろい男などとはまるで違う生き物なのだと、忘れず肝に銘じておいた方が身の為だから。
 新しいオトコが出来ると、女はそれまでの彼氏に本当に別人のように冷たくなるよ。それはもう、信じられないくらいにね。

 それは、筆者の人柄には問題が多々あるけどさ。
 でもただ別れ話を突きつけられただけでなく、信じて愛していた彼女が「フタマタかけて、既にヤることもヤっていた」とわかった時には、本当に生きているのが厭になるほど苦しかった。
 まだ未成年のうちなど、その相手の前では歯を食いしばって何とか耐えたものの、家に帰って自室で一人になった後でマジ泣きした事もあったし。
 そして成人以後には、もう何の気力も無くなって、何日も自室に籠もりきりになり、食事も一切せずにただウイスキーだけ飲み続けていた事もあったな。

 恋愛経験がまだ浅い頃は、失恋のショックも本当に大きいんだよね。しかもただフラれるだけでなく、他の男とフタマタをかけられていた上で「要らないもの」として切り捨てられてごらん。
 鬱も入るし女性不信にもなるしで、それはもう大変だから。
 もう絶対、二度と恋なんかするもんか……って、その度に思ったね。

 けど大丈夫、人間って貴方が思っている以上にタフだから。
 その失恋後の、生きている事さえ厭になるほど苦しい時期を何とか乗り越えさえすれば、気がついたら元気になっていて、時々チクリと心が痛みはするけれど普段通りの生活を送れるようになっているよ。
 そして懲りもせずに、また別の誰かを好きになっていたりするんだよね。
 そのようにして筆者は、裏切られて失恋というどん底から這い上がってまた恋をして、そしてまたフタマタをかけられ寝取られてどん底に落ちてまた這い上がり……の繰り返しで、性懲りもなく両手の指の数を越えるほどの女性と付き合ってきたわけデス。

 ……それにしても、それだけの数の女性と付き合って、そしてその全員に「フタマタをかけられた上で切り捨てられる」って、筆者の人間性に問題があるか、筆者に女を見る目が無さ過ぎるのか、多分その両方なのだろうね。
 かつて、こんな筆者を好きになってくれた女性がいて、その子は「もしあたしが先に死んだら、守護霊になってキミを護ってあげるね」とまで言っていてくれていたのだけれど。
 ハイ、その子も見事にフタマタをかけて筆者を切り捨ててくれマシタよ。しかもその筆者から乗り換えた相手というのが、妻子持ちの既婚男性というのだから、もう怒りとか悲しみとか情けなさを通り越して、ただ力なく笑うしか無かったよ。

 それだけ裏切られてフラれてどん底にまで落ち込んでも、懲りずにまた恋をして別の女性と付き合う筆者も、ゴキブリなみにタフだなと思うけど。
 その失恋を繰り返してきた筆者の実体験から言えば、失恋にもやがて慣れマス、間違いなく

 と言っても、裏切られたりフラれたりする痛みや辛さそのものは変わらないさ。けれど失恋も何度かしているうちに、対応の仕方みたいなものがわかって来るんだよね。
 まず、何の証拠も無くても「これはヤバいな、他の男に心を移してるんじゃないかな」って空気が感じられるようになってくる。
 だから破局に至ってしまう前に、何とか関係を改善する手を打つことも出来る。そしてそれが上手く行かずに、本気で他の男に乗り換えられてしまったとしても、いきなり別れを告げられるのとは違って、少なくとも事前にそれなりの心構えをしておける。
 大地震だって、地震そのものの規模と被害は同じにしても、事前に予知できているのと、不意打ちでいきなり食らうのとでは、受けるショックはかなり違うよね。

 失恋に慣れていないうちは、相手を運命の女性と言うか、「好きになれる女の子は、この世の中に彼女一人しかいない」みたいに思って執着しちゃうんだよねえ。
 で、挙げ句に「彼女がいなければ生きて行けない」とか、「彼女を他の男の手に渡すなんて耐えられない」とか思い詰めて、自殺したり相手の女を殺したりしちゃったりして。

 客観的に冷静に見れば、自分と交際中に他の男とフタマタかけて乗り換える女なんて、運命の女性どころか“股ユルのクソビッチ”そのものじゃん。
 だからある意味、「結婚に至る前にそんな女と別れられて良かった」と考えるべきだと思っているよ。

 大変だよー、結婚して子供も出来ちゃってから、妻の不倫が発覚したりすると。
 何しろ日本の裁判では、痴漢冤罪事件だけでなく、離婚についても女にメチャ甘いのだ。
 たとえ離婚の原因が妻の不倫であっても、子供の親権は妻側に取られた上に、莫大な養育費も取られたりするのが日本の裁判の現実なんだよね。
 そしてその子供にはろくに会わせてもらえず、我が子は間男を「お父さん」と呼ばされて育ち、離婚の原因も「アナタの本当のお父さんはロクデナシで、他の女と浮気して」とかの嘘を教え込まれて実の父を恨むようになって……みたいな話は、実際によくある事なのだ。
 幸い、筆者自身はまだ恋愛が結婚にまで至った事はなく、おかげで不倫発覚→離婚という泥沼にハマらずに済んでいるけれどね。

 でも、たかが一人の女性にフラれたくらいで「もう恋なんてできない、もう生きて行けない」とか思い込むのは、まだ失恋に慣れていない、恋愛初心者のうちでね。
 冷静に考えてみてごらん。
 世界の約半分、まあ35億人は女なのだ。
 なのに「ボクには彼女しかいない、彼女が運命の女性なんだ」とか、マジあり得ないから!
 何とか失恋の痛みに耐えて、それまで通りの普通の生活をしているうちに、そのうち必ず別の誰かを好きになるものだよ。
「また新しい恋をして、あんな女の事は早く忘れなきゃ!」なんて頑張らなくても、本当にいつの間にか、自然に好きな人がまた出来ているから。
 手痛い失恋とまた新しい恋を繰り返しているうちに、その事が経験的にわかるようになって来るよ。
 だから裏切られてフラれた痛みそのものは変わらないけれど、それで絶望したりせずに、また明日に希望を持って生き続けることができるようになるんだよね。

 時々ニュースで報道される、中高年にもなって恋愛関係のもつれで女性に暴力を働いて逮捕されるオッサン&ジーサンがいるれど。
 そういう人達は、自分が結婚する前にいろいろ恋をして来ていなかったんだろうね。だから一人の女性に執着した揚げ句にストーカー化して、怪我をさせたり殺したりしてしまって自分の一生を台無しにしてしまう。
 裏切られて、あるいは心を傷つけられて「コロしてやりたい!」くらいに相手の女を恨む気持ちもわからないでもない。
 けどさー、実際に凶行に及ぶ前に、「自分の一生を棒に振るだけの価値のある女か?」って、よく考えてみてほしいと思うよ。

 筆者もねー、複数の女性に本当に手酷く裏切られマシタから。
 だから正直に言って、「コロしてやりたい」くらいの気持ちを持った事もありマス。
 けどね、その後の自分に待っているのは、犯罪者の汚名と長い刑務所暮らしでしょ?
 相手がどーしよーもないクソビッチであればあるほど、そんなクズ女の為に自分の一生を棒に振るだけでなく、家族にまで大迷惑をかけるなんて馬鹿らしい、と思えてならなくてさ。

 恋愛関係で相手に手酷く裏切られた時、よく「相手に対する一番の復讐は、自分がもっと幸せになる事だ」と言うけれど。
 ただの綺麗事でなく、それは実際にもっともな事だと思う。
 相手が下らないクソ女であればあるほど、そんな女の為に自棄になって自分の一生を台無しにするのは馬鹿らしいからね。
 この駄文を読んで下さっているのが女性で、もし仮に貴女がかつて悪い男に手酷く裏切られて深く傷ついた過去があるとしても、全く同じ事が言えると思いマス。そんな下らないクソ男を恨んで貴女の人生を無駄にするのは、結局貴女自身の損にしかならないよ。

 裏切られてフラれたその時は、本当に苦しくて腹も立って、相手の子をコロしてやりたいくらいに思ったりもした筆者だけれど。
 でも今では、「人柄はともかく容姿は水準以上の子とヤる事はヤったんだし、年齢=彼女いない歴で生まれてこの方女の子となーんにもナイ、というのに比べれば、まあいいか」と思えるようになってマス。
 それを言ったらある女友達に、「うわ、サイテー」と呆れられてしまったけれどねwww。

 ちょっと思い出してみるだけでも、筆者は恋愛では本当に何度も痛い目に遭ったよ。
 ただフラれるだけではなくて、フタマタをかけられ他の男とも関係を持たれた上で切り捨てられるとか、ザラにあったし。
 可愛い子に付き合って貰えたと思ったら、実はお金目当てで、利用された揚げ句にポイされた事もあったしねえ。
 そうそう、心から好きだった元彼女から久し振りに連絡があって浮かれていたら、実はその元彼女は893関係者の情婦のような女になっていてさ。……美人局って言うのかな、後で893関係者に脅されて酷い目に遭った事もあったな。
 ま、「過去の筆者に女性を見る目が無かった」と言えば、それまでなんだけど。
 それにしても、付き合ってきた女性たちにこれだけ裏切られたりして痛い目に遭って、よくグレたり心を病んだりしないで生きてきたと思うよ。

 でも、時の流れって、本当に優しいものだから。
 失恋の痛みは、時がいつか必ず癒してくれる
 フラれた当時は本当に辛くて、生きているのが厭になるくらい苦しくても、その痛みはいつか必ず和らいで、笑って暮らせるようになるから。

 筆者など、かつてすごーく憎く思った、筆者を裏切って心をメチャクチャに傷つけてくれた元彼女の名前を、気がついたらいつの間にかすっかり忘れて思い出せなくなっていてさ。
 それ以外の元彼女についても、普段はそんな子がいた事すら記憶から抜け落ちていて、何かの機会にふと「昔、あんな子とも付き合ってたな」とだけ、殆ど無感動に思い出す程度になってるし。
 そうそう、筆者を金ヅル扱いにして利用して捨ててくれた元彼女の名前でさえ、実は今ではよく思い出せないんだよ。
 アツコ、って読み仮名だけは何とか覚えているんだけれどね。ただそれが敦子なのか厚子なのか温子なのか篤子なのか、それとも別の字だったのか、本当に思い出せないんだ。

 どんな酷い失恋の痛みも、そのうちいつか本当に忘れてしまうものだから。
 忘れはしないまでも、思い出してもどうとも思わないようになる。そりゃあ良い気持ちにはならないけれど、かつてのような強い憎しみとか恨みとか、殆ど無くなって「あんなカス女、もうどーでも構わねーよ」って思うようになっているから。
 それは両手の指の数を越える女性と付き合って、そのすべてにフラれてきた筆者が保証する。
 だから貴方(貴女)をフッて心を酷く傷つけた相手に執着して、深く恨んで自暴自棄になったり、あるいは自らの手で復讐したりするのは止めた方がいい。そんな事をしても、結局貴方(貴女)自身がより深くダメージを負って損をするだけでしかないのだ。

 だから今、辛い失恋に苦しんでいる貴方(貴女)。
 その彼女(彼氏)の事はもう死んで存在しないものくらいに思って、頑張って明日を生きてほしい。

 それまで本気で好きで、それだけでなく恨みつらみもある相手の事を「忘れろ」と言っても、なかなか無理な事ではあるけれど。
 でも出来るだけその相手の事は考えないようにして、歯を食いしばってそれまで通りの日常を一日ずつ送っていれば、気がついたらあんな下らない元彼女(元彼)の事など、本当にどーでも良くなっているものだよ。そのうち、いつか……ね。

 ま、失恋後はしばらく「恋なんて、もうコリゴリでしたくない!」って感じだけれど、そのうちまたいつか新しい恋を始めているものなんだよねえ。
 恋とは、自分の意志で「する」ものではなく、気がついたら「落ちている」ものなのだよ。散々恋してはフラれてきた筆者の実感として、本当にそう感じマス。

 だからどんな酷いフラれ方をしても、ヤケになって自分を傷つけたり相手に危害を加えたりするのだけは、絶対に思いとどまってほしい。
 人類は70億を越え、そしてその半分の35億は女(男)なのだから。
 貴方(貴女)をフッた相手よりもっと良い人は、他に本当に絶対いるから、まず自分を大切にして、恋や人生を諦めないで明日を生きて欲しいよ。

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