空と虹と恋と

 大好きな写真のこと、そしてゲームやコミックスの話から歴史&時事問題まで、思いつくまま雑多に語ってみたいと思っております。さらに筆者の度重なるイタい失恋話についても、どうぞ憫笑しつつお読み下さいまし。

懐かしの『同級生2』④・男は辛抱、デス

 もし付き合っていた彼女と喧嘩になって、それも「自分に非は無いのに、相手が勝手に誤解して一方的に怒っちゃって、話を聞いてくれようともしない」って時  
 黒沢の場合、そういう時は絶対自分から折れないの。で、「なら勝手にすれば?」ってそのまま放置しちゃう。

それって冷たくないか? だって相手は好きになった女の子だろ、腹は立っても見捨てらんねーのがフツーだろーが」って?
 うん、確かにそうかも知れない。
 ただ、人には「可愛さ余って……」って感情だってあるよね。
 好きな相手に誤解された時の黒沢の感情もソレで、相手のコトがとても好きで大切に想ってきたからこそ、一方的に誤解されて話も聞いてくれない事に余計に傷つくし、腹が立ってしまうんだ。

 まあね、黒沢の場合さすがに「憎さ百倍」とまでは行かないけれど。ただ相手に対する感情がそこで一気に醒めちゃうんだよねえ。
 無論、好きだった相手をいきなりキライにはなれないし、心の中には未練や何やらもいっぱいズルズル引きずってるよ。けどプライドと言うか意地で、「もうシラネ、勝手にすれば?」とシカトしちゃう。
 だから『同級生2』でも、黒沢は水野友美や都築こずえとこじれた後は、徹底的に避けまくっちゃった。「もう顔も見たくねーよ」みたいな感じでね。
 ……当然、結果はバットエンドだったけれど、別に残念とも思わなかったし。

 けど『同級生2』での水野友美&都築こずえルートでの正しい対応は、「相手にどんな酷い態度を取られても、決して腹を立てず何度でも会いに行き、誤解が解けるまでねばり強く説得を続けるなんだ。黒沢から見れば「それだけ冷たい目で見られて罵られてもまだ好きで頑張るなんて、お前マゾかよ?」って思っちゃうくらいの一途さが無いとダメなんだよ。
 それでもその仕打ち(プレイ?)に耐えて会いに行き続け、誤解を解く努力を続けていると、相手の女の子もいつか心をほだされ真実に気付いて、めでたくハッピーエンドを迎えられるワケ。
 ……フェミニズム万歳の人とかには、「当然よ、それが男の器ってもんでショ!」と叱られてしまいそうだけど。
 でも男だって同じ人間なんだよ? 酷い言葉を言われたり冷たい仕打ちをされれば傷つくのは、男も同なんだからさ。ただ「男だから」って、なぜ女の理不尽な仕打ちの何もかもを許して受け入れなければならないのか、黒沢にはどうにもわからないや。
 フェミ系の人達の言う「男女同権」ってさ、黒沢には「女>男って社会にしたい」という意味にしか思えない。「権利も給料も家事も平等に、でも力仕事や車の運転やメカの扱いはもちろん男の義務で、女を常に労り庇って一生守り続け、そして財布は当然女に任せなさい」って感じでさ。

 ま、ここは男女共同参画wwwについて考える場ではないから、その問題についてはさておいて。
 話を「黒沢の恋愛がいつも破綻する理由」に戻すと、二人の間に流れる微妙な空気を察するのは早いくせに、「自分は悪くない」と思う時、絶対に引けない&謝れないからなんだ。
 だから水野友美や都築こずえのケースのように、相手が勝手に誤解して一方的に怒っちゃってるような場合、決して自分の方からは折れて出られないんだよねえ。で、「謝るのは相手だろ」と放置した挙げ句に、そのままバッドエンド……と。
 ほら、現実にはよくあるよね、「ホントは相手が悪いんだけど、コトを丸く収めて人間関係を保つ為に、とりあえず自分が謝っちゃおう」みたいなの。
 黒沢にはソレが、絶対出来ないんだ。
 ぶっちゃけ言えば、理屈と意地とプライドが、恋愛感情を抑え込んじゃうヤツなんだよねぇ……。
 ……ハイ、人から「理屈っぽい」って言われた事、一度ならずあったりしマス。
「ナマな感情をぶつけ合うのではなく、穏やかに冷静に話し合いましょう」と言えば聞こえは良いけれど、情より理で物事を片づけようとしちゃうんだよねえ。実際、「どっちが正しいか」って事にも、かなりこだわっちゃうし。
 だからプライドも意地も捨て、相手の言い分を丸呑みして土下座をしてでも彼女との関係を続けよう……みたいな熱意、黒沢にはどうやらないみたいデス。

 ある女の人がエッセイ本に、「程度の差はあれ女はみんなヒステリー、そして女がヒステリーを起こした時には、彼氏には黙って話を聞いて優しく抱きしめて、オレが悪かったと言ってほしい」というようなコとを書いていてさ。
 その本のタイトルも、著者の名前も忘れてしまったけれど。それを読んだ時、正直「は?」って思ってしまったよ。「自分が悪くなくても、何で謝らなきゃいけないワケ?」って。
 似たような話は他にもあって、男の中にはフィリピーナの情熱的な部分についハマってしまう人が少なくないようで。けど情熱的って事は、それだけ相手の男に求める愛情も大きいんだ。
 で、夫婦や恋人同士で喧嘩した時には、フィリピンでは男の方が謝るのが普通、なのだそうデス。女の方が悪くても、理屈抜きに男が「オレが悪かった」って謝るのだとか。
「女はそういう生き物なんだし、それで丸く収まるなら謝るくらい別にいーじゃない」って言う人も多いだろうけど。実際、結婚生活を長く続けているオジサン達って、たいていそうしているようだよね。
 でも黒沢にはどうしても出来ないんだよね、その「悪いのは相手でも、丸く収める為にとりあえず謝っちゃう」ってのが
 いや、黒沢だって謝るべき時にはちゃんと頭を下げて謝るよ? 道理で考えて、非が自分の方にあればね。
 でも損得を考えて、「相手の顔を立てて場を丸く収める為に謝っちゃおう」みたいな大人の駆け引き、どうにも苦手なんだよな。

 わかってマス、こんな黒沢は多分アスペ気味でコミュ障なんだろうと思う。だから接客業や営業職には、ホント心底向いてないんだよねえ……。
 黒沢に何度か彼女が出来ても、結局いつもフラれて未だに結婚に至らずにいるのは、例の「もし喧嘩したら、女が悪くてもとりあえず男が謝って」、「女がヒステリーを起こしたら、黙って話を聞いて優しく抱きしめて、オレが悪かったと言う」というのが出来ない性格のせいだったんだ……って、『同級生2』をプレイして初めて気づかされてしまったよ。

 前にも話したけれど、黒沢は「喧嘩をしてより仲良く」というのが苦手で、小さなトラブルや行き違いは早く察知して手を打つ人でして。だから他のカップルより、付き合っている間の喧嘩はかなり少ない方だと思うよ。けど一旦大きな喧嘩になってしまうと、まず修復困難な事態になってしまうんだよねえ。
 相手に非があると思えば黒沢は引かないし、「付き合いを続ける為に、とりあえず謝っちゃえ」とか絶対に思わないし。で、冷静に理詰めでモメる原因(どちらが悪いか)を究明した挙げ句に、相手をキレさせちゃってジ・エンドと……。

 恋愛ゲームのプレイ中も、人は実際の恋愛の時とほぼ同じ行動をとるからね。喧嘩になった時の対応だけでなく、八方美人的なのか好きな子オンリーなのかとか、本気で好きなら友達の彼女でも手を出しちゃうかとか、いろいろ……。
 実際に恋愛している時って、感情過多になり過ぎてしまうし思い入れもあるしで、自分の行動をなかなか冷静に見られないものだよね。
 でもゲームでは、主人公は自分の分身ではあっても生身の自分ではないワケで。だから主人公に感情移入しつつも、その自分の分身の行動を客観的に見守れたりもして。
 何て言えばいいだろう、ギャルゲーのプレイ中って「背後霊になって、自分の分身を動かしてる」って感かな。だから実際の恋愛の時には気付かなかった“自分の付き合い方の癖”みたいなものに、案外気付けるものなんだ。
 事実黒沢も、「喧嘩の原因が相手にある時には、絶対に歩み寄らずに冷たくなる」ことに、『同級生2』をプレイして初めて気付かされたし。
 だから「とりあえず彼女は出来るんだけど、何故か付き合いが長続きしない」って感じの、非オタなんだけれどリア充未満のヒトにこそ、恋愛で自分の至らぬところを知るための心理テストとして、ギャルゲーを是非おススメしたいんだ。
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