空と虹と恋と

 大好きな写真のこと、そしてゲームやコミックスの話から歴史&時事問題まで、思いつくまま雑多に語ってみたいと思っております。さらに筆者の度重なるイタい失恋話についても、どうぞ憫笑しつつお読み下さいまし。

お受検(13)・とにかく“信者”はコワいデス

 前にも話したように、黒沢をギャルゲーに目覚めさせたのは『同級生2』だよ。でもそれを更に「抜け出せないドロヌマ」に引きずり込んでしまったのは、『メモリーズ・オフ』のシリーズを始めとするKIDの諸作品なのだ。

 二次の女の子を愛するディープなギャルゲー好きには、某ゲーム会社の作品の熱烈な信者サマが多いんで、コレを言うと後の祟りがヒジョーに恐ろしいのだけれど。
 いろんなギャルゲーをプレイしてみての、有名どころのギャルゲーのメーカーに対する黒沢の評価は、「KID>プリンセスソフト>Key>インターチャンネル」って感じなのだ。

 つい自分の経験とも引き比べて、いろいろ考えさせられてしまうのが、KIDの鬱ゲーで。
 別に何も考えさせられたりしないけれど、とにかくエンタメに徹して気軽にゲームを楽しませてくれるのが、プリンセスソフト
 プレイしている時はその世界に入り込んでしまうし、丁寧に巧く作ってあるとも思うのだけれど、黒沢とは本質的に相容れぬ何かを感じてしまうのが、例のKey
 以前紹介した『インタールード』とか、中にはアタリもあるけど「ハズレが多すぎるダロ!」ってのがインターチャンネル
 ちょ、ちょっと待って、激昂しないで下され、某ゲーム会社の信者の方々。コレはあくまでも、黒沢個人の評価と好みなんで……。黒沢は不思議な力とか奇跡とかを基本的に受け入れにくい人なんで、ファンタジー色の強いゲームにはどうもハマれないんだよ。

 黒沢が見るところギャルゲーには、大きく分けて二通りがあるような気がするよ。
 まずはリアルな女性像などまるで無視して妄想と願望だけで作った、生まれてこの方女の子と付き合ったコトも無ければ、現実に彼女を作ろうという意欲も無い真のオタの為のギャルゲー
 そしてもう一つ、ゲームやアニメも好きだしマンガも読むけれど、それ以外にも趣味があって、恋愛経験もあり彼女(←三次の)がいたこともあったりする、隠れオタの為のギャルゲー
 で、KIDのゲームは間違いなく後者の方が多いような気がするな。奇跡や不思議な力などが当たり前に出て来ちゃうような、ファンタジー色の濃いゲームも比較的少ないような気がするし、ヒロイン像も「あり得ねーだろ!」って叫びたくなっちゃうほどオトコの願望に沿って理想化されてもいないし。
 だからリアルな女性もいろいろ見ている黒沢としては、奇跡や不思議な力や可愛いだけのヒロインが出てくるゲームより、KID系の修羅場アリの鬱ゲーの方がずっとそのゲームのセカイに入り込みやすいんだよね。

 まっ、ギャルゲーってそもそも、男子が楽しむ為のものだからさ。ヒロインは美少女かつ性格も可愛く一途に尽くすタイプで、ストーリーも男に都合良く運んで当然なんだろうけど。
 でも生身の女の子と実際に付き合って、そして何度も痛い目に遭い、オンナのイヤな面もたっぷり見せられてごらんよ。あり得なさ過ぎるほど理想化された、男に都合の良すぎるヒロインを出されちゃうとね、癒されるどころかドン引きしちゃうから。
 奇跡や不思議な力などもそれと同じで、説得力のある設定でよほど上手に騙してくれない限り、まだ純でピュアな少年達はともかくとして、既にヨゴれてしまった大人はただシラケてしまうだけなのデスよ。
 そんな黒沢が片端から買っているのが、今はもう無いKIDのギャルゲーなんだ。で、『セパレイトハーツ』とか『We/Are』とか『ホワイトブレス』とかの、ネットのゲームレビューではあまり評判されていないようなKIDのゲームも大好きだったりするのでアリマス。

セパレイトハーツ(通常版)セパレイトハーツ(通常版)
(2006/02/23)
PlayStation2

商品詳細を見る

 ま、細かいことを言えば『We/Are』は不思議な力と言うか超能力が重要なポイントになっているし、『ホワイトブレス』も最後に奇跡が起きるかどうかで、グッドエンドとバッドエンドに分かれるんだけどね。
 ただKID作品のヒロイン達って、「いかにもギャルゲー」って感じの子が、他のギャルゲーメーカーより少ないような気がするんだ。喋り方とか反応とか、何かリアルな女の子により近いように思えるんだよ。メインヒロイン以外の女の子なんか、特にね。

ホワイトブレス~絆~(通常版)ホワイトブレス~絆~(通常版)
(2006/11/22)
PlayStation2

商品詳細を見る

 だからKIDのギャルゲーって、二次のみを愛するディープなギャルゲー好きにはウケが悪いみたいなんだけどね。ネットのゲームレビューを読む度に、黒沢は「ギャルゲー好きのオタと、リアルな恋もしている一般人との間の深い溝」を心から感じるよ。
 だって黒沢がリアルな世界で何度もフラれたり裏切られたりして、血の涙を流すくらい痛い思いを繰り返してきた経験から「こんなのが実際に居たら、絶対地雷オンナだってば!」って断言できるヒロインが、ギャルゲー好きにすごく高評価でモテモテなんだもの。そして逆に「彼女にするなら、こんな子がおススメ」って自信を持って言えるヒロインは、ギャルゲー好きにはたいてい人気がなくて黙殺に近い状態なんだよね。

 とにかくリアルな恋愛の経験者と“実年齢=彼女いない歴”のオタとでは、「おススメの子と地雷オンナ」の感覚が違いすぎるんだよ。それはもう、真逆と言ってもイイくらいにね。
 ハッキリ言って黒沢も昔は女を見る目が本当に無くてさ、地雷オンナばかり追いかけて、本当にいい子には気付かなくてスルーしてたんだよね。その自業自得で、もう何度となく痛い目に遭ってさ。
 だから「これを読んでくれた皆は黒沢みたいなバカな失敗をしないで、本当に良い子を逃さないでほしいよ」ってのも、この一連の駄文を書き始めた動機の一つなんだけれどね。

 ただ黒沢は無神論者だし、そもそも“信じる”ということ自体が生理的に苦手な人だから。どんなに好きで贔屓にしているメーカーでも“信者”にはなれないし、KIDの作品でも大キライなゲームは幾つもあるよ。
 例えば『モノクローム』や『カラフルBOX』、それにナゼか異様に評価の高い『クロスチャンネル』とか、プレイしていてハッキリ言って不快感しか抱けなかった。
 勿論これはあくまでも黒沢の個人的な感覚で、上記のゲームを「超楽しくて大好き!」と言う人が多数派であることは承知の上で、少数派の異論をあえて言っているんだけどね。

 黒沢が『カラフルBOX』と『クロスチャンネル』が苦手な理由は、簡単に言えば「ギャグに対する感覚の違い」ってトコだけど。ただそれについては今回の話の本筋から外れてしまうから、詳しくはまた別の機会に話すね。
 そうそう、『クロスチャンネル』のシナリオを書いた人にも、「反論は絶対に許さない、黒も白と言い張る信者サマ」が数多くいらっしゃるからさ。だから『クロスチャンネル』について批判的なコトを言うのは、「刃物を持ったアレな人達と目を合わせちゃうくらいキケンな事」なのだけれど。
 さらに某ゲーム会社の諸作品にも、それ以上に異論を許さない“狂”の字が付く信者サマが多くいらっしゃるから。その会社のゲームに肯定的でない意見を言う時には、ガソリンタンクのすぐ傍でライターをつけちゃうくらいの覚悟が必要なんだよね。

スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する