空と虹と恋と

 大好きな写真のこと、そしてゲームやコミックスの話から歴史&時事問題まで、思いつくまま雑多に語ってみたいと思っております。さらに筆者の度重なるイタい失恋話についても、どうぞ憫笑しつつお読み下さいまし。

お受験(19)・オタクたちよ、立ち上がり胸を張れ!

 でもオタクやギャルゲー好きの男子って、世間的に不当に叩かれ過ぎてると思うよ。
 男の子向けのマンガもそうだけど、確かにギャルゲーって理解不能なくらい男にのみ都合の良いヒロインばかり出て来るもんね。ちょっと冷静に見れば、女子でなくとも「バッカみたい」って思わないでもないよ。
「ドコにでもいる平凡で特に取り柄もない主人公が、いろんな美少女たちに、ナゼか惚れられてモテモテになる」とか、同じ男から見ても「ありえねー!」って思うし。

 けどそれは、大半の少女マンガや女性向きの恋愛小説だって、全く同じ事でさ。特に少女マンガなんか、「どこにでもいる平凡な女子が、学園のいろんなイケメンにモテちゃって、複数の相手の間で気持ちが揺れ動いて困っチャウ」みたいな話が王道だもんね。
 それどころか「大人の女性向けの恋愛小説」と謳われている小説だってさ、「エリートの夫もいるアラフォーの女性が、二十代のイケメン男性に一途に恋されて真実の愛wに目覚めて……」みたいな話が、呆れるほどザラにあるし。
 男から見れば「アホかwww」って感じだよね。超イケメン達が“フツーの女子”を奪い合う話はまだしも、若いイケメンが一回りを越える年上のオバチャン(しかも既婚)に恋するとか、「ありえねーよ!」って叫びたくなっちゃうよ。ま、そういう男性も居ないことはナイけれど、それはフ○センっていう性癖の持ち主だってば。

 ギャルゲーだけでなく、男子向けのマンガやアニメやラノベの多くが、男にのみ都合良く出来ていて、リアルな生身の女性を描けてないのは事実だよ。
 けどそれは少女マンガも大人の女性向けwの恋愛小説も全く同じで、「女にのみ都合良く出来ていて、リアルな生身の男を描けてない」から。
 だから萌えマンガやアニメやギャルゲーを愛するオタク達を、女子に「やだ、キモーい」と嘲う資格は無いっスよ。

 でも今の世の中は、ある意味“女尊男卑”だからね。女性が男を叩くのはセイギでOK、でも同じ理由で男が女性を批判するのは完全アウトなんだよね。
 フツーの女の子がイケメン男子たちに恋される逆ハーレムマンガは、夢見るオンナノコの可愛い夢で。けどマンガやアニメやギャルゲーに萌える男子は、「キモい、氏ネ!」。
 既婚男性や三十近い男が、AKBやモモクロとかに「カワイイ」って目尻を下げたら、「イイ年してキモい」とバッサリで。けど同じイイ年したオバチャンが、若いアイドルやK国のスターに夢中になるのは当然のことで、「何言ってんの、ステキじゃん(ハァト)」。
 アラフォー女性と二十代の男の恋は「大人の真実の恋」で、オジサンが若い女子とくっついたら「ロリペド犯罪者!」
でさ。

 ……おかしいでしょ? どう考えても。
 もっと怒れよ、男たち!!
 断っておくけれど黒沢は、昔みたいな男尊女卑の社会に戻したいなんて全然思ってないよ。けど男女平等ってのはさ、「何でも女性の言う通りにしなさい」って意味じゃないでしょ?

 結局さ、男には「オンナにモテたい」って下心があるから。で、女子に嫌われたくなくて、「それはおかしいダロ」って思っていても、なかなか言えないんだよね。
 何しろ女子は、「うん、わかるわかる」って“共感と同調”で生きてるような生き物だからね。いくら筋が通った事を言おうと、共感せずに反論するとキラわれちゃう可能性が大なんだよ。
 だからそれを肌で感じてわかってる男ほど、本音は腹の底に押し隠して、作り笑顔で女子たちに同調してやり過ごしちゃう。
 ズバリそれがダメなんだって!

 後で嫌われたって、違うものは「それは違うよ」ってキッパリ言っておかないと、女の人は増々「アタシらの感覚は正しい!!」って信じ込むばかりだよ。そしてそのモテたくて女子の機嫌を取る行為が、積もり積もって結果として、例の“女尊男卑”を招いてるんだよね。
 よく「女が強くなった」って言うけれど、それは違うから。実際には「男が弱くなってオドオドしてるだけ」だけだって。
 だから黒沢はあえてハッキリ言うよ、「ギャルゲーや萌え系の諸々は確かに“バカみてぇ”だけどさ、けど少女マンガや女性が読む恋愛小説も全く同じじゃん」って。
 そして世のオタク達にも、もっと堂々としていてほしいね。「オタクで何が悪いよ。俺らが好きなギャルゲーやAKBももくだらねーけどさ、女子が好きなモノ(少女マンガや恋愛小説やアイドルなど)だってくだらねーじゃん」って。

 キミらが自分たちや、自分たちが好きなモノを“恥ずかしい”と思って、「キモい」とか言われても反論せずに逃げちゃうからさ、余計相手を図に乗らせて、世の中に「オタク=キモい≒性犯罪者予備軍」みたい偏見が蔓延るのを許しちゃうんだよ。
 だから黒沢は、周囲の人にもハッキリ言っちゃうんだ。「マンガもけっこう読むし、ギャルゲーだってやっちゃうよー」ってね。すると相手には「え!?」みたいな感じでギョッとされたりもするけれど、そしたら自分が感動したマンガやゲームの良さを、いろいろ力説しちゃうよ。

 それに黒沢の場合、「ただ二次のセカイが好き」ってワケじゃないからね。堅い本もいろいろ読んでるし、写真を撮るのが好きで、現実の世界でもちゃんと恋愛してきてるから。
 そしてその上で「二次のセカイにも良いモノはいっぱいある」って認めてるワケで、だからヒトからどう思われようと、なーんも恥ずかしくないっス。

 でもね、オタクのホントの一番の敵は、実は二次のセカイに偏見を持つ女子じゃないんだよ。黒沢が実は一番「イヤだなあ」って思うのは、二次好きの男子を頭から差別してかかる男だよ。
 リア充であろうと無かろうとさ、可愛い女の子の絵を見て「キモっ」って思う男子はまず居ないと思うんだ。ギャルゲーはちょっとハードルが高いにしても、可愛い女の子が出て来るマンガだったら、男子ならつい読んじゃう筈だよ。
 初めはマンガなど殆ど読まず、ゲームをやるより先にリアルな女子と付き合ってた黒沢だって、試しに手を出したらついこのセカイにハマってしまったし。だから「二次のセカイは、モテないオタだけのものじゃない」って絶対思うよ。

 じゃあ、なぜ二次好きをバカにする男子が居るかと言うと、結局女子の目を気にしての見栄なんだよね。実際自分でその中身を確かめてみることもせず、「女子にキモいオタと思われたくないから」って、女子と一緒になって、二次好きの男子にキモオタのレッテルを貼って叩いてる
 言ってみればまあ、「オレはリア充なんだゾ」って同じ男に対する優越感にプラスして、「女子に生身のオンナと付き合えないオタクとは思われたくない」って保身、という感じかな。
 男と女は違う生き物だし、考え方や感じ方もかなり違うからさ。だから女子がいわゆる“オタク”に偏見を持つのも、わからないでもないよ。でもその女子と一緒になって二次好きの男子を「キモい」と叩く男どもに対しては、「敵に寝返った裏切り者」みたいな感情しか持てないな。

 ハッキリ言うけど、二次好きの男子は決してヘンタイなんかじゃないから。
 世の中の多くの人に凭れてる偏見通りに、もしオタクがヘンタイだとしたら。
 少女マンガを読む子も、ジャニオタの女子も、アラフォー女性と若い男子の純愛小説wを読む女の人も、韓流スターにハマるオバサン達も、みんな全員ヘンタイだってば。

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