空と虹と恋と

 大好きな写真のこと、そしてゲームやコミックスの話から歴史&時事問題まで、思いつくまま雑多に語ってみたいと思っております。さらに筆者の度重なるイタい失恋話についても、どうぞ憫笑しつつお読み下さいまし。

初心者にも本格派の方にも美味い芋焼酎、つわぶき紋次郎

 酒屋の店頭で、とてもインパクトのあるラベルの芋焼酎を見た。
 透明な瓶に大きくつわぶきの葉が描かれ、そして上の瓶の首の部分に小さくこう書かれていた。

 つわぶき紋次郎 いも

 なぜ「つわぶき」で、「紋次郎」なのか。
 瓶の裏面の商品説明のラベルを見ても、そのあたりについてはまるで説明されていない。
 しかしこの大きなつわぶきの葉のラベルと意味のよくわからない変わった名が、非常にインパクトが強い事は確かである。
 事実筆者も、店頭で見て思わず手に取って見てしまった。

つわぶき紋次郎P1090433

 で、裏面の商品説明のラベルを読んでみると、このつわぶき紋次郎は、黒麹を使用し常圧蒸留で造っているという。
 それを見て、ためらわず買おうと思った。
 値段も千円くらいで、お手頃と言っても良いくらいである。

 このつわぶき紋次郎だが、以前に飲んだ古式にごりを造ったさつま無双株式会社の製品である。
 その古式にごりとは違い、キャップを開けても昔ながらの芋焼酎独特の癖のある匂いは殆ど無い。ただほのかに甘いサツマイモの匂いがするだけである。
 で、飲んでみるとまろやかで甘い。同じ会社の、ほぼ同じ価格の芋焼酎の古式にごりより、このつわぶき紋次郎の方が明らかに甘い。

 と言っても砂糖のような単純な甘さではなく、ふかしたサツマイモのホコホコした心地良い甘さだ。奥行きのある豊かな旨味のある甘さに、飲みながら思わず「美味い」と頷いてしまった。
 匂いはほのかに甘いだけで癖が無く、そして飲んでも甘味と旨味をしっかり感じられる。
 芋焼酎が好きな人だけでなく、匂いが苦手な人にも勧められる逸品だと思う。
 本格的な芋焼酎が好きな男性だけでなく、一般の方や特に女性にもぜひ飲んでみて欲しいと思う。

 調べてみると、このつわぶき紋次郎を造っているさつま無双という会社は、甕壷で仕込んだり、もろみは木桶蒸留器で蒸留したり、伝統的な製法にこだわっているという。
 だからただ厭な匂いがせず甘く飲みやすいだけでなく、その奥に深い旨味とコクも感じる。
 裏のラベルには「初めての貴男も貴女も」と書いてあるが、芋焼酎を飲み慣れていない一般の人や、芋焼酎の独特の匂いが苦手な人でも美味しく飲めるだけでなく、本格派も満足させるコクや深みも充分に持ち合わせている。
 同じように「飲みやすい」と言っても、味が薄っぺらく深みのまるでないあのいいちこなどとは、まるで違うのである。
 だからこのつわぶき紋次郎は、筆者は一般の人にもお勧めだと思うしラベルにも「初めての貴男も貴女も」と書いてあるが、ネットでは本格派向きとされている。

 だが繰り返し言うが、このつわぶき紋次郎は決して臭くない。ただほのかに甘く、サツマイモの匂いが漂うだけである。
 そして飲めば甘くなめらかだ。
 だから店頭でこのつわぶきの葉の芋焼酎を見かけたら、ぜひ試しに飲んでみていただきたいと思う。
 臭くないし飲みやすく、そしてコクも旨味も充分にある。

 最後に、メーカーは裏のラベルに「お湯割り・ロックがおいしい」と書いているが、確かにお湯割りはイケる。甘味と旨味がより豊かに広がる感じだ。
 しかし水割りでも、決して悪くない。味わいが少しおとなしくなる印象はあるが、その分だけスイスイ気持ち良く飲めたりする。
 同じさつま無双の古式にごりはお湯割りが明らかに一番で、水割りだと味も香りも落ちる印象が明らかにあった。だがこのつわぶき紋次郎の方は、お湯割りでも水割りでもロックでも、飲み方を選ばないように感じた。
 そういう意味でも、このつわぶき紋次郎は飲む人を選ばず飲み方もこだわらず、本格的な焼酎好きでも若い女性でも、お湯割りでもロックでも、皆が好きなように美味しく飲める良い焼酎だと思った。

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