空と虹と恋と

 大好きな写真のこと、そしてゲームやコミックスの話から歴史&時事問題まで、思いつくまま雑多に語ってみたいと思っております。さらに筆者の度重なるイタい失恋話についても、どうぞ憫笑しつつお読み下さいまし。

当ブログが、サントリーから告訴される!?

 ヨーロッパに留学したある若い日本人が、向こうの学生生活でまず驚いたのが、ヨーロッパ人の学生同士の激しい言い合いだった。
 で、その言い合いが収まった後で、日本人の留学生は側にいたヨーロッパ人の学生に話しかけた。
「凄い喧嘩だったね」
 すると相手のヨーロッパ人の学生は、驚いた顔で日本人の留学生にこう言い返したそうだ。
「喧嘩? 何を言ってるんだ、ただ議論していただけじゃないか」

 この日本人とヨーロッパ人の感覚の違いが、筆者には実によくわかる。
 空気を読み、皆と同調することを第一とする日本人の間では、「議論=口喧嘩」ととらえている人が非常に多い
 だから日本人は、議論が下手で同じ考えの人達だけで固まり合い、違う考えの人とまともに議論する事すら出来ない人が非常に多い。
 そして批判や反対意見を自分個人に対する個人攻撃や誹謗中傷ととらえ、感情的になって本当に喧嘩をする愚かな人がとても多い

 考えてもみてほしい。
 人はみな同じなのではなく、人はみな違うのだ。
 AさんとBさんでは、考え方や価値観や好みその他がいろいろ違っていて当然なのだ。
 だからAさんがBさんと違う考えを持ち、Bさんに「いや、自分はそうは思わない。それは違うと思う」と意見を言う自由も当然ある筈である。
 しかし日本ではそこで事実に基づいた冷静な議論にはならず、「AさんがBさんに喧嘩を売った」と理解されるのである。そしてBさんは「Aのヤツに自分を否定された」と怒り出し、議論でなく感情むき出しの罵り合いになるのである。
 下手をすれば本当に手が出て暴力沙汰になる事さえあり、そこまで至らなくとも後々まで遺恨が尾を引き、いい大人が「その後はずっと無視したり、イジメたりする」などといった行為に走る事もある。

 筆者はアスペルガーで空気が読めないからか、感覚が日本人離れしているからか、どうしても理解できない。
 AさんがBさんの意見に反対して批判する事が、どうして「Bさんを否定し、誹謗中傷した」事になるのだろうか。
 なぜ日本人は意見や立場の違う人とまともな議論が出来ず、批判をすればすぐ感情的な反発をするのだろうか。
 同じ意見や好みを持つ者ばかりで固まって、異論は自分に対する悪口と見なして絶対に許さない
 そう、違う意見を正当な批判と理解できず、悪口としか受け止められない愚かな人がこの国には多過ぎるのだ。

 このブログを読んで下さっている方はご存知と思うが、筆者はサントリーに批判的である。
 筆者が「こうあってぼしい」と願う酒造りと、サントリーの酒造りに対する姿勢が、あまりにも違いすぎるからである。
 で、幾度かその事についてブログの記事にしたところ、この7月19日にビリーさんという方から、こんなコメントが届いた。
 そのタイトルは『幼稚な考え』であった。

 ビリーさんはそのコメントを皆が読める公開のメッセージでなく、筆者個人に対するメールとして送ってきたので、その是非を皆さんに判断していただく為に、あえてその全文を公開する。

 まず、サントリーはニッカよりも不正はしていない。
 あなたは、自分の狭い知識の中で、狭いウイスキーの中で話しをしているのではない。ただ、サントリーが嫌いという固定観念があるがゆえにゴタゴタ小言を、書いて。結果サントリーが嫌い。実に幼稚な人だかわいそうだ。
 つけ加えると、今スコットランドの蒸留所は非常に品質が悪い。設備が汚い。スコッチより山崎、白州、響、竹鶴等のウイスキーのほうが、世界で通じる洋酒になっているのは間違いない。あなたの舌が悪いのではなく、世界の味覚が、ジャパニーズウイスキーになじんできている。
 サントリーを誹謗中傷すれば、blogで、さえも訴えられる可能性もある。早く消しなさい。


 確かに筆者はこのブログで、サントリーに対する批判を繰り返してきたが。
 ただ筆者は感情のままに罵詈雑言と悪口を浴びせたのではなく、日本消費者連盟やサントリーの元社員が書いた本などの資料に基づいて批判してきた筈である。
 日本も加盟しているマドリッド協定に明らかに違反するポートワインなる怪しげなものを売り続け、ポルトガル政府から激しい抗議を受けた事も。
 少なくとも1980年代までウイスキーにリキュールや甘味果実酒を混ぜ続け、特にあの角瓶などモルト原酒をグレーンアルコールと称する樽熟成ナシのアルコールで希釈し、リキュールで香りづけして売ってきた事もまた、悪口や誹謗中傷でなく間違いのない事実である。

 筆者は前記のビリーさんに、サントリーを誹謗中傷していると言われた。
 ここで誹謗中傷と批判の意味の違いを確認しておこう。
 辞書によれば、誹謗とは「悪口を言い相手を貶めること」で、中傷は「無実の事を言って他者の名誉を傷つけること」、そして批判は「人物・行為・判断・学説・作品などの価値・能力・正当性・妥当性などを評価すること。否定的内容のものをいう場合が多い」とある。

 繰り返すが筆者は、サントリーの負の側面を批判しただけであって、ありもしないデタラメを言ってけなしたわけではない。
 ビリーさんは、筆者のブログはサントリーに対する誹謗中傷と言うが。ビリーさんはその前に、誹謗中傷の意味をもう一度学び直した方が良い。

 筆者はただ、サントリーが過去にしてきた事実を書いたまでの事である。
 だがビリーさんなどのサントリーびいきの日本人達から見れば、その事実を事実として言うことすら「悪口を言い貶めた、誹謗中傷だ!」という事になるのである。
 そう、日本人とはそういう民族なのだ。
 異常に空気を読み合い、他者には同調圧力をかけ、反対意見を言われると「悪口を言われた、個人攻撃をされた!」とキレる。
 だから日本では、批判や反対意見はすぐに感情的な口喧嘩となり、まともな議論ができる人がとても少ない。

 情けない事だし、「これで考えや価値観の異なる他国の人達とまともに話し合いができるのか?」と不安になってくる。

 筆者は正真正銘の日本人だし、日本という国も愛しているが。
 この「批判や反対意見=自分に対する悪口で誹謗中傷」と感じる人が多く、意見や立場の違いを認めて真っ当な議論ができない事を、心から残念に思う。

 例のビリーさんがただ根っからサントリーが好きな方なのか、それともサントリーのウイスキーを扱う仕事をしている方なのかはわからないが。
 いずれにせよサントリーには都合の良くない事実を書いただけで「誹謗中傷で訴えられる」、だから筆者のブログも上から目線で「すぐに消しなさい」とは、本当に笑わせてくれる。

 人間には、大まかに分けて二通りあって。
「訴えるよ」と脅されると、「コワい、コワい」とビビってしまう人ばかりではなく、逆に「おお良し、訴えるなら受けて立とうじゃないか!」と燃えてしまう者もいるのだ。
 サントリーに都合の悪い事はいろいろ書きまくったが、少なくとも筆者は嘘は書いていない。
 その無名の一ブロガーである筆者のもとに、大サントリー様wwwから告訴状が届くかどうか、今からわくわくしている。

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コメント


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今朝は二重に焦りました

いつも日曜の朝、黒沢様の記事を楽しみにしているものです(半年ほど前に黒角の記事でご指導いただきましたが、こちらから返信せずに失礼いたしました)

さて、あの大サントリー様が当ブログを告訴と聞いて、びっくりしましたが、内容をよく読んで一安心しました。当方の楽しみが消えずによかった、、、

それよりも、ogotchさんのBNクリアにはアルコール添加されており、純然たるウイスキーとは言い難いというコメントのほうがショック大きかったです、、、

まじですか?凛やトップバリューと同じなんですか?しかも、原材料表記は嘘ってことじゃないですか?
ニッカは日本のウイスキーの良心を保っていると思っていたのに、、、

きっと、ブラックニッカの名を冠すのに、アルコール添付の表記は避けたんでしょうか?初代ハイニッカはアル添だったのでしょう?表記もきちんとしてたと思います。同じにできなかったのでしょうか?そして、他のBNシリーズにもアルコールが使われてるってことはないでしょうか?どう思われますか?

ニッカネン | URL | 2016-07-31(Sun)12:03 [編集]


失礼しました。

失礼しました。

ブラックニッカクリアの添加につきまして
確定資料が見つからないため、コメントを
削除いたしました。

取り急ぎ お詫び申し上げます。

ogotch | URL | 2016-07-31(Sun)17:02 [編集]


改めて、考えて。

ブラックニッカクリア、に関する
原材料の件について。

改めて、考えて。

気付いたことがあります。

それは「日本の酒税法」上で、
日本のメーカーがウイスキーを
作っている以上。

原材料に「グレーン」と書いてあっても
それが「グレーンウイスキー」なのか、
または「グレーンアルコール」なのか。

確かめる客観的な手段が顧客側に
何もない、ということです。

メーカーが「グレーンウイスキー」と
言っていることを鵜呑みにしようが、
疑って掛かろうが。

確かめる客観的手段が日本のウイスキーに
何も無い以上は議論する以前の話になる、
ということです。

では、ユーザー側として日本以外で
規定されているウイスキー基準を
満たすものを嗜む可能性を上げるには?

結論はシンプルです。

「日本のウイスキーを選ばない。」

コレが最も「ウイスキー」を手に入れる
確度が高い選択になると思います。

是非ご意見を お聞かせください。(礼)

ogotch | URL | 2016-07-31(Sun)20:18 [編集]


Re: 今朝は二重に焦りました

> いつも日曜の朝、黒沢様の記事を楽しみにしているものです(半年ほど前に黒角の記事でご指導いただきましたが、こちらから返信せずに失礼いたしました)
>
> さて、あの大サントリー様が当ブログを告訴と聞いて、びっくりしましたが、内容をよく読んで一安心しました。当方の楽しみが消えずによかった、、、
>
> それよりも、ogotchさんのBNクリアにはアルコール添加されており、純然たるウイスキーとは言い難いというコメントのほうがショック大きかったです、、、
>
> まじですか?凛やトップバリューと同じなんですか?しかも、原材料表記は嘘ってことじゃないですか?
> ニッカは日本のウイスキーの良心を保っていると思っていたのに、、、
>
> きっと、ブラックニッカの名を冠すのに、アルコール添付の表記は避けたんでしょうか?初代ハイニッカはアル添だったのでしょう?表記もきちんとしてたと思います。同じにできなかったのでしょうか?そして、他のBNシリーズにもアルコールが使われてるってことはないでしょうか?どう思われますか?

 こんな身勝手な事ばかり書き連ねている当ブログに目をとめていただき、ありがとうございます。

 で、日本の洋酒業界の規定では、原材料表示のモルトは麦芽のことで、グレーンは穀物の事なのだそうです。
 モルト=モルトウイスキー、グレーン=グレーンウイスキーという意味ではないのです。

 ニッカに、オールモルトというウイスキーがありますが、アレはシングルモルトでもピュアモルトでもなく、モルトウイスキーに麦芽を連続蒸留したグレーンウイスキーをブレンドした、ブレンデッド・ウイスキーです。
 しかしそれでも、原材料表示はただモルトだけとなります。

 原材料にスピリッツと書かれているウイスキーは、コストの安い廃糖蜜(サトウキビの絞りカス)などを原料としたアルコールで希釈したものです。
 実は麦などの穀物を原料とした樽熟成ナシのアルコールもまた、日本の原材料表記ではグレーンとなるのです。

 ですからそのウイスキーの“グレーン”が、きちんと樽熟成したグレーン・アルコールか、それとも樽熟成ナシのただの穀物アルコールかは、「消費者にはわからない」のであります。

 飲んでみて、値段が安い上に妙にアルコールの刺激がキツいな……と感じるウイスキーは、 

黒沢一樹 | URL | 2016-08-03(Wed)15:22 [編集]


Re: 今朝は二重に焦りました

> いつも日曜の朝、黒沢様の記事を楽しみにしているものです(半年ほど前に黒角の記事でご指導いただきましたが、こちらから返信せずに失礼いたしました)
>
> さて、あの大サントリー様が当ブログを告訴と聞いて、びっくりしましたが、内容をよく読んで一安心しました。当方の楽しみが消えずによかった、、、
>
> それよりも、ogotchさんのBNクリアにはアルコール添加されており、純然たるウイスキーとは言い難いというコメントのほうがショック大きかったです、、、
>
> まじですか?凛やトップバリューと同じなんですか?しかも、原材料表記は嘘ってことじゃないですか?
> ニッカは日本のウイスキーの良心を保っていると思っていたのに、、、
>
> きっと、ブラックニッカの名を冠すのに、アルコール添付の表記は避けたんでしょうか?初代ハイニッカはアル添だったのでしょう?表記もきちんとしてたと思います。同じにできなかったのでしょうか?そして、他のBNシリーズにもアルコールが使われてるってことはないでしょうか?どう思われますか?

 身勝手な事ばかり書いている、こんな電脳世界の片隅のブログに目を留めていただき、ありがとうございます。
 サントリーからの訴状は、まだ届いておりません(笑)。

 さて、日本の洋酒業界の規定では、原材料表示のモルトは麦芽を意味し、グレーンは穀物を意味するのだそうです。
 原材料に「モルト、グレーン」とあれば、「モルトウイスキーとグレーンウイスキーの事だろう」と思うのが常識だと思うのですが、日本の洋酒業界では違うのです。

 ですからちゃんと樽熟成したグレーンウイスキーも、樽熟成ナシのただの穀物アルコールも、原材料表記の上では同じ“グレーン”となるのであります。
 随分とふざけた、いい加減な話だと思いませんか?

 原材料表示でスピリッツとあるのは、コストの安い廃糖蜜(サトウキビの絞りカス)など、穀物以外のものから作られた樽熟成ナシのアルコールのみです。

 原材料に「モルト、グレーン」とあっても、そのグレーンがちゃんと樽熟成されたグレーン・ウイスキーか、ただの穀物アルコールなのかは、消費者には判断できないのです。

 ただ、値段が安く、そして妙にアルコールの刺激が強いと感じる国産のウイスキーがあったら、「樽熟成ナシの穀物アルコールを使ってるのかも」と疑う必要はあるでしょうね。

 それにしても、「モルト、グレーン」という表記をそのまま信じられないなんて、日本の洋酒業界は情けないと思いませんか。

黒沢一樹 | URL | 2016-08-03(Wed)15:44 [編集]


Re: 改めて、考えて。



> 原材料に「グレーン」と書いてあっても
> それが「グレーンウイスキー」なのか、
> または「グレーンアルコール」なのか。
>
> 確かめる客観的な手段が顧客側に
> 何もない、ということです。


> 「日本のウイスキーを選ばない。」
>
> コレが最も「ウイスキー」を手に入れる
> 確度が高い選択になると思います。

 日本の洋酒業界の規定では、原材料表示の「グレーン」がきちんと樽熟成されたウイスキーなのか、それともただの穀物アルコールなのか、全くわかりませんからね。
 まさか響やローヤル等に、穀物アルコールを使っているとは思いませんが。
 しかし低価格帯のウイスキーには、樽熟成ナシの穀物アルコールを使っている疑いがあるものが間違いなく存在します。

 日本の酒税法でもウイスキーに樽熟成の義務が無い以上、「日本のウイスキーは避ける」という選択も十分にあると思います。

黒沢一樹 | URL | 2016-08-03(Wed)15:54 [編集]


re:改めて、考えて

失礼いたします

ogocthさま、BNクリアの件では、当方が寝ぼけまなこで少し驚いただけですのであまりお気になさらないでください。コメント削除のご配慮、うれしく思います。
BNクリア、安価に、しかも最低限でもおいしく作るのに、メーカーも最大限の努力をしているのだと、自分は信じていたいです、、、

「日本のウイスキーを選択しない」

一理も弐理もあると思いますよ。日本だけでなく、全体的に値上げラッシュ、、、ただ、スコッチも味が落ちたといままで評判だった銘柄にそのような状況が出てきているのもありますよね。落ち着くまでは、3~4年かかりそうと聞いてます。今後が、今より悪くならないように祈るばかりです。

ニッカネン | URL | 2016-08-03(Wed)16:14 [編集]


re:re:今朝は二重に焦りました

黒沢さま、ブログ主をさしおいて、大変失礼いたしました。

使ってるグレーンがウイスキーであるかアルコールであるかは、メーカー次第なんですね。クリアはグレーンアルコールでも、リッチ以上はそんなことないようにと、願うしかないのですね、、、(大企業さまはどうでもいいです。「古」か「控え」くらいからまともに作ってるようで、、、「コーナー」以下は言わずもがな)

次回のウイスキーの記事には、味が落ちたと言われるスコッチの銘柄についてのリポートなど、できましたら嬉しいです!

タイトルはずばり「これでもジャパニーズを選ばなくなるのか!」とは、お騒がせ過ぎでしょうか?

重ね重ね失礼いたしました!

ニッカネン | URL | 2016-08-03(Wed)16:37 [編集]


日本におけるウイスキーの表示には昔から興味を持っていましたので、私も少しだけ書きます。

日本においては、グレーンウイスキーとグレーンアルコールの違いを定義したものが無いので、「グレーンウイスキー」か「グレーンアルコール」なのかを問う事自体が無理です。

じゃあ、スコッチウイスキーはどうなんだって話になりますが、日本と違うのはウイスキーを名乗るのは3年超の樽熟成を必要とする点だけです。穀物(穀類なら大麦以外も可能って事ですね、現在はトウモロコシが主だと思います)を3年以上樽熟成させたならグレーンウイスキー、そうでないとスピリッツ(グレーンアルコールって用語がスコッチにはありませんから)

ですので単純に問題を言い換えますと
ブラックニッカクリアに使われているグレーンはどの程度の熟成された物が使用されているか?
となると思います。

よく問題にされる処の廃蜜を材料とすると、日本でもグレーンは名乗れず、ブレンド用アルコールかスピリッツ表示になります。グレーンを名乗るには穀類を原料とする事が必要で、これはスコッチウイスキーと同様です。

詳しくは「ウイスキーの表示に関する公正競争規約及び施行規則」をご参照ください。

KAZ | URL | 2016-08-03(Wed)17:05 [編集]


すみませんでした

斜め読みしかせず書き込んだら
私の内容は既にサイト主さんが書いてましたね
屋上屋を重ねるようなマネをして申し訳ありません
すみません

サントリーというか、寿屋なくして日本にウイスキーは誕生しなかった偉大な企業だと思いますが、21世紀のウイスキー会社としては、もう少しお行儀よくしてもらってもいいかなと思う部分があります。

先日、サントリー扱いの某ウイスキーの広告表現で、幾分納得できない物がありましたので、広報に尋ねましたが、それはないだろうという回答がありました。
消費者庁に持ち込むのも大人げないけど、紛らわしい表現がいつまでも残って良いのかどうかと思案中です。

KAZ | URL | 2016-08-03(Wed)18:18 [編集]


簡単な解決策。

感情的にならず、理知的なご返信を
いただきましたこと、皆様に感謝を
申し上げます。

メーカーに関係なく「日本のウイスキー」
に関しての建設的なご意見、ありがとうございました。

こうやって話してみると、実は
「簡単な解決策」があることに
気づきます。

メーカー側が単純に原料欄に
「グレーン(グレーンアルコール)」
「グレーン(グレーンウイスキー)」と
カッコ書きで、付記すれば良いのです。
※要は区別が出来れば構わない。

原料表記に関する法規は付記を
禁じてはおりません。

また使用している原材料を原材料のまま、
表記することに一切の問題はありません。
(事実を事実のまま書いているだけ)

「ウイスキー作り」にプライドを持つ
メーカーさんにとって、大きな宣伝に
なると認識しますし。

「日本のウイスキー」全体にとっても
利益はあれど、損は無いと思います。

損をするのは、ウイスキーではないものを
ウイスキーとして売るような商売をする。

そういう場合だけです。

……あまり、自分の主張をするのも
恥ずかしいですから お盆明けに
このコメントは削除します。(苦笑)

ogotch | URL | 2016-08-04(Thu)10:08 [編集]


re:簡単な解決策

お騒がせしております。

ogotchさま!どうか、お盆明けでも記事削除しないでください!お願いします。

メーカーも見てますよ、少しは考えるかも知れないし、、、

ニッカネン | URL | 2016-08-06(Sat)23:40 [編集]


Re: re:re:今朝は二重に焦りました

> 黒沢さま、ブログ主をさしおいて、大変失礼いたしました。
>
> 使ってるグレーンがウイスキーであるかアルコールであるかは、メーカー次第なんですね。クリアはグレーンアルコールでも、リッチ以上はそんなことないようにと、願うしかないのですね、、、(大企業さまはどうでもいいです。「古」か「控え」くらいからまともに作ってるようで、、、「コーナー」以下は言わずもがな)
>
> 次回のウイスキーの記事には、味が落ちたと言われるスコッチの銘柄についてのリポートなど、できましたら嬉しいです!
>
> タイトルはずばり「これでもジャパニーズを選ばなくなるのか!」とは、お騒がせ過ぎでしょうか?
>
> 重ね重ね失礼いたしました!

 実は私は毎日ブログを更新しているのではなく、一週間に一度まとめてアップしています。
 そのせいで、戴いたコメントに対する反応が遅くなって申し訳思っています。

 西友に、AZDAスコッチという安価なスコッチがあります。
 決して美味いものではありませんが、「3年以上樽貯蔵した、モルトウイスキーとグレーンウイスキーのみで造られている」という、スコッチの最低限の基準をクリアしたものです。
 もしニッカネンさまのお宅の近くに西友があったら、ぜひ試しに飲んでみて下さい。
 この西友ブランドのスコッチよりアルコールの刺激がツンツン来る国産のウイスキーがあったら、それはグレーンにアルコールを使っているか、樽熟成の足りない製品だと判断して良いでしょう。

 ちなみにBNクリアですが、確かに味は物足りないですが、アルコールの刺激はあまり強くないように感じます。
 熟成年数は3年でなく2年程度かも知れませんが、一応グレーンウイスキーを使っているのではないかと思っています。
 ただ、使っているモルトウイスキーの量がいささか少ないのではないか、と思うのです。

黒沢一樹 | URL | 2016-08-10(Wed)15:08 [編集]


Re: すみませんでした

> 斜め読みしかせず書き込んだら
> 私の内容は既にサイト主さんが書いてましたね
> 屋上屋を重ねるようなマネをして申し訳ありません

 グレーンウイスキーに関するKAZさまのコメント、ありがたく拝読いたしました。
 私はずぼらなもので、このブログに寄せて下さるコメントに対する反応が遅いので申し訳なく思っています。
 ですからKAZさまのように知識のある方に参考になるコメントを寄せていただけると、とても助かります。
 今後ともよろしくお願い致します。

黒沢一樹 | URL | 2016-08-10(Wed)15:15 [編集]


Re: 簡単な解決策。


> こうやって話してみると、実は
> 「簡単な解決策」があることに
> 気づきます。
>
> メーカー側が単純に原料欄に
> 「グレーン(グレーンアルコール)」
> 「グレーン(グレーンウイスキー)」と
> カッコ書きで、付記すれば良いのです。
> ※要は区別が出来れば構わない。



> 「ウイスキー作り」にプライドを持つ
> メーカーさんにとって、大きな宣伝に
> なると認識しますし。
>
> 「日本のウイスキー」全体にとっても
> 利益はあれど、損は無いと思います。
>
> 損をするのは、ウイスキーではないものを
> ウイスキーとして売るような商売をする。
>
> そういう場合だけです。

 狡いんですよ、日本のウイスキー業界は。
 サントリーもキリンもウイスキーだけでなくビールも製造販売していますし、アサヒはニッカの親会社です。
 そしてビールでは、ちゃんと原材料に麦芽と書いてありますよね。
 なのにウイスキーでは、なぜ「モルト=麦芽」になるのか、わけがわかりません。

 ニッカにオールモルトというウイスキーがあります。
 モルトウイスキーと麦芽を連続蒸留したグレーンウイスキーをブレンドした、ブレンデッド・ウイスキーです。
 しかし原材料表示はモルトのみで、詳しくない人は「シングルモルトか、ピュアモルトか」と誤解してしまうでしょう。

 ビールではちゃんと麦芽と表記しているものを、ウイスキーではあえてモルトと書き、グレーンは穀物の事だと言い張る。
 モルトウイスキーとグレーンウイスキーについて、消費者を誤認させるような原材料表示をあえてしている。
 日本のウイスキー業界は、今もまだ少量のモルト原酒をアルコールで希釈しているメーカーの味方なのかも知れません。

黒沢一樹 | URL | 2016-08-10(Wed)15:33 [編集]


サントリー関係ありませんよね?
単に黒沢さんにメールを送ってきた人の意見ですよね?
どうも黒沢さんは批判と中傷の区別がついておられないと言う印象を受けます。
因みにサントリーは自社に対する抗議には反応しますが(009の誤表記への謝罪等)、第三者に向けて自社の悪口を広められた場合は(美味しんぼ等)無視する様ですね。

| URL | 2016-08-24(Wed)21:27 [編集]


>日本のウイスキー業界は、今もまだ少量のモルト原酒をアルコールで希釈しているメーカーの味方なのかも知れません。
そうかも知れませんね。
ニッカの竹鶴の様な、ブレンデッドモルトをピュアモルトと称して販売する詐欺まがい商法を許容している訳ですし。
創業者の竹鶴氏は本場のスコッチウイスキーの再現を目指していた筈なのに、英国へのリスペクトがゼロと言う…

| URL | 2016-08-24(Wed)21:42 [編集]


Re: タイトルなし

> サントリー関係ありませんよね?
> 単に黒沢さんにメールを送ってきた人の意見ですよね?
> どうも黒沢さんは批判と中傷の区別がついておられないと言う印象を受けます。
> 因みにサントリーは自社に対する抗議には反応しますが(009の誤表記への謝罪等)、第三者に向けて自社の悪口を広められた場合は(美味しんぼ等)無視する様ですね。

 確かにサントリーから抗議を受けたわけではありません。
 ただスコッチウイスキーの蒸留所の現状に対する言及がある点から、「サントリーのウイスキーを扱う関係の方かな」と邪推して、過剰反応してしまったのです。
 サントリーは「第三者に自社の悪口を広められた場合は無視する」との事ですが、私はサントリーの悪口を広めたのではなく、あくまでも批判をしたつもりです。

黒沢一樹 | URL | 2016-08-25(Thu)15:59 [編集]


Re: タイトルなし

> ニッカの竹鶴の様な、ブレンデッドモルトをピュアモルトと称して販売する詐欺まがい商法を許容している訳ですし。
> 創業者の竹鶴氏は本場のスコッチウイスキーの再現を目指していた筈なのに、英国へのリスペクトがゼロと言う…

 ピュアモルトという呼び方は確か日本だけのもので、ブレンデッドモルトが正しいんですよね。
 ピュアだなんて、シングルモルトよりピュアモルトの方が純粋でより良いような印象を与える名前を付けるなど、何だかインチキくさいですよね。

黒沢一樹 | URL | 2016-08-25(Thu)16:08 [編集]


>ピュアモルトという呼び方は確か日本だけのもので、ブレンデッドモルトが正しいんですよね。
いいえ、英国でもピュアモルト表記はあります。
ただ、グレーンを含まないウイスキー販売の黎明期(呼称が曖昧だった)を除けば、99%がシングルモルトであり、ブレンデッドモルトをピュアモルトと称するのは詐欺的と見なされていました。
そして英国の某蒸留所がブレンデッドモルトをピュアモルト表記で販売した事が切っ掛けとなり2009年施行の改正スコッチ・ウイスキー法により、ブレンデッドモルトを「ピュアモルト」「ヴァッテッドモルト」と称して販売する事が禁止されています。
ニッカも(スコッチでピュアモルトと言えばシングルモルトの事を指すと言う)事情は分かっていた筈ですが、事もあろうに本格的なスコッチウイスキーの再現を目指した竹鶴氏の名を冠する詐欺紛いウイスキーを発売した訳です。

| URL | 2016-08-25(Thu)22:37 [編集]


>、私はサントリーの悪口を広めたのではなく、あくまでも批判をしたつもりです。
もし、サントリーからなんらかの回答(『告訴状が届くかどうか、今からわくわくしている。』)が欲しいのであれば、第三者に向けて批判(『大サントリー様www』『サントリーのウイスキーを扱う仕事をしている方なのかはわからないが』)するのではなく、サントリーに対して直接言われるべきでしょう。

| URL | 2016-08-25(Thu)23:38 [編集]


色々、書かれてますね。(笑)

色々、書かれてますね。(笑)

そもそもブログというのは個人の意見を
不特定多数に発信するメディアですから。

どんな意見を書いても構いませんし、
コメント欄を黒澤氏が開いている以上は
そこに どんな意見を書くのも自由。

私から見れば、この黒澤氏の記事に対し
意見を書き込んだ時点で そもそもが
黒澤氏の掌の上です。

本当にムカついたら、例えば批判先の
会社に対してチクるとか。
(極めて器が小さい行為ですが。)

後は書くことすら敬遠するか。

どちらかでは、無いですかね?

私自身、ずーっと書き込みのコメントを
冷静に見てますが。

論争における本当の勝ちというのは
相手方の意見を、相手方を納得させて
意見を変えさせることを指しますから。

そういう裏付けある論拠を基にした
コメントは正直、極めて少ないので。

酒場でグダを巻くような愚痴レベルの
コメントではなくて、サントリー嫌いの
黒澤氏をサントリー側から論破して
価値を認めさせる。

そういう理知的なコメントが見たいですし
そういうインテリジェンスを感じたい。

それがジャンルを問わず、論戦に
求める私個人のレベルです。

ここで断言しますが、キチンとした
客観的事実を基にして淡々と筋の通った
論理を展開すれば、黒澤氏の性格なら
「確かに それは一理ある」と。

ハッキリ認めると思いますよ。

同じ意見を交わすなら、お互いが
成長するような やり取り。

それを私個人は、したいですね。

ogotch | URL | 2016-08-26(Fri)01:53 [編集]


>私個人は、したいですね。
そうですか。
出来る様になればいいですね。
残念ながら全くできていませんがw
具体的な反論は何も無く「お前のコメントは駄目だ」とただ決め付ける。
ご自分の仰ったことを全否定しておられますねw

| URL | 2016-08-26(Fri)21:31 [編集]


Re: タイトルなし


> 英国でもピュアモルト表記はあります。
> ただ、グレーンを含まないウイスキー販売の黎明期(呼称が曖昧だった)を除けば、99%がシングルモルトであり、ブレンデッドモルトをピュアモルトと称するのは詐欺的と見なされていました。
> そして英国の某蒸留所がブレンデッドモルトをピュアモルト表記で販売した事が切っ掛けとなり2009年施行の改正スコッチ・ウイスキー法により、ブレンデッドモルトを「ピュアモルト」「ヴァッテッドモルト」と称して販売する事が禁止されています。
> ニッカも(スコッチでピュアモルトと言えばシングルモルトの事を指すと言う)事情は分かっていた筈ですが、事もあろうに本格的なスコッチウイスキーの再現を目指した竹鶴氏の名を冠する詐欺紛いウイスキーを発売した訳です。

 詳しい情報、ありがとうございます。
 サントリーに比べ、ニッカは一部のウイスキーファンに持ち上げられ過ぎだという気が時々します。
 確かに竹鶴氏は立派な方でしたが、竹鶴氏の没後、特に某ビール会社の完全子会社になってからは、他メーカーと何も変わらない、売れれば良いという姿勢になったように思えます。
「宣伝のサントリー、品質のニッカ」などと言われていたのは、「今は昔」の物語ですね。

黒沢一樹 | URL | 2016-09-01(Thu)14:36 [編集]


Re: 色々、書かれてますね。(笑)

> そもそもブログというのは個人の意見を
> 不特定多数に発信するメディアですから。
>
> どんな意見を書いても構いませんし、
> コメント欄を黒澤氏が開いている以上は
> そこに どんな意見を書くのも自由。
>
> 私自身、ずーっと書き込みのコメントを
> 冷静に見てますが。
>
> 論争における本当の勝ちというのは
> 相手方の意見を、相手方を納得させて
> 意見を変えさせることを指しますから。
>
> そういう裏付けある論拠を基にした
> コメントは正直、極めて少ないので。
>
> 酒場でグダを巻くような愚痴レベルの
> コメントではなくて、サントリー嫌いの
> 黒澤氏をサントリー側から論破して
> 価値を認めさせる。
>
> そういう理知的なコメントが見たいですし
> そういうインテリジェンスを感じたい。
>
> 同じ意見を交わすなら、お互いが
> 成長するような やり取り。
>
> それを私個人は、したいですね。

 文章全体の意を読み取るのでなく、言葉尻をとらえて噛みついてくるようなコメントを見ると、正直に言って「何だかなぁ」と気分が沈む事もあります。
 ただ、好きの反対は嫌いでなく無視ですから。
 たとえ悪態でも、当ブログが誰かの目に留まり、何らかの感情を動かしたという証拠なのだと思うようにしています。

 それにただ噛みつかれるばかりでなく、建設的な批判をして下さる方や、知らなかった事を教えて下さる方もいらっしゃるので、コメント欄を閉じるつもりは当面ありません。

 

黒沢一樹 | URL | 2016-09-01(Thu)15:26 [編集]


黒沢様の意見について

はじめまして。

おもしろいブログを見つけて、記事の内容にとても
賛同できる内容でしたので、コメントさせていただきました。

黒沢様のおっしゃっていることは全面的に正しく、ニッカもサントリーも関係なく、大手酒類メーカーは不正をしているということは間違いありません。

ウイスキーの原酒量を考えれば日本全国の販売店にいきわたる量があるわけないのです。(世界的視点でみればなおさら)

皆さんがあこがれる山崎、響も同じで実際のところをもうしあげれば原酒がないのにどうしてこんなにも日本全国に流通しているのでしょうか。

また、ジョニーウォーカーは世界で一億本もうれるらしいですがそのブレンド原酒を生産している蒸留所の規模をみればおのずと答えが出てきますよね。

KITA | URL | 2016-10-06(Thu)21:42 [編集]